Bリーグしか最近見ていなかったので、Aリーグを見に行く。
こういう言い方は不謹慎ですが、Aリーグの降級とBリーグの
昇級争いが面白いです。
どうしてもこれは発生するシステムなのでこれは仕方なく、
中立の立場にないといけない私ですが
この人にAリーグに昇級して欲しいと思っている人はいます。
つまり麻雀に真摯に取り組んでいる人です。
ですから、私は休日に用事が入っていてもそういう人達からの
セットのお誘いとかは優先させて受けます。
今後もプロ、A、B、教育リーグ関係なく、オファーがあった場合は
受けていきます。
さて、実際の対局ですが(途中からの観戦です)
東家より 平木 - 石橋 - 奥村 - 白石 の順です。
さきほどのBリーグよりしっかりした打牌が見れそう。
(語弊があるといけないので断っておきますが、
Bリーグでもしっかり打っている人は打っています)
東2局 北家:平木 ドラ:7
77南南??? 八(ポン) 2(ポン)
ロン:南 白石より8000点和了
もう残り巡目がほとんどない状況で生牌の南を打ってきたんですが
どういう牌姿だったんでしょうか?
ちょっともったいない感じがしますが、生涯成績で80局近く打って、
トップ率が40%近いので、それが彼の麻雀なのでしょう。
多分、私以上に攻めているんだと思います。
(4着もそれなりにあるので、所謂バスタブ曲線にちょっと近いです)
東3局 東家:奥村 ドラ無し
四四五五六六②④45688 ロン:③ 石橋より3900点和了
東3局 1本場 東家:奥村 ドラ:西
八八②③④⑤⑦234 三二四(チー) ツモ:⑥
1000(+100)オール
イーシャンテン形が
二四八八②③④⑤⑦2347西 ここから打:西
この西にあわせて、南家:白石も西を切るわけですが
この白石の西に平木がポン。
この2枚目の西をポンするということは、現時点ではまだ
聴牌になっていない可能性が高く
仮に聴牌していたとしても、順子を壊した単騎マチ。
これはどういうことだろうか?西を雀頭にしての
両面マチでリーチに行こうとしたか、七対子形からの
対々和への移行が考えられる。
東1局 南家:石橋 ドラ:5 カンドラ:五
五五五⑥⑥白白 二(ポン) ③(ポン) ツモ:⑥ 2000-4000
イーシャンテン時はドラ:5を一枚持った七対子だったんですが、
二二五五五③③④⑥⑥5白白
白石より暗カンが入り、カンドラが暗刻の五になったことで、
方向転換して七対子に向かう。
③ポンしての打:5に白石も反応して、ポン。
これまた一気に場が進む。
同局 西家:奥村 以下の牌姿でリーチ
四五六六七八12345東東
ここは判断難しいところですが、直前に3を打たれたので
私はダマを選択したかも? ん~難しいですね。。。
実際にあの場に座ってないとわかんないです。
東4局 北家:奥村 ドラ:4 裏ドラ:一 以下の牌姿でリーチ
二三四③④⑤3334888 ツモ:5 2000-4000
同局 西家:石橋
二四五五六六六七七七中中中
デアガリ12000の聴牌。それに萬子の下ってまぁまぁいいマチだと
思うんですけど、一枚切れの三が出てくることはありませんでした。
どの場面か記録していないんですが、
石橋さんの手牌 ドラ:東
一四四五五東東南南西白中中 ツモ:⑦ 打:白
一、西、白ともにほとんど切れていないんですが
門前混一色を絶って、場に安い筒子を残したんだと思いますが
なかなか門前混一色七対子を捨てるのは出来ないですね。。。
対面の白石さんも捨牌から七対子っぽいな~っと
思っていたんですが、白石さんのツモでこの局は終了。
南3局 2本場 北家:石橋 ドラ:中 裏ドラ:7
以下の牌姿でリーチ
二三四②③④⑧⑧⑧2245 ロン:3 平木より2600点和了
東家:白石が切った二を南家:平木がポンした直後に
西家:石橋がツモってリーチ。つまり平木がポンしなかったら、
石橋のアガリはほとんどなかったということになる。
南4局 西家:石橋 ドラ:2 以下の牌姿でリーチ
六六③③⑤⑤⑦⑦22白中中
白は生牌なんで、翻牌の生牌マチ七対子は
あまりお薦めできないのですが、石橋の場合、
点棒もあまり少なかった為に、意を決してリ-チ
結果は白が雀頭の平木が1000-2000をツモって終了。
やっぱり、AリーグとBリーグが違うことを実感できた観戦でした。
冒頭でも述べました通り、BリーグでもAリーグで十分対局出来る
人もいることは事実です。
これで観戦記は書き終えたので、次回はウェスタンカップの
自戦記と観戦記です。
それではまたいつか。