全部を書くと、牌譜見て勉強する人がつまらないかもしれないので


ここでは南4局のみ記載。



2戦終了時のポイントが以下


多井プロ : 28.0 + 16.9 = +44.9



川原さん : ▲3.7 + ▲17.7 = ▲21.4



西山さん : 7.0 + 31.0 = +38.0



桐谷選手 : ▲31.3 + ▲30.2 = ▲61.5





南3局が終わった時点での各自の点棒と総合ポイント


多井プロ : 40500点   25.5 + 44.9 = +70.4


川原さん : 30100点   5.1 + ▲21.4 = ▲16.3


西山さん : 24900点   ▲10.1 + 38.0 = 27.9


桐谷選手 : 24500点   ▲20.5 + ▲61.5 = ▲82.0 



一見、多井プロと西山さんは離れている様ですが、


多井プロをまくれば逆転なので、8000点直撃でいい。


ハネツモだと600点足らないので、とにかく8000点直撃がテーマ。


それか4000-8000のツモ。






南4局  南家:西山さん  ドラ:⑤   9巡目 以下の牌姿でリーチ


三四五七八九③④⑤⑥⑥34   ツモ:5   3000-6000



ハネツモでは足らないことはわかっていたはずなのに、


2着の順位変わらずのアガリ。


西山さんの逆転は5を多井プロから直撃なんですが


リーチをかける前の多井プロの牌姿が以下



七八九②②⑨⑨899白白白



9巡目の時点での関連牌の残り枚数ですが、


②も⑨も7も一枚河に出てきておらず、9が唯一一枚出ているだけ。


ということはある程度、多井プロも前に出てくると思われる。



東家の河原さんの牌姿が9巡目で以下(7巡目で聴牌)



二三四⑥⑦⑧66中中  発(ポン)



西山さんの高目の5は川原さんと桐谷選手が一枚ずつ切っている。


もし、西山さんがリーチをかけなかったら、


10巡目に多井プロは5をツモっているわけです。


リーチと言われれば、当然オリるわけですが


発声がなかったら、この5は私は出ていたと思います。


終局後の西山さんさんのコメントで “5は多井さんからは出ないから”


とのことでしたが、リーチと言ったら絶対に出ないです。


もったいないですね~


可能性が少しでもある限り、諦めて欲しくなかったですね。


諦めたら、当然勝てないです。


この牌譜を見れば、5は多井さんから出たんじゃないか?


って思うのは私だけじゃないはず。