麻雀ネタから離れていたので、再度、麻雀ネタに戻します。


ベスト16の対局を早目に終ったので、まだ対局している別卓を


見に行った。


対局中の卓はA卓の多井プロ、伊井プロ、桐谷選手、熊崎さんの卓と


C卓の阿部プロ、岡澤プロ、山口さん、堀江さんの卓。


A卓は既に佳境に入っており、桐谷-熊崎の接戦となっている。


伊井プロも厳しい状況ではあるがラス親なので、望みはある。


興味深かったのだが、あえてC卓を見に行く。




C卓は2回戦終了までの合計ポイントが


岡澤プロ : +62.2     堀江さん : +6.6


阿部プロ : ▲11.2     山口さん : ▲58.6


C卓は岡澤プロが抜け出し、阿部プロ、堀江選手のマッチレースの


様相となっていた。2人のポイント差は17.8ポイント


1着順とマンガン1つの差。




【C卓 3回戦】  山口さん - 堀江さん - 阿部プロ - 岡澤プロ



東1局  西家:阿部プロ  ドラ:7  以下の牌姿でリーチ



四五七八九②③④33777   ロン:三   


                         堀江さんより8000点(+R)和了



南家:堀江さんより先行リーチ(牌姿不明)がかかっており


リーチを受けた時点では    四五七八九②③④⑦3577


ここにドラの7をツモって暗刻になったことで、無スジの⑦を勝負


雀頭となる3をツモって、5切りでの追いかけリーチで和了。


5も無スジではあるのですが、ここは勝負の一手でしょう。




同局  北家:岡澤プロ   巡目は中盤ぐらいでしょうか?



二三三四七八①①④⑤⑥東東   ツモ:⑤   打:三



岡澤プロの打牌が興味深かったです。


この時点では一色系に向かっている人はいなさそうで


一は一枚もきれていないのですが、打:三


ここはどういうヨミだったのでしょうか? 


一が対子又は暗刻で他家に持たれていると感じたのかもしれません。






東2局  東家:堀江さん  ドラ:白



四四四⑦⑦34578  東(ポン)   ロン:6  



岡澤プロの放銃かと思ったら、山口さんが堀江さんの河を


“トントン”と指差す。5巡目に9を捨てていたんです。


堀江さん、痛恨の錯和。。。 後で聞いたら人生2度目だそうだ。


東1局の放銃で30ポイント阿部プロに逆転されたので、


これは痛かった。。。


堀江さんは本当に強いんです。


堀江さんには時々話しをさせてもらうのですが、


私はいまだに忘れられない堀江さんへの放銃があります。


こういう大きな舞台なので、流石の堀江さんも


いつもどおりの平常心でなかったのかもしれません。




同局  西家:岡澤プロ  以下を聴牌してました



三四五五六七③③⑥⑦567






東2局  南家:阿部プロ  ドラ:5  裏ドラ:6  以下の牌姿でリーチ



一一一二三四五六567南南   ロン:南   堀江さんより8000点和了



勝負は最後までわからないし、堀江さん自身諦めていないと思いますが


これは痛かった。。。 でもこれは仕方ないと私は思います。






東3局  東家:阿部プロ  ドラ無し



四五六七八北北  九(ポン)  西(ポン)   ロン:三   


                           山口さんより2900点和了






東3局  1本場  南家:岡澤プロ  ドラ:2



③④⑦⑧⑨44456  南(ポン)   ツモ:②   300-500は400-600



阿部プロの牌姿はメモっていないですが、岡澤プロのアガリなので


阿部プロとしては、いい親落ちだと思われます。






東4局  西家:堀江さん  ドラ:4



五五五④⑤345東東東北北   ツモ:③   1300-2600



筒子はそこまで高くはなかったのですが、どうしてリーチかけなかったか


堀江さんに聞きませんでした。勝者には聞きやすいんですけどね。




同局  北家:阿部プロ  以下の牌姿で聴牌



八八⑤⑤⑥⑥⑦⑧⑧66白白



筒子はあまり高くなく、阿部プロもこの牌姿なんで


あがれるかと思ったのですが、実際は岡澤プロが⑦の暗刻。






話が長くなってきたので、南場はその2で。