こんにちは
アドレナルセラピストのmahiroです
今回は薬の効くしくみについてのお話です。
薬って、一般的に良く効きますよね
頭痛い時は鎮痛剤飲めば治まるし
鼻炎の時は鼻炎カプセル飲めばお鼻ツンツンも治まるし
まひろはお薬大好きでした
だって痛いの我慢するのってツラいし、動けなくなって用事がちっともはかどらない
けどお薬を飲めば、痛くなくなって楽に動けて、予定がちゃんとこなしていけるんですもの
スケジュールをサクサクこなすため、お薬は私にとって頼りになるお友達だったんです
息子が病気になるまでは…ね
息子が病気になってからです。
今まで信頼していた薬が効かない
元気出る薬飲んでも、元気なんて出ません
睡眠導入剤は飲んだら翌日フラフラに…
息子、嫌がって二度と飲みませんでした
他にも心療内科で出してもらった数々の薬たちは、全く効果なし
…ホントにこんなに効かない薬があるなんて…って
ビックリでした
そうなってくると、そもそも薬って
どうやって効いてたのか不思議になります。
読んでなるほど~と思った西宮今津の川本治療所のサイト★の記事を元ネタに、紹介したいと思います。
薬の作用は大きく分けて2つあります。
受容体に働きかける方法
たとえば…
腐ったものが胃に入って起こる吐き気止めの場合
腐ったものを食べる
「うっ!ヤバい!!」という感じが脳に伝わる
脳が、胃の壁にある受容体に命令を出し、胃の壁をギューッと強く収縮させる
嘔吐が起こる
吐き気止めを飲む
薬が受容体に働きかけ、その感覚をを麻痺させる
胃の収縮が治まる
嘔吐が止まる
受容体がマヒすることで嘔吐は止まりますが、胃の中に入ってきた異物を体外に出すことはできません。
症状は治まりますが、身体の中に入った異物はそのままで、身体の状態が良くなる訳ではありません。
酵素に働きかける方法
痛みや痒みを脳に伝える物質は酵素反応で造られます。
この酵素反応が起こらなければ、脳に伝える物質が造られないので、脳に痒みや痛みが伝わることはありません。
薬はこの酵素反応が起きないようにします。
酵素反応が止まっているので、脳に異常が伝わらなくなっているだけで、悪いところが治っている訳ではありません。
例えば
腸内で炎症が起きて、腹痛が起こった場合
何らかの理由で腸内で炎症が起こる
その痛みを脳に知らせるため、酵素が反応して伝達物質を造る
伝達物質が脳に届いて、痛みを感じる
鎮痛剤を飲む
酵素反応を抑え込んで、痛みを伝える物質が造れないようにする
脳に痛みが伝わらない
腹痛が治まる
こうしてお腹の痛みは治まって、やれやれとなりますが
脳は痛みを知らされないので、炎症を修復するための命令を出すことができません。
なので、腸の炎症は全く治ってはいません。
(きっと別に腸の炎症を抑える抗炎症剤が処方されると思われます。)
最近の記事で
ミネラルと酵素反応の大切さをお伝えしました。
なぜミネラルが大切かって言うと
酵素反応のおヨネばあさんだからです。
ミネラルがないと、酵素反応が起こらない。
そして酵素反応は、人間が生命維持するためには
絶対に必要なもの
人の身体は酵素反応によって動いていると言っても過言じゃない
良く働く「優秀酵素」、まるで働きの悪い「だめだめ酵素」を
それぞれの人が5000種、色々な組み合わせで持っている
「だめだめ酵素」が関係するところが病気になりやすいから
どうしたらその「だめだめ」ちゃんを元気にできるか
とか
一生懸命考えてるってのに
なんやて?
その酵素の働きを止める??
あんまりや~~
もちろん、現代の西洋医学は
外科手術の分野ですばらしい功績をあげています。
たくさんの命を救ったり
多くの人の苦痛を取り除いたり
私たちにとって無くてはならぬものです。
そしてまた、研究分野でも著しい進歩をとげています。
多くの難病の解明も進み、遺伝子レベルでの研究もなされ、
不治の病とされていた癌だって、一部治る病気となってきています
でもそれとは別に
西洋医学ではどうしても治らない病気があることを
私たちは身をもって知ってしまいました
西洋医学が
起立性調節障害を含む、自律神経系の病気にはなはだ無力なのは
西洋医学の薬が、働きを止めたり麻痺させたりと
マイナスの作用のものは効果絶大なのに対して
働きを活発にしたり、悪い部分を修復したり
プラス方向に劇的に働く薬がないからかな
なんて、思ったりします
そして息子や娘の病状が回復しない中
色々な療法を知るにつれ
西洋医学こそが正しいものと信じ、頼り切ってしまうことの危うさを
感じずにはいられません。
お医者さんのおっしゃることさえしていれば病気が治る、とか
お医者さんが出してくださる薬さえ飲めば病気が治る、とか
それは明らかに勘違いです。
自分自身が病気を治すんだという気持ちを強く持って
薬で症状を誤魔化すことに終始することなく
根本的な病気の原因と向き合っていくことこそが
起立性調節障害や副腎疲労症候群などの、自律神経疾患や
その他の難病と呼ばれる病気の、根本治療につながっていくのだと思います。
沢山の情報の中から、何が自分が必要としているものか、取捨選択していくこと
それがとても難しいけれど、大切なことだと思います。
な~んて
なぜ薬が効くのかをお伝えしながら、しみじみ考えてしまいました
長々と失礼いたしました
最後までお読みくださり、ありがとうございました