2戦目終了時点での各自のポイント
多井プロ : +59.9 阿部プロ : ▲18.7
岡澤プロ : ▲20.6 桐谷 : ▲21.6
多井プロが抜け出し、他の3人が横一線という状況。
多井プロとの差が約80ポイント、
トップ-ラスで50000点差をつけなければならない。
東1局 北家:阿部プロ ドラ:南 裏ドラ:東
以下の牌姿でリーチ
二三四五六七②④⑥⑦⑧南南 ロン:③(一発)
岡澤プロより8000点和了
同局 西家:岡澤プロ
二二五五⑤⑤⑤ ①(ポン) 白(ポン)
⑤暗刻ということもあり、ワンチャンスでツモ切った③が放銃。
この放銃も仕方ないか。
ただ、同卓していた桐谷が後から聞いた話ではこの③はヤマに
あると思っていたと阿部プロが言っていたとか。
パッと見、桐谷は持っていそうで、事実持っているんだけど
ここらへんをどう読んでいたのか?気になります。
東2局 西家:阿部プロ ドラ:④ 裏ドラ:二
以下の牌姿でリーチ
四六七七④⑤⑥456777 ロン:五(一発)
多井プロより12000点和了
同局 北家:多井プロ
八八八②②⑧⑧⑧13西西西
多井プロが②をツモって聴牌する前巡に
阿部プロも聴牌しているんだけど、直撃したい多井プロが
リーチしてきたんで、阿部プロもカン五だけどここは一歩も引かない。
それで多井プロが一発で五をつかんでしまった。。。
多井プロの捨牌も平和系のリーチに見え、リーチ3巡前に5を
切っており、リーチしたほうが出やすかったかもしれないが
岡澤プロが東1局に8000点放銃した後というのを考えれば
ダマという選択もあったかもしれない(私は多分、ダマ)
1が二枚、②が一枚出ているので四暗刻の可能性も極めて低い
ということで、リーチだったのかもしれない。
多井プロも2は誰も使えないか、使ってないと言っていた様な気がする。
要するにアガリの自信があってのリーチだった。
同局 東家:桐谷プロ
四四五六七④⑤⑥⑥⑦223
私の目から桐谷の手牌は見えていたので、この2は所謂
“発射台”にたっていたのだが、よくよく牌譜を見ると
桐谷が聴牌する⑤-⑧は一枚もヤマになし。
1-4は4が一枚だけヤマ。四は無し、2が一枚だけ。
ほとんど桐谷のアガリはないので、放銃はなかったかもしれない。
東3局 東家:岡澤プロ、南家:阿部プロの2人聴牌
東3局 1本場 北家:桐谷 ドラ:1
七七七2244456西西西 ツモ:7 1300-2600(+100)
配牌が 七七①⑨24568西北北中
分岐点が11巡目 七七七224456西西北北 ツモ:西 打:北
3巡目には二枚目の北が切られていたので、
北が暗刻になることはないが、
2も4もまだ一枚も河には出ていなかったので
私の心の中では “そんな中途半端なことはするなよ!” と
思っていたが、実際はこれがファインプレーで
岡澤プロのドラ暗刻のチャンス手をつぶし、ツモ三暗刻の
アガリとなった。ドラが1ということで、もうこの2はヤマにないかも?
と桐谷は読んでいたのかもしれない。
この時の考えを桐谷選手に聞いてみて下さい。
眠くなってきたんで、続きはまたあとで