市内まで1本で行ける地下鉄のエアポート・メトロ
チケット売り場は旅行客で行列が出来ていた
私の番が来て
降車駅のニューデリー駅1枚と告げ
Rs500札を出して
お釣りとトークンという
コイン状の切符を受け取る
お釣りを改めてみると
あれ?
思ったより高いな
というかお釣り誤魔化されたと思う
本当はRs60なのにRs170も取られてた!
終点のニューデリー駅まで4駅
19時半頃地下鉄に乗り込む
20時前に終点ニューデリー駅到着
ほとんどのお客はインド人で
そのまま同じ駅で乗り換えの方に向かった
地上に出て
ここからが勝負
到着した地下鉄ニューデリー駅周辺には宿はほとんどない
宿があるのは地下鉄から100mぐらい先にある
国鉄のニューデリー駅の向こう側
つまり国鉄ニューデリー駅を越えなくてはいけない
最初は迂回する道路で行こうと思ったけど
ニューデリー駅を越えたほうが早いと言うインド人がいて
それに従ってしまった
それが最初の失敗
ニューデリー駅に近づくと
駅の中に入るには荷物検査が必要だった
検査を受けようとすると
チケットを持っていなくてはダメだと言う
仕方なく他のところに行くと
そこでは駅の向こう側はイスラム教徒エリアだから
行くことは出来ないと言う
これは嘘
そんなのはない
でもここでも通り抜けさせてくれない
強引に行きたいところだったけど
本当にテロもあった国なので
銃を持っている警備員も大勢いる
もし大事になったらと思うと行けない
駅前のオートリクシャー(タイのトゥクトゥク)の運転手は
デモがあった(これも嘘)
Rs20でどうだとか言っている
駅の方に行くと
やっぱり通してくれない
そうすると荷物検査の係員が
こっちだとトゥクトゥクの方へ連れて行き
運転手になにか言っている
これに乗って向こうに回れと言って
私もしょうがないと思い乗り込んだ
大失敗の始まりでした・・・
トゥクトゥクの運転手は世間話や
インドは危ないとか言っている
そう言いながら遠回りしていやがる
最初に停まったのが暗い道
そこで自称警察官が登場
財布から身分証明書らしきものを見せて
あのエリアに入るには証明書が必要だと言う
そのエリア
メインバザールと言いますが
それはどっちと聞くと
この奥だと暗い路地の方を指さす
何嘘ついているんだと思ったけど
本当にかと改めて聞いてもそうだと言う
運転手は許可証をもらいに行こうと言う
許可証はDTTDCという公的な機関が出すと言う
着いた先はDTTDCの看板と
ツーリストインフォメーションと英語で書いてあるけど
外からは中が見えない建物
中で許可証もらってきてと運転手
荷物を置いては行かず
すべて背負って
中でも座ってという男を無視して立って応対
泊まるホテルを言うと
ネットでここかと
そうだと言うと
電話で確認すると言う
名前を言うと
それではわからないと言う
また嘘かよ・・・
やり取りして
日本で予約した分は返金すると電話口の声
いったん切って
もう一度電話していいかと尋ねると
いいと言うので
ホテルの電話番号を
途中までで止めたら
先程と同じ男が応対してきた
内線にしか通じない電話かよ(笑)
いい加減詐欺に付き合うのもイラついてきたので
そのまま建物を出て
どうした
ちょっと待てと言う運転手を無視して
流しのトゥクトゥクに乗って
ニューデリー駅のメインバザール側と言って
その場を立ち去った
大体場所はわかっていたけど
この詐欺集団の場所はコンノート・プレイスの曲がった道路の一番外側
メインバザールとの中間ぐらいにある
本当のDTTDCはコンノート・プレイスから延びる大通り沿いにある
偽警官の言うメインバザールとは逆方向に本当のメインバザールはあった
駅前で降りRs30を渡すと
少ないと言ってRs100(約170円)を要求
しょうがないと支払う
後でわかることだけど
それほどぼったくってもなかった
1時間かかって本日の宿
The Nestに到着
迂回の道のすぐ近くだから歩けば良かった
メインバザールで1万円を両替Rs6000に
夕食はCafe Cornerで
メニューはインドの定食ターリーのみ
普通のターリーRs60(約100円)
ベジタリアンなのでちょっと安い
チャパティーを千切って具を包んで手で食べる
インドのカレーだ!
つづく