準決勝までのポイントが


1位 熊崎 : 116.4ポイント     2位 平木 : 75.8ポイント


3位 山崎 : 69.9ポイント     4位 飯田 : 68.2ポイント



上位2人が本戦に進めるので、熊崎は普通の3着で大丈夫。


あとの3人は10ポイント差以内なので着順勝負です。




平木 - 飯田 - 熊崎 - 山崎



東1局  南家:飯田  ドラ:五



五五六七八①②③12366   流局  熊崎と2人聴牌



途中   七八①①②③④2366北北   ツモ:1   打:北



ここからは123の三色な狙えないだろうから、将来の安牌として


北を考えるなら、ここは北ではなくて①を一枚、私なら切るかな。




同局  東家:平木



二二四七九⑥⑦⑦⑧⑧1357   打:四



ドラ表をいつまでも抱えるのは危険かもしれないが、


東1局の東家だから、私は打:1ですかね。




同局  西家:熊崎



六七③④⑤44678  二三四(チー)






東2局  南家:熊崎  ドラ:七



七八九③③④④④⑥⑦⑧34   ツモ:2   500-1000(+R)




同局  東家:飯田   以下の牌姿でリーチ



二二二三四五七九⑤⑥⑦22






東3局  東家:熊崎  ドラ:④



一二三三四四五五九九  六七八(チー)   ロン:三   


                             飯田より12000点和了



萬子一枚も余らせていないので、仕方ないと言えば仕方ないか。






東3局  1本場  東家:熊崎  ドラ:白



①③③④⑤⑥⑥⑥白白  ⑨⑦⑧(チー)   流局  1人聴牌



ドラが白で全然見えていないうえに、一色形に走られると


ドラをもっていそうで、よっぽどの牌姿でない限り、


受けにまわらざる得なくなり、誰も向かえず。






東3局  2本場  南家:山崎  ドラ:北   以下の牌姿でリーチ



四四六七八④⑤⑥67北北北   流局   熊崎と2人聴牌



東家:熊崎も形式聴牌






東3局  3本場  北家:飯田  ドラ:六  槓ドラ:九   


                             以下の牌姿でリーチ



七八九①①②③④⑥⑦⑧45   流局  1人聴牌



途中、山崎から中の暗槓が入り、12000点放銃していた飯田は


前に出るだけだが、その他の3人はラス目のリーチなんでオリ。






東4局  4本場  西家:飯田  ドラ:白



一一③③④④⑤⑤⑨⑨1西西   ロン:1   


                  平木より1600点(+1200)(+R×2)和了






南1局  西家:熊崎  ドラ:6



六七③④⑤⑤⑥⑦77北北北   ツモ:五   300-500



五をツモる前にドラの6を切っているわけだが、はたしてこれは


どうだろう? ダントツトップでトータルでもトップ、3着でいい状況なのに


ドラをリリースするべきでしょうか? 


私はこれは明らかにやってはいけないと思います。


勝負に出るなら、イーシャンテン戻しの打:7だろうし、


もう前に出れないなら、打:北でしょう。 


2戦目を除いて、かなり配牌とツモがよくて、どうやっても


いい方向に向いて点棒をかき集めていた様です。




同局  南家:飯田



二三②④⑦⑧1345566   ツモ:三   打:②



打:②か・・・   私なら打:1かな


確かに2をツモれば一盃口目も残るけどね。。。


結果論ですが、4巡目と6巡目のツモも②で


河に暗刻が出来ちゃいました。


多分こういう聴牌になってました。



一二三②②⑥⑦⑧45566






南2局開始時点の各自の点棒状況


東家 熊崎 : 51600点     南家 山崎 : 26700点


西家 平木 : 22700点     北家 飯田 : 19000点





南2局  北家:平木  ドラ:四   以下の牌姿でリーチ



六七八②③③④④⑧⑧678   流局   1人聴牌






南3局  1本場  西家:平木  ドラ:南   以下の牌姿でリーチ



七八九④⑤22345北北北   ロン:⑥   熊崎より1300点和了



リーチ捨牌   ④五98⑦五   四1(リーチ)六⑧



捨牌が異様なんですが、第一打が④④⑤からの打:④


筒子の上も通りそうなんで、この⑥は仕方ない。





南4局開始時点での各自の点棒状況



東家 山崎 : 25700点     南家 平木 : 27300点


西家 飯田 : 18000点     北家 熊崎 : 49000点




熊崎はほぼ確定。飯田もマンツモで残れる状況です。






南4局  南家:平木  ドラ:3



③④⑤12367発発  南(ポン)   ロン:5   山崎より2000点和了



本当は3900点ですが、申告ミスです。


もうこれは配牌の勝利でしたね。



配牌   七八④⑤12367南南発発


いきなりのリャンシャンテンで翻牌2組対子。







【結果】


平木 : 29300点     飯田 : 18000点     


熊崎 : 49000点     山崎 : 23700点




ということで、熊崎さん、平木さんが本戦進出です。


おめでとうございます クラッカー




惜しくも3位で本戦出場を逃した理奈さん


藤中プロと対局したかったそうです。


釜本プロ、今田プロ、彼女の分まで頑張って下さい。


彼女はすごく上達しているな~と思いました。


以前も何かの大会の時に私は廣田さんと理奈さんに


ボコボコにされた感じがするのですが、


彼女は確実に強くなっています。


決勝2着だったら、本戦で私と対局なので、


またボコボコにされるのでは?と思ったぐらいです。


経験も含めて、もうちょっと足らなかったところが


あったのかもしれません。


しかし、技術、マナー含めて彼女の対局姿勢は素晴らしかった。


RMU長崎のリーグ戦に参加している人は彼女を見習って欲しいと


思います。