◆橋本喜典さんが旭日小授章を受賞
平成30年春の叙勲にて、まひる野の前編集人・橋本喜典さんが旭日小授章を受賞されました。
橋本さんは1928年(昭和3年)生まれ、現在89歳。昨年は歌集『行きて帰る』で第28回斎藤茂吉短歌文学賞と迢空賞を受賞されました。
長年の芸術・文化に対する功労が認められての受賞です。おめでとうございます。
橋本喜典さんの近著はこちら↓
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【送料無料】 行きて帰る 橋本喜典歌集 まひる野叢書 / 橋本喜典 【本】
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自然と身につく名歌で学ぶ文語文法 / 橋本喜典 【本】
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好評発売中の歌集
◆山川藍 歌集『いらっしゃい』
なんだあのカップル十五分もおる「あーん」じゃないよ あとで真似しよ
履歴書の写真がどう見ても菩薩いちど手を合わせて封筒へ
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歌集 いらっしゃい [ 山川 藍 ]
2,484円
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◆田村ふみ乃『ティーバッグの雨』(短歌研究社)
溢れたる目薬拭い去りしのち喉に苦しひとつ春の噓
巻き貝の螺旋の尖のその先を辿れずふたりの夏を逝かしむ
近日刊行
◆田口綾子 歌集『かざぐるま』(短歌研究社)
5月末~6月上旬発売予定
帯文:堀江敏幸
短歌研究新人賞受賞から10年。田口綾子さんの第一歌集がついに刊行されます。
文語・旧仮名でしか表現できない、厚くなめらかな叙情の手ざわりをぜひ堪能してください。
海獣のかげをたたへて眠りゐる君に告ぐべし海は近いと
答へなど持たぬまま会ふ雪の日に会へば雪降ることを話して
ふるさとの明日の予報に開きゐる青くてあれは誰の雨傘
『かざぐるま』刊行を記念してこのブログでも特別企画を計画中です。おたのしみに!
好評連載中
『短歌』 島田修三「歌のある生活」
『短歌研究』 今井恵子「短歌渉猟――和文脈を追いかけて」
『歌壇』 篠弘「戦争と歌人たち」、加藤孝男「鉄幹・晶子とその時代」
『NHK短歌』 富田睦子「短歌の本」評者
『砂子屋書房』ホームページ内 染野太朗 「日々のクオリア」
「まひる野」はいつでも入会歓迎です。
見本誌希望、歌会見学希望の方は遠慮なくご連絡ください。
6月の更新予定
※予定は変更になる場合があります
6/1 (金) 【飛び込み企画】名古屋歌会レポート(佐藤華保理)
8 (金) まひる野歌人ノート②(北山あさひ)
15 (金) 山川藍のまえあし!絵日記帖②
22 (金) 麻生由美の大分豊後ぶんぶんだより②
29 (金) まひる野インフォメーション
来月もぜひお付き合いください!
(ブログ担当:北山あさひ)