夏目漱石の『吾輩は猫である』と『こころ』を読みました。
小学校高学年か、中学生の時に読んで以来なので、約20年ぶり。
『吾輩は猫である』は、傑作だと思った。こんなに面白かったか?と。。。
そして『こころ』も、名作であることに間違いないと思います。が
”先生”のふがいなさ、というか、めめしさ、というか、なんだか最後のあたりイライラしてしまった
確かに、日本の奥ゆかしさとか、美学的なものは理解できますが・・・
明治の高等遊民のお悩みってうらやましいわ、と思いました。
と、20年の時を経て、こんなに感想が変わるんだ、と発見させられる『こころ』は、やっぱり名作傑作なのだろうなと。。。
共感できたり、共感したくない!って思わせてくれるので。
また10年くらい経った時、読んでみようか、と
手に取るような気がします。