マホメットの気まぐれブログ-G20120306002770220_thum-1.jpg
 
 
久しぶりの更新になってしまい、申し訳ありません。
 
 
日本中が悲しみに包まれた東日本大震災から、気付けばもう 1年が経とうとしています。
 
 
 
宮城県の南三陸町の町職員の女性が津 波に飲み込まれる最後に送ったのは、愛 している婚約者の男性にだったそうです 。 絶対死なない、愛してるって。 地震直後から相手の安否を気遣い、お 母さんに大丈夫ってメールを送ってその 後は婚約者とずっとやり取りしていたそ うです。
 
 アメリカの9.11の時も飛行機の中 から家族にメールを送っていたり、日航 機の墜落の時も家族にメモを残しておら れる人もいました。
 
 人間って最後の時はこんなにもあっけ なくやってきて、どんなに生きていたか ったかと思うと、心が痛いです。 
 
人間100%確実な事は、みんな平等に 最後の時はやってくるけれど、若い人が 亡くなるともっともっと幸せになって年 を取ってから亡くなってもいいはずなの に、まだまだやりたい事ややらなければ いけないことが一杯あった筈なのにと思 うとやり切れない。 
 
この女性は今年の一月にやっと発見さ れて家族の元に帰ることが出来たそうです。ご冥福をお祈りします。 
 
 
 
 
 
 
先日、ザ・ノンフィクション
「老人と犬」というフジテレビの番組を見て久しぶりに心に響いて、深く考えさせられました。
 どうして、人を裏切り騙す事をものとも思わない人間が生きていて優しい人にばかり悲しみが降り注ぐのだろう。
 
 
涙が止まりませんでした。まだ後編を見ていませんが、 川本さんの「自分より人。人に尽くして こその精神」を自分と照らし合わせる とハッとさせられ、涙とともに心洗わ れたと思います。
 
 
 
 
 
 
マホメットの気まぐれブログ-1-1.jpgマホメットの気まぐれブログ-2-1.jpg
 
 
 
 以下フジテレビHPより。
 
東日本大震災による福島第1原子力発電所の事故 により、放射能汚染され、全町避難になった福島県 浪江町。震災が発生する前、その山里に一人の老人 と一匹の老犬が寄りそって暮らしていた。川本年邦 さん、80歳。 田舎暮らしにあこがれ、12年前に東京から移住し てきた。震災前まで彼は水は山から引き、煮炊きは 山から拾ってきたまきを使い、自給自足の生活を送 っていた。そんな川本さんの信条は、宮沢賢治の詩 「雨ニモマケズ」。20代のころから、毎年地元の小 学校に本を寄付し、昔懐かしい映画や幻灯を上映し 、子供たちを楽しませ続けてきた。 川本さんは「人に尽くさなければ、生きている価 値はない」と、断言する。そんな善良な川本さんに 次々と困難が襲いかかる…。 熱心に子供たちのための活動を続ける川本さん。 しかし、家族からは理解されず、とうとう家族とほ ぼ絶縁状態になってしまう。 そんな川本さんをさらなる悲劇が襲う。川本さん は、子供たちや老人を楽しませる活動のために20年 間コツコツ老後の資金をためてきた。しかし、福島  へ移住後、その大切なお金は、詐欺師によって全額 だまし取られてしまうのだ!!
 
一文無しになった川本さんに残されたの浪江町の山里だけ。しかし、その土地も放 射能によって奪われてしまう。引き算だらけの人生…。しかし、どんな過酷な状況に置かれ ても、川本さんは人のために尽くすことをやめない。人は何があれば幸せなのか? 豊か な人生とは何か? その答えは、一人の老人の生き方から見えてくる…。
 
 
 
コメント
 
構成・演出・プロデューサー 東 正紀コメント
 
「リーマンショック以降の不況で、会社は倒産、リストラ、孤独死、自殺の急増。現代の 日本は“引き算”の時代。人々は引き算される恐怖の中、日々暮らしている。そんな時、引き 算され続けても、人のために尽くす老人の存在を知った。私たちは、この恐怖心から逃れ るためには、どうすればいいのか知りたくて、川本さんの生活を1年間見つめることにした 。一人の老人の無垢な魂。それは、東日本大震災後を生きる日本人が、自分の人生を見直 す鏡になるのかもしれない」
 
 
 
 
味谷和哉チーフプロデューサー(情報制作局専任局次長)コメント
 
「“男が日曜の昼間に見る番組を!”という企画コンセプトで1995年に開始した当番組です が、番組をずっと応援して下さる方々のおかげで、1月22日の放送で600回を迎えることと なりました。この16年間“視聴者目線で作ること”を大切に制作してきました。“ドキュメン タリーは客観であれ”と言いますが、それはまやかしだと思います。事実はねじ曲げずに、 単に記録してまとめるのではなく、何を言いたいのかを明確にし、時には主観を入れて放 送しているところが支持されているのかなと思います。 600回記念の作品『老人と放射能』が、ほかの震災の企画と一線を画すのは、本来“日本 の春”という企画で震災が起こる1年前から福島県浪江町で取材を始めていた企画であると ころです。老人は非常に奇特な方で、人のために尽くすのを信条としていましたが、お金 をだまし取られ、すべてをなくしてしまい自然だけを頼りに暮らしていた時に、震災が起 きてしまうということになります。使用しているカメラの特性もあり、すごく自然の映像 がきれいです。あとで震災後の映像と重ね合わせるとこんな自然を失ってし トしまったの かと思いますし、日本人として何が大切か考える良い機会になると思います。この作品は 、原発事故があって、こんな日本人がいたと後々人々の記憶に残る作品だと思います。僕 はこの番組を、すべての日本人に捧げます」
 
 
 
 
 
 
新年あけましておめでとうございます!
 
2012年が始まりました。
 
昨年は、JorDANを応援していただき、 本当にありがとうございました。
 
沢山の皆さんに支えられ、沢山の愛をいた だき、おかげで素敵な一年を過ごすことが できました。
 
本当にありがとうございます。
 
つくづく私は人に恵まれているなって感じ ています
 
この縁を大切に、2012年がさらに飛躍の年 になるよう、向上心を持って頑張りたいと 思います。
 
2012年が、皆さんにとって笑顔に溢れた素敵な一年になりますように!
 
 
 
 
キラキラ輝く一年に!!
 
 
 
 
 
 
石塚麻畝