東4局  西家:多井プロ  ドラ:①   



一二三九九①②③⑥⑦⑧13   ロン:2   桐谷より5200(+R)和了




同局  北家:岡澤プロ   以下の牌姿でリーチ



一二四五六七八九①①234



岡澤プロの河に2が捨てられており、



桐谷13巡目   四五七八②③③④⑤22西西   ツモ:三   打:2


桐谷14巡目   三四五七八②③③④⑤2西西   ツモ:南   打:2



二枚目の2がロン牌となった。


多井プロも三が入り目で無スジの打:六を押してきたので、桐谷には


ここに反応して欲しかった、確かに多井プロの捨牌に索子は安いが。


興味深いのは三色が見えているのに、何故、多井プロが六を


聴牌まで引っ張ったかですね。五も八も捨てているので、


ここで面子を作るということではなく、東家:阿部プロの


現物を持っていたということではないだろうか?






南1局  北家:阿部プロ  ドラ:⑦  裏ドラ:②   


                            以下の牌姿でリーチ



三四四四五六七八③④345   ロン:⑤   桐谷より8000点和了



配牌が   三四五六③④⑥⑨⑨457西



明らかに345または456の三色が見えており、なおかつ萬子が四枚の


連続形なので二巡目にツモった③はツモ切り。



7巡目   三四五六八③④⑨⑨3457   ツモ:八   打:⑨



ここからリャンシャンテン戻し。8巡目、9巡目に連続で四をツモって



14巡目   三四四四五六八八③④345   ツモ:七   打:八



阿部プロの河には、2巡目に③をはじめ③が二枚、⑥が一枚、


ドラの⑦が二枚、⑨が二枚切れてのリーチで


②が桐谷の河に三枚で⑤は自身が4巡目に切ってあるから


さすがにこれにはビックリしたんじゃなかろうか。




同局  南家:桐谷   



一二三七九⑦⑧⑨78999



阿部プロの現物マチだし、何より八っていかにもヤマにありそうな


全体の河だから、やっぱりこの⑤は止められない。。。


実際、二枚ヤマにあるし。


何より、阿部プロがラス七をツモってくるあたりが、すごい。    




同局  東家:多井プロ



①①④④中中中  768(チー)  ⑦⑥⑧(チー)



聴牌打牌が⑥の現物ではるけど、多井プロの麻雀を見ていて


思うのは、ギリギリまでねばるところ。


ヨミに自信があるからだろうと思う。






南2局  1本場  東家:桐谷  ドラ:六  裏ドラ:⑥   


                             以下の牌姿でリーチ



五六②②②⑦⑦⑧⑧⑧789   ツモ:四   2000オール






南2局  2本場  東家:桐谷  ドラ:二



五六六七八③③  5(ポン)  ⑦(ポン)   ツモ:七   


500(+200)オール、(+R)



6巡目   五六六七八③③⑤⑦⑦355



ここから⑦をポン、


最後のオヤだから何が何でも連荘しないといけないし


確かに岡澤プロが早そうな雰囲気はあるけど


ここから⑦ポンはどうだろうか?ちょっと焦り過ぎではないか?


結果論だが、5ポンの後、岡澤プロが三連続で有効牌をツモっての


リーチ。七ツモったけどね。






南2局  3本場  北家:多井プロ  ドラ:⑥  裏ドラ:4   


                            以下の牌姿でリーチ



⑤⑤⑥⑥⑥⑦⑧111567   ツモ:⑨(一発)   3000-6000(+300)



配牌が   一五⑥⑥⑥⑦111679中     


 

ドラ:⑥が暗刻のチャンス手。第一ツモが⑧なんで、


ツモ:三のリャンカンを考えると、やはり打:9しかない。


ここまで僅差とはいえ、ラス目だった多井がこのアガリで


阿部プロもオヤが残されているといはいえ、


これで多井プロの優勝と思った。