話は終わりと切り捨てる軍師たるもの、常に冷静でないといけない「仕方ないでしょう?」咲弥の言葉に、将臣は唇を噛み締める。わかっているのは、今は、それしか方法がないという事。頭では理解出来ても、感情が追いつかないのだ。「将臣、今は戦よ。心は隙を与える」「・・・・わかってる」穏やかな口調の中に、冷えた言葉「お前は・・・・」「もう覚悟しているのよ。全ては道を切り開く為」あとがき以前、拍手で置いていたものです。久しぶりですが載せてみました。