愛鶏パクチーさんが教えてくれたこと。 | お麻由ご飯〜目からオイシイカラフル料理とカラフルな日々〜

お麻由ご飯〜目からオイシイカラフル料理とカラフルな日々〜

カラフル多国籍料理研究家須藤麻由。
日々の出来事と告知やレシピを書いとります。
「女性に美しさを」
「男性に健康を」
「子供達に安心を」
をテーマにした世界を旅して食べた料理を
野菜たっぷりで目から美味しい料理に
アレンジしたレシピを研究。

今朝、うちの
愛鶏パクチーさんが
放牧中に多分ネコかな、
襲われてしまいました。
ネコから飛んで逃げるとこを
見てたし最近ノラ猫も
実家近くでは見なかったから
安心しきって放牧してたけど
自然界を
甘く見てましたね。
やはり弱肉強食なんですよね。

ほとんど母がお世話して
くれてて変わりはてた姿を
見つけたのも母。
ひどく落ち込んでしまった。
前に1日半いなくなって
諦めてたら
ひょっこり帰ってきたことが
あったけど今回は違う。
変わりはてた姿がある。

ネコはパクチーさんの
頭と内臓を少し食べただけ。
食べるなら全部食べておくれよ~。
まぁネコに罪はない。

変わりはてた姿を
母が私の元に持ってきて
なでながら思った。
食べようかなって。

スーパーでパックに詰められて
いっぱい並んでる鶏肉が当たり前で
なんか命を頂いてることの
感覚が麻痺してた私に
10年前沖縄で初めて
鶏をしめて食べることを
目の前で見た時
無駄なく料理して
大切に食べようと
食べることは命を頂いてるっていう
大切なことを伝えていこうと
心に決めたきっかけになった。

インド滞在中
パーティ用の料理のために
鶏の丸焼きを作ってと言われ
鶏肉を買いに行ったら
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こうだった。

目の前で鶏が鶏肉に
なってくっていうね。


これでいいんですよ。
日本のスーパーでもこう売ればいい。
そしたら消費期限切れて廃棄なんて
恐ろしいことなくなるかな~
なんて思うけどさ
日本がこの時代に戻ることは
ないんだろうね。


命を無駄にしたくないから
愛を込めて食べようかっていう
感情が出たんだけど
やはりパクチーさんは
食べれませんでした。
やっぱり無理です。


畑のぶどうの木の下に
埋めてあげました。

遺体の横に卵があって
ネコにとどめをさされたとき
産み出したんだと思う。
前に鶏をしめたとき
卵が飛び出したのを見たの。

これをあとで
大切に家族でいただきます。
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あんなになついて
たくましくて
頭がよくて
おいしい卵の贈り物を
214個も
私たちに贈ってくれて
愛娘にもとってもいい食育が
できたパクチーさん。
感謝しきれないや。
ありがとう。
今年はパクチーさんが眠る畑で
野菜作りを頑張るんだ。
おいしいぶどうもできるでしょう。