「沈黙」スコセッシ監督 | まほまほの記

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役者、小泉真穂の出演情報や、日々の徒然を綴っています

2017年1月21日にスコセッシ監督の映画「沈黙」が公開されるらしい。
昨年、映画館の予告で観て以来、気になっていた。
原作は遠藤周作著「沈黙」。
この方の作品と云えば、ご存知の方も多いと思うがキリスト教を題材にした物語。

何故気になっていたかというと、2015年の秋に「ル坂の三兄弟」という芝居に出演させて戴いた折り、この芝居を書くにあたり作者である平林さんが、参考にしているわけではないが、数多く読んだ資料の中で「沈黙」を挙げておられたので、私も演じる上での参考にと、読んでみた作品だからだ。
因みに「ル坂の三兄弟」の舞台は牧師の父を中心とした家族の物語であった。
私の役所はその家族を(意図しているわけではないが…)翻弄するという人だった。

「沈黙」を読んで、「ル坂の三兄弟」がどういう芝居か感じる所があったと同時に、普段時折ふと感じることに通じるモノがあるという発見もあった。
日本人の作者であり、私も日本人であり、だからこそ感じることに思えたが、この「沈黙」を、外国人の監督がどのように捉えたのか興味があり、わくわくする。

スコセッシ監督「沈黙」

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御興味のあります方は是非ご覧になってみて下さい。