鳩山由紀夫首相は31日、政府の郵政改革案が「官の肥大化」を招くと指摘されていることについて「杞憂(きゆう)にすぎない。(ゆうちょ銀が)地域の金融機関と共存共栄できる状況を作り上げていくことは十分に可能だ」と反論した。首相官邸で記者団の質問に答えた。首相は「郵貯、簡保は10年間で100兆円ほど資金量が減り、大変厳しい状況だ。何らかの公的な役割を持たせた形にしたい」とも語った。

 また国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相は同日、都内で記者団に、ゆうちょ銀の預入限度額引き上げに異論を唱えた仙谷由人国家戦略担当相について「(仙谷氏が推進した限度額引き下げは)5年前の話だ。民主党は180度変わった。仙谷氏は1周遅れ、2周遅れだ」と批判した。

【関連記事】
首相「郵政改革、閣内バラバラではない」
鳩山首相、郵政改革案は「唯一のやり方だ」
日本郵政、10年度は減収減益計画 収益改善へ課題山積
郵貯資金で太陽光や電線地中化 亀井氏、“流用”で具体策 
郵政決着、小沢流戦術が影響 参院選にらみ「郵政票」に軍配
あれから、15年 地下鉄サリン事件

殺人 鉄工会社社長に複数の刺し傷 北九州(毎日新聞)
<下妻市長選>前副市長の稲葉氏が初当選 茨城(毎日新聞)
<学生将棋選手権>早稲田大Aが優勝…団体戦(毎日新聞)
雑記帳 「ぽん太」使って樹木内部簡単に診断 島根・出雲(毎日新聞)
元家裁書記官詐欺事件で懲役11年の判決 さいたま地裁(産経新聞)