kabanai00maxのブログ

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kabanai改め、kabanai00maxです
僕は詩人なので 好きな詩や小説を
中心に書いていこうと思ってます
宜しくお願い致します。
《天空を書ける、大いなる風より》

勇気ある者よ、今こそ心の内にある自由の翼を広げて 夢幻なる世界へ

 羽ばたこう 恐れる必要はない 父なる風はいつも、見守っている


           【天(あま)駆ける詩人:Kabanai】

〇前回の展開
「ミレーネの市民たちを纏めるカルトジの前に現れ
 たのは鷹を連れたアンデス風の少年、フデーロだった」


デルクラル神話⑤フデーロの章4「攫われた姫君」

3ギリモナイ
   使い鳥を連れたこの不思議な少年に、注目を
   する市民たち
東アルバードランの宮殿内
  「まだ子供じゃないか」「でもー、使い鳥様を連れてるぞ」
   ワーワーワー
カルトジ「まあまあ まずはみなさん落ち着いて話し合い
  ましょう、それで少年よ行くと言っても姫をさらった
 太陽の国は天にあるのだぞそこまで どうやって行く
 つもりだ 周囲は100万度の高熱なのだぞ」
N「太陽の国アラーマは地上に直接太陽の光が届かないように
 赤、青 黄 桃 緑の御連(ゴレン)の色の層に阻まれている」
モーモ「チぃっ、太陽の国とは又厄介な」
フデーロ「・・・・・」
声「それなら心配はいりません、もしあなた方が娘を取り返して
  くださるなら、太陽の国を通るとき使うクリームを
 お分けしましょう
フデーロ「モモ、お前 持ってなかったの」
モーモ「俺は最近 打診を受けた 新米なの そんなん
 貰ってないよ」
サナギ「あの声はモァーラ様」
 「おおー、確かに女神さまの声だ」
モァーラの声「フデーロとやら、どうなのです約束できますか」
フデーロ「出来ます、必ず姫様を取り戻しましょう」
サナギ「では言ってくださるのですね」
フデーロ「ただ、その前にエンドラに寄ってからになりますが」
カルトジ「では準備出来次第早速出立してくれ」
N「そんな話し合いがなされている頃、太陽神殿では
 太陽王ラードの側近である蝮の化身ギリモナイが
 野望をはじめ暮らしていた」


〇太陽神殿アラーマ
  地球の33.3万倍もある太陽は表面が約6000℃中心部分は
  1500万℃と言う、信じられないほどの暑さだった
〇地下咎人の牢
  シクシク・シク😢
  牢の中には一人の美少女が閉じ込められていて、それを
  外から蝮の怪物を舐めまわすように眺めている
同・中
ロズマリナ「お願いですから,私をどうかお母さまの元へ
 返してください シクシク・・・」
ギリモナイ「フン、お前なんか小娘には興味はないが、今回の
 事は、俺の野望の為に利用できるかもしれん」
     蝮剣ドロドロスに手を駆ける蝮
 「俺が剣で引けを取ったのは、あの少女だけだからな」


〇回想 一年前 レピアータ競技場
  水龍によって作られたと言う 競技場の腕自慢大会に毎年
  出演していた、ギリモナイは 後一人で優勝という時
  修行の為 その地を訪れていた 赤き髪の美少女ラマォダ(15)
  と対戦することになった
ギリモナイ「なんだ、今年の決勝はどんな兵(つわもの)に当たるかと
  心待ちにしていたが、まさかしょうべんたれのお嬢ちゃんが
  相手とはがっかりだぜ」
ラマォダ「きっきさま、いきなり初対面で しっ失礼だろうが 
 今日はまだ、してないぞ」
  なぜか焦りながら言う ラマォダ
審判イサム「あの早くするように」
ラマォダ「では、これで」
ギリモナイ「ちょっと待て、おまえのそれは木刀ではないか
 出来れば真剣で 勝負願いたい」
   「そうだ そうだ 」
  と、観客
ラマォダ「だって、修行中だから親権はダメってやナホイ様から
 言われてるし・・」
ギリモナイ「ヤナホイだと 確か主と同じ妖精神だったはずでは 
  このおねしょ嬢ちゃんはだれ」
ラマォダ「だからまだしてないって、言うか そのネタもうやめろよ」
  「んなこと、どうでもいいから、早く勝負しやがれ」
   「そうだ、そうだ」
  煽る観客
ギリモナイ「では娘、観客が騒がしいので そろそろ始めるが
  航海しても知らんぞ」
ラマォダ「それは、こっちのセリフだ」
イサム「では両者、見合って見合って・・ファイト」
ギリモナイ「必剣、蝮散弾切り」
 カーン
 ドバーン
  ラマォダの木刀によって、ダイヤモンドの数千倍の強度を持つ
    蝮剣の刃先が折れ、球場の天井に突き刺さる」
 ギリモナイ「ばっバカなっ」
   ババババ、ズバーン
 ギリモナイ「ギヤア嗚呼」
   闘技上の向こうの壁にめり込む蝮
 「ばっ馬鹿な、あの数秒でいくつもの攻防があったぞ」
    ズルズルズル
  へこむから地面に落ちる、頭にたくさんのたん瘤がある蝮
   ジョジョ―
    失神し、垂れ流す
ラマォダ「はっはっは、さすが蝮 先程の発言は これを見越しての
 発言だったのか」
〇戻る 太陽神殿 地下牢獄
ギリモナイ「あの時の少女は一体何だったのか、出来れば二度と
 会いたくねーぜ」
〇東アルバードランの宮殿 外
モルナ「あのフデーロ様、くれぐれもお嬢さまの事
 救い出してくださいね」
フデーロ「あっああー任せろって、ではカルトジ様
 行ってまいります」
カルトジ「ああっ、言っこい 勇者ヨ」
  ・・・フデーロ、使い鳥見習いモモ、頼みましたよ
  宮殿の奥からではなく、心の中に聞こえてくる
  モァーラの声
モーモ「では、行こうか、フデーロ」
   バサッバサッバサ」
  飛び立つモーモと勇者フデーロ とそれを見送る
   ミレーネの人々だった

AKB48☆アイドル伝説!!

言い訳メイビー

RIVER

誰がのために

フライングゲット

恋するフォーチュンクッキー

風は吹いている

ポニーテールとシュシュ

真夏のSounds good!

飛べないアゲハチョウ

おしべとめしべと夜の蝶々 - 河西智美 大堀恵 

365日の紙飛行機 山本彩

 

〇前回の展開
「エルフの国とミレーネの国境近くで地母神ラホメル
 モァラの娘が攫われると言う時代が起きる」


 デルクラル神話⑤フデーロの章4「攫われた姫君」

  2嘆き
〇ミレーネ  中央  ジルバ通り  マーラー神殿
モァーラ「遅い、もう帰ってきても良い頃なのに」
     ラホメルモァーラは、娘の帰りが馬鹿に遅い事を
     心配していた所、姫様が攫われたらしいと言う噂が
    周囲から聞こえ、てきました最初は間違いかもしれ
    ないと しばらく待ってみましたが やはり何の連絡もなく
    困り果てていると、侍女のモルナが血相を変えて
 「大変です姫様が太陽神に攫われました」
   と宮殿に飛び込んできた、その声を聞くなり
   モァーラは神殿の外れにある洞窟(岩戸)に
    太陽神への抗議の為 喪服を着て閉じこもってしまった。
〇ある農村部
   親子連れのトロール達が畑に 朝立ち草(そう)と
  女尻草(お尻くさ)の種を植えている
父トロール「いいかこんな具合に、4・5センチ空けて
植えるんじゃぞ」
子トロール兄「うん分かったよト―たん」
子トロール妹「バッチリだよ」
   別の所では祭りで踊る 妻ウズメが刈った 
 ばかりの大きなスイレンの種を蒔いていた
   ドドードーン
  所が晴天の空が突然乱れ、一面の植物や木や草等
 は段々い彼枯れてしまった
  なので纏っていたスイレンは忽ち涸れ果て
  ヤマノウズメはた裸になって しまった
子トロール兄「とっ父ちゃん草や木が枯れちゃったよ」
子トロール妹「なんでー」
アラカンドラ「これは・・何かの前触れでなければいいが」
  現象を見て、不意に呟く父
〇 東アルバードランの宮殿
    東の地方には舞踊の神アルバドランが造った宮殿に
     政府団代表のカルトジが住んでいました
カルトジ「皆さん遠い所集まっていただき感謝します
   ご覧の通り、地母神様がお隠れになって以来
   徐々に食物は枯れ続けています、今はまだミネーネの
   一部に限定されてますが このままの状況が続けば
  ミレーネばかりか不思議界全体にも、及ぶかもしれません
  それ故わが政府軍は不思議界中に、ロズマリナ姫を
 救出できる勇者を募ろうと思います」
  ワーァァァー
   集会は拍手喝采で国民に迎えられ、、全国に
   勇者を募る
〇・ 南エルフ国とミレーネの境い ジャバラ村
  ピーヒャララー♫
 青い三角帽子を被った、羊飼いっぽい少年が
   歩きながら角笛を吹いていて、その美しい音色に
 村の子供たちがに周りに集まっている
レン♂「お兄ちゃんはエルフなの」
ピロティ♀「ねえ、それなんて曲」
フデーロ「この曲、これはおいらの故郷に
  昔から伝わる曲なんだげど、残念ながら
  題名は知らないんだ」
ローラ「ふーんそうなんだ!」
モーモ「トンビがくるりと輪を書いた(鷹だけどさ)」
  上空を常にモーモが旋回し、集まった人々から
  情報を集めていた
  ババババババーン
「ギャオー」
     そこに馬と鹿が合わさった様な3メートルもある
     怪物が村人達を薙ぎ倒して、こっちぬ向かってくる 
ボレル♂「おっ、おい まずいよレン、あいつ
   こっちに向かってくるよ、逃げなきゃ」
フデーロ「大丈夫」
  ピィーィ♪
     そう言って少年が指笛を吹くと 旋回してたモーモが
   出番とばかりに舞い降りてきて 怪物の目玉を突っつく
 クレジモス  「グワーンモー」
フデーロ「よし今だ」
  スウッ
 スパン
バッターン
     取り出した短剣で、忽ち怪物が真っ二つになる」
  「うわあああ凄いや」
     これには子供ばかりか、周囲の大人達も歓喜の声
     を上げる、この不思議な少年こそ 後の勇者フデーロだった


〇 二週間後東アルバードランの宮殿内
  宮殿の中では階段の付近の集まった村人たちが
  勇者が現れるのを今か今かと待ちわびている
カルトジ「ええい、まだ勇者殿は現れぬのか この街
  以外にも植物や田畑が枯れ葉て もはや一刻の猶予も
  無いと言うのに」
サナギ「そうイライラしないでください、きっと勇者
 様は来てくださいますって」
  南之(みなみの)に住む妖狐(ようこ)である妻
  早苗が、そう言って、イラつく夫をなだめる
 ガラッ
  その時、入り口の扉が開き、外の光が宮殿に
  入り、やがてその視界に少年のウ型が移る
イスカ「ばッバカな、まだ子供ではないか こんな
 子供に姫様を救出すると言う大役を任せられるか
 冗談も顔だけにしろ」
  そうだそうだ
  副官の イスカ・レシアン♀は、そういって
  周囲の参道を仰ぐ
カルトジ「沈まれカリス、彼をお呼びしたのは私だ」
モーモ「そうこれは冗談じゃないのさ」
イスカ「こッこの鷹は・・・、もしや使い鳥様かッ
  するとこの少年は」
フデーロ「南谷の勇者フデーロお呼びにより参上した」
    つづく

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次回 デルクラル神話⑤フデーロの章4「攫われた姫君」

4ギリモナイ

 「太陽宮殿アラーマには 太陽霊神ラードの側近

  の蝮の化身ギリモナイがいた」

真実の尻
「ミレーネの国境 レビア街にある、真実の尻は

 かつて残虐の王に 騙され罪や嘘を隠ぺいし

 追放された 泡姫 シャルル・マホの逸話によって

 作られた遺産と言われる、腕を突っ込み 引いたり

 押したりを繰り返すことによって、未来が見えると言う

 なお罪を着せられ 追放された マホ姫はその後

 罪びとたちの庭園でAⅤ奴隷として過ごしたと言われる」


デルクラル神話⑤フデーロの章4「攫われた姫君」1誘拐

手や指やその他を入れると未来が見えると言う

 

「フデーロとモーモはエルフと ミレーネの国境にある 
 レビアと言う、大昔にこの国を襲った水龍レビュアタン
 に由来させるを訪れていた」
〇レビア
  古代ヨーロッパの田舎を連想される町の中央には
  未来が見えると言う 真実の尻があった
フデーロ「へえ、真実の尻か  何々 未来が見えるって
 こりゃ面白い、早速試そう」
モーモ「・・・おい何 俺で試そうとしてるんだ、抜けなく
 なったら どうすんだよ」
フデーロ「あっ悪りぃ悪りぃ」
モーモ「こらまてフデーロ、そんなことで誤魔化せ
 ないぞ」
フデーロ「フフん、追いつけるもんなら 追いついてみやがれ」
  そう言いながら追いかけ合うフデーロとモーモ、やがて疲れて
 泉のそばにある小屋で眠りにつく
〇ミレーネ  中央  ジルバの町
    ここ舞踊が盛んな国ミネーネでは、まもなく始まる
   viveres zA ラザ(作物祭)の準備で大忙し
   大地と農作の女神ラホメル・モァーラもミレネの
     街の中央の白くて小さな神殿で八歳になる娘
     ロズマリナと一緒に飾りつけをしている

同・マーラー神殿内
ラホメ「ミレ(ロズマリナの愛称)もうすぐラザなので
     神殿の中央に飾るアウトビの花をとってきて頂戴」
ロズマリナ「アウトビ?ああッ、あの何十年に一度しか
     咲かないと言うヒヤシンスに似た不思議な花ね  
    それなら私咲いてる所知ってる」
     そう言うと侍女のモルナを連れて出かけるミレ
ラード「ハイヨー、進めよ馬車よ」
    丁度その時、太陽霊神ラードがこの街に
    来るとこだった、日の国アラーマに住む彼は
   早朝になると空飛ぶ馬と鹿が引く馬車で西から上り
 夕方東の方へ消えていくと言う 毎日を日課としていたが
 今日はどう言う訳か、下界に降りて見ようと言う気になり
  降りた所が偶然にジルバの町だった
〇デーメーテルの草原
     母なる大地と言う意味を持つこの草原には体と心
     を洗う小さな泉がある


ロズマリナ「あのさーモルナ 私ひと浴びしてくるから
  モルはここで見張ってて頂戴」
モルナ「ちょっちょっと、お嬢さまー」
ロズマリナ「じゃー頼んだわよーヨロシクー」
モルナ「モーお、仕方ないんだから」
〇バレラの泉
  ジャッブーン
ロズマリナ「うわぁ、なんて気持ち良いんだろ
   この泉 病みつきになりそう」
     裸になって水を浴びるロズマリナだったが
     その光景をラードが偶然見ていた
ラード「うッ美しい娘じゃ 吾輩気にいっちゃた」
    キャーッ
   一面中に響く悲鳴
〇小屋
  フデーロとモーモはモルナの悲鳴を聞いて、何事かと
  飛び起きる
フデーロ「何だ今の悲鳴は」
モーモ「フデーロ,大変だぁ 女の子が攫われてるぞ」
フデーロ「よし、追おう」
モーモ「デカ変身」
2,5倍ほどの大きくなるモモ
 ビューン
同・上空
ラード「ムっあれは使い鳥、何でこんなところにいるんだ
 ブワー
ロズマリナ「誰か助けてェ」
フデーロ「かっかわいいっ」

  馬車からチラと見える少女を見て、顔を染めながらそう言うフデーロ

ーモ「おいおい、フデーロそれは後にしろ」
   窘める、モモ
 火の馬車チャリオの上部から燃え滾る 太陽光線 
 サンライトスパークが 放たれる
  ビビーン
フデーロ「あっちゃチャチャチャ、なんじゃこりゃー」
 バーン
モーモ「これは太陽光、すると奴はって こんな事考えてる

 場合じゃなかった」
 ドバーン

 急降下し、バランスを崩して落下するフデ―ロを追うモモ
モーモ「キャッチ」
   地面スレスレで、キャッチする
フデーロ「なっ何とか助かったぜ」
モーモ「それにしても 何故太陽神が誘拐なんかするんだ」
フデーロ「俺はなんとなくわかる」
モーモ「なるほど 何とか患いか、しかし攫われた人によって
 下手すれば、大ごとになるぜ」
  つづく

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次回 

デルクラル神話⑤フデーロの章4「攫われた姫君

2嘆き

〇前回の展開
「遂に怪盗マリ・チェン一味とパレクス
 政府軍との戦いが、始まった」


デルクラル神話⑤フデーロの章3少女と砂虫Ⅲ真実の心
 「ウガーァ」
   巨人族のマリ・チェンの咆哮によって攻撃が始まる
パレクス「それーかかれィ」
 「オーォ」
タコ・ゾルガ「ギアー」
 バンバンバン
「ウォーオオオ」
  巨大なタコの足に吹っ飛ばされる兵たち」 
アムチャ「必殺クリームパンチ イチゴ パンチ そしてとどめの

 ドラゴン キックだ」

 バシーン
  オークやカーが達に当て身を食らわした後、タコに
  向かってドラゴンキックを放つアムチャ

    タコ・ゾルガ「ブォー」
アムチャ「あーべとべとですゥ」
  タコが吐く墨を受けて、失速するアムチャ
カンカンカンカン
おかま天狗「ほらほら、どうしたさ、そんな事じゃあ
 あたいの、剣を交わすことは出来ないわよ
パレクス「チっ、おかまの癖に やりやがる」
マリ・チェン「オッと、そいつはこちらに渡しな
 小っちゃい お嬢ちゃん」
マリリ「イヤだ、このオルゴールは私のだから あんたなんかに
  渡さないもん」

アラジンは違う世界では ヤハーウェの名で呼ばれ

 光から熾天使の長 ルーシファーを生み出している


 ブスッ
 「まっ魔女様、一体何を・・」
魔女ブゥーニー「残念ながら わしの目的は このオルゴールじゃ
 なくて 時の玉手箱じゃ、お前の役目はこれまれじゃ」
マリ・チェン「オノレー魔女 ァあああ」
 ブワーッ」
 黒い靄に包まれて、もがき乍ら消える マリ・チェン
魔女ブゥーニー「ではさらばじゃ ここでタコにでもく言われる
 とよい じゃーバイなら―」
アムチャ、「お前がな、ハンマーパンチ」
魔女ブゥーニー「ウォーお」
  パンチを受け タコの付近に飛ばされる 魔女
タコ・ゾルガ「おまえ 僕に食べられたい」
 足の一つと吸盤で魔女を口の中に運ぶ、タコ
魔女ブゥーニー「やッヤメヌカ、ビビデバブで ブーゥ」

タコ・ゾルガ「ウギャ―ァ」
    魔女の呪文で 光と共に消えるタコ
  その間に、地面に落ちたオルゴールを拾うマリリ
魔女ブゥーニー「フふふっふ、再びふぃりだしに戻ったな」
   パレクス軍も91人の盗賊団と一進一退のようだった
マリリ「どうしよう、どうしたらいいの」
デルモ・グリス「大丈夫マリリ、後はバクたちに任せて」
 バミューン バミューン
  そう言うと デルモ・グリスは声を伝達して付近の仲間
  を呼び その波動を天に向けて放った
 バミューン


  ドドド―ン
   すると、立ちどころに天空が唸り、光と共に3面の顔に12枚
   の翼を持った、美と創成の女神オルディナスが現れる
    それを遠くから見ていた移動中の住人たちは 女神の登場に
   一斉にひれ伏した
オルディナス「私の名はオルディナス、盗賊一味 もう争いはおやめなさい
  かっ」
魔女ㇷ゚ーニー「うっまっまぶしい、なんだこの光は 心が癒されるようだ」
  光と共に消える盗賊たち
マリリ「悪い人達、みんな消えちゃった」
ユウウ「おおマリリ、こんなところにいたのかい 心配したよ」
マリリ「お母たん」
  抱き合う二人
ゲジゲジ大臣「これで、終わったゲスね ブッハ」
  ゴホッゴホッ、ゴホッ
  相変わらず臭い息を吐く、大臣に困惑気味の住人達
オルディナス「住人たちよ良くお聞きなさい、ここにいるデルモ、グリス
 達は、私とゲジゲジ大臣との間に生まれた200匹の子供たちなのです
  どんな生き物にもいい面と悪い面があります 、ゲジゲジはこう見えても

 純情な男なのですよ フフフ、これからはあらさがしではなく、出来るだけ

 いい面だけを見るように心がけなさい」
  ドローン
 そう言うと 時空に消えて行く 女神と大臣
 デルモ・グリス「お母さま、また来てくださいねバミューン」
N「それ以後砂漠の王国には平和が蘇り、戻ってきた住民たちは
 砂虫たちを受け入れ、仲良く暮らしたのでした ただ一つ
  ゲジゲジ城付近の住民たちは 臭い息を吸い込み 臭い物を
  紗ぶり抱かれる女神とゲジゲジ大臣との妖音(かいおん)と
 イきまくる女神の声に悩まされるのであった」

〇戻る 宿屋マドリアル
モーモ「ふーん、女神さまも相変わらずだな」
フデ―ロ「そっ、そうだね 僕はまだ
     会った事無いけどさアハハハ」
   翌朝デノムから メンテナンスを頼んでいたセルゲィアの剣を
   受け取った フデーロとモーモは、故郷への旅を続けるのだった

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次回 デルクラル神話⑤フデーロの章4「攫われた姫君」
 「フデーロとモーモは立ち寄ったミレーネの泉で
  娘が太陽霊神に、誘拐される場面に遭遇する」