2011後期プロリーグ第3節。


3節は2節までの総合ポイント、上位4名、下位4名に分かれて対局。


対局者は今田プロ、白石プロ、廣田プロ。




既に廣田さんがブログで書いていてくれたので


廣田さん自身の牌姿がわかるので、私としては助かる。






【1回戦】  今田プロ - 白石プロ - 廣田プロ - 岩村




東1局  南家:白石プロ  ドラ無し   


一二三①②③⑤⑤12367   ロン:5   岩村より3900点和了



勿論、3900点なんですが、どうしてリーチじゃないんだろう?と


全体河を見る。悪くはなさそう。


聴牌したばっかりで13巡目か14巡目で残りが少ないということ


なのかな~? と考える。






東2局  西家:岩村  ドラ無し  カンドラ:三   


                            以下の牌姿でリーチ


一二55588⑦⑧⑨   七(暗カン)   ツモ:三   1600-3200



散家のドラ無しで愚形ということで、本来はリーチしないのですが


七を暗カンしたらマチがドラになったのでリーチした。


ただ、こういうリーチはいいことない場合が多いですけどね。。。


リーチ後、四を三枚切ることになり、やっぱりダマだったな~


と思っていたら、意外にも三ツモ。






東3局  ドラ:一  東家:廣田プロ


五六七3345  九(ポン)  中(ポン)   


                    ツモ:6   500点オール(+R×3)



同局  南家:岩村   以下の牌姿で先制リーチ


三四五六七八③④34599



高目の⑤東家:廣田プロが序盤に一枚切っているだけ。


ツモ:六でリーチをかけるわけですが、


今田プロに入り目を打たれて追いかけリーチ。


それを廣田プロがポンしてアガりと、点数以上に感触がいいアガり。





東3局  1本場  北家:白石プロ   ドラ無し  裏ドラ:④

   

                            以下の牌姿でリーチ


②③④23555?????   ツモ:1   1000-2000(+100)



3巡目のリーチだし、自分の手牌も1面子もなく


ガタガタなんで完全オリ。




東4局  東家:岩村   ドラ、裏ドラ無し


四四六六七七八234456   ロン:八   今田プロより12000点和了



南家:今田プロより仕掛けが入っており、生牌の東が打てずに


手を進めるわけですが勝負手になったんで東を打つ。


かなりの好感触でアガれました。


この時点では今日で2節分までのマイナスポイントは返して


プラスの世界に突入だと思ったんですけどね。。。





東4局  1本場  西家:白石プロ  ドラ無し


⑥⑥⑥46?????   ③②④(チー)  

 

                        ツモ:300-500(+100)



カンチャンをチーするのはいいんですが、残りもカンチャンなんで


私はチーはしないんですが、でも実際はいいアガり。


私はこの時、12000点の一向聴だったんで


聴牌すればリーチとは決めていたんですが、うまい具合に白石プロに


さばかれたという感じです。


こんな感じでプロリーグは叩かせてくれないですね。





南1局  北家:岩村  ドラ:六


六六⑥⑦123456789   ロン:⑧   今田プロより8000点和了



筒子って、もの凄く場況的に良くて、私のアガリは時間の問題だと


かなりの自信を持って考えていました。


こういう本手がいいところで待てるっていうのが調子の良さを


感じさせます。





南2局  ドラ:九  裏ドラ:三   西家:廣田プロ 

  

                           以下の牌姿でリーチ


三四五七八③④⑤678??   ロン:六   岩村より8000点和了



私は牌姿は一色形ではなく、普通のタンピン形なんですが


これまでの調子の良さからブクブクにしていました。


正直、今田さんには勝負に行こうと思ったのですが、


廣田さんには慎重になろうと決めていました。


リーチ後のツモも無スジをバンバンツモってくるうえに、


安全牌もなくなってきたというところワンチャンスを頼っての放銃。


こういう放銃、良くないな~





南3局  東家:廣田プロ


①②③⑤234789???   ツモ:⑤   500点オール(+R)





南4局開始時点での各自の点棒状況


東家 岩村 : 43200点     南家 今田プロ : 2600点


西家 白石プロ : 34600点     北家 廣田プロ : 39400点




その差、3800点。


3900点どころか1人聴牌でも順位が入れ替わってしまう。






南4局  ドラ:④   北家:廣田プロ


九九西西  発(ポン)  二(ポン)  南(ポン)   流局   2人聴牌




同局  東家:岩村


一一三五?????????




南ポンが入った時点で萬子の混一色は想定つくのですが


聴牌を組みなおした後は、危ない牌を持ってこなかったので


ここらへんは幸運でした。


南ポン、二ポンまでは勝負に行こうと思ったのですが


ただ、発の三副露の後に危険牌を持ってきたらオリと決めていたので


やっぱり今日はツキがあると感じていました。




南4局  1本場  ドラ:1  裏ドラ:②   以下の牌姿でリーチ


②②123789南南???   ロン:②  

 

                  廣田プロより12000点(+600点)和了




私のリーチに白石さんが⑤とか押してきている為、


白石さんの現物の②及び三枚切れの①という状況だったので


廣田さんが打:②  


四枚目の①が裏ドラ指示牌にありと、この1戦目はかなりツイている。





南4局  2本場  ドラ:4   西家:白石プロ  

 

                      以下の牌姿で追いかけリーチ


①②③③④⑨⑨234456   ツモ:②   2000-4000(+300)(+R)




同局  東家:岩村  先行リーチ


四五六④⑤⑥⑧⑧⑧56発発



四五六④⑤⑥⑦⑧⑧56発発の一向聴からツモ:⑧で聴牌。


途中456の三色になるとも思わず、一枚目の発もスルーし


途中までは発も落としていこうと思っていました。


こんな感じでこれまで調子いいので、発を副露して1500点というのは


好調さを自ら絶ってしまうので、こういう仕掛けはあまりしないほうが


いいと思う。


そこへ白石さんから追いかけリーチ。


この時点で4800点廣田さんより上、そして私より8000点直撃しても


2着は変わらないので、いくら白石さんが攻撃系とはいえ


ここで追いかけるということはドラは二枚、もしかしたら暗刻かも?


と思ってしまう。


ということで、私の高目でのアガリはないなと感じた。


そしたら案の定、ドラ二枚持ち。


こういう牌姿でないと追いかけリーチしないよね。






【結果】


1位 : 岩村     2位 : 白石プロ


3位 : 廣田プロ     4位 : 今田プロ