東京の夏は

いきくるしいね

何十年もココに住んでるけど
慣れるコトはないね

アタシの部屋にエアコンはなく
誰かの形見でいただいた扇風機が不眠不休で働いてくれているのね

寝苦しい

いつもアタシが海に持っていく保冷剤をおかんが桃のお返しで鮭と一緒に山梨に送ってしまい

背中のオデキの簡単な手術つもりだったのに感染病の検索で血とお金とられて

その事をおとんに説明しながら片付けてつつドアに思い切しオデコぶつけて

なんだか哀しくて泣きながらふてくされて寝転んでたら足の甲を二つも蚊に刺されて

ナナメナゴキゲンなのれすきゅう~

ミ~

(iдi)

モノはあるけど
そう簡単に泣けるもん
でもなく
雑多な毎日に埋もれ

“十分に感じる”

ってゆうヤツを
端に追いやり過ぎるのかもね


本文はココから

「なんか、あった?」
先代からのお付き合いのお客さんの言葉に素直に頷くお父ちゃん

みんな大人だから一言でいろいろ理解してくれる
事情を知るお客さんはごくわずか

聞いてくれたのもそのわずかなお客さんで
「秋になったら草津に行こうよ♪」
とその方がマンションを所有する温泉に誘ってくれた

ぜひ違う環境で、お父ちゃんを思い切り泣かせてやって欲しい

今の家庭の中では、なかなか泣けないと思うんだ
私が産みの母親を亡くしてすぐ、この家に引き取られてから泣くコトを禁止された
「泣きたいのはこっちの方だ!」
継母の嫉妬に触れたのだ
心が軋んだ

大人はいろいろ気を遣うコトで商う
気を遣うコトで生存競争に負けないのだ

でも

逆縁を嘆いたって罰は当たるまい
悲しいをこっそり感じたって神様は怒るまい
つか、神がいるなら食って掛かるけどね
「お前の仕事は何なんだ!?」ってね

いろいろこみ上げるけど
それを味わうスペースがナイ…しょぼん