和歌山県田辺市の記者発表会

『紀州熊野は元気です!こんなにあったか温泉田辺 台風12号被災復興観光キャンペーン』

にお邪魔してきました。


まだまだ復興には時間がかかると思っていたんですが、

もう復興は終わったから、観光に来てね。のキャンペーン。


このキャンペーンでは、台風12号発生後、観光客が落ち込む

和歌山県田辺の観光地に、京阪神からの客を呼び戻そうというキャンペーン。


写真のゆるキャラは、熊野本宮のキャラクター

左が「たなべぇ」右が「八咫之助(やたのすけ)」


記者発表会は田辺市長直々のあいさつがあり、

台風12号の被害状況、復興の様子、キャンペーンの概要などの説明がありました。


ぎゃるまま日記

ピンク色で塗られた場所が、和歌山県田辺市です。


平成17年の合併により、旧田辺市、龍神村、中辺路町、大塔村、本宮町

の5市町村が合併して、総面積1,027k㎡と、近畿で一番大きな市となっています。

ちなみに、大阪市の面積は、222.47km²。


和歌山県田辺市は、2011/8/30~9/4にかけての台風12号の豪雨災害により、

国道311号、国道371号(高野龍神スカイライン)が寸断され、

観光地へのアクセスができなくなっていました。


写真左は2011/9/3の本宮町の様子です。屋根まで浸水している状態。

右は11/21現在の様子。


熊野古道の一部のルートを除き、主要道路やルートは

ほぼ全てのコースが通行可能な状態まで回復したとの事です。


国道371、311は、私にとって、とてもなじみのある道路。

私が手をついた那智大社参道の杉の木が倒れていたり、

土砂崩れでうもれる町の様子をニュースで見て

とてもショックでしたし、本当に心配でした。


回復はしたとは言え、地元優先の意識があって、観光で訪れるのは

遠慮した方がいいのかな。と思っていたのですが、どんどん来てほしいとの事でした。


いっぺん田辺に来てみよし!~キャンペーン総額一千万円プレゼント~キャンペーンの概要


ハート田辺に泊まればこんな良い事待ってます

2011.12.1~2012.3.31までの期間内に、田辺市内の宿泊施設の宿泊者対象

田辺、熊野を満喫できる地元推薦の豪華旅行(ペア10万円相当)が16組に当たるほか、

400名に田辺の味覚を堪能できる6000円相当の特産品が当たります。

当たった豪華旅行は、タクシー送迎プラン、自家用車プランを用意。


ハート旅行クーポンゲットで田辺にGO!

http://tb-kumano.jp/  専用フォームから田辺市内の民宿、旅館の宿泊を申し込み、

クイズに答える事で、抽選で3万円分の旅行クーポンが200名に当たります。

クーポンは、田辺市内のホテルや旅館など39施設の宿泊、

体験ツアーなどに利用する事ができます。

応募期間は12/1~27。クーポン使用期間は2012/1/16~4/15まで。

ハート田辺・熊野春呼吸(しゅんこきゅう)ツアー

JR新大阪、JR和歌山駅から出発の1泊2日3食付きバスツアーの実施。

(1)世界遺産・熊野古道コース

ミカン狩り、本宮町中辺路の宿に宿泊、熊野古道ウォーク、熊野本宮大社

渡らせ温泉などを巡るコース

2012/2/1(水)、2012/2/8(水)、2012/2/29(水)出発

(2)竜神温泉&紀州田辺梅林コース

ミカン狩り、龍神温泉の宿に宿泊、わらじ作り体験、紀州田辺梅林探索

2012/2/15(水)、2012/2/22(水)出発

民宿プランは8500円、旅館プランは12000円と驚きの価格です。


さて・・・。お楽しみはまだまだこれから(笑)


田辺の食材を使った料理の試食、試飲の様子をご紹介します。

写真に写っているのは乾杯用の梅酒。もちろん田辺の特産品の梅酒です。


田辺の特産品がずらっと並んだビュッフェ形式の料理が並んでいます。

写真の列は、田辺とは関係なさそうでしたのでさらっと。


でも、地元の食材なのかも(?)


種類が多すぎて、殆ど食べられませんでしたが、

食べたものはどれもホント美味しかったです。


写真の左から、田辺っこ、デラックスケーキ、柚子もなか


柚子モナカは一口サイズで、すりおろした柚子の皮を混ぜた柚子餡が詰まっています。


田辺早世ミカン、南高梅、梅ドボン


紀州紅梅園の梅ドボン は、南高梅のシロップ漬け。

梅酒や好きなドリンクの中、ヨーグルトにドボンと入れて・・・。


デラックスケーキは、カステラの中にオリジナルのジャムがサンドしてあり、

周りをホワイトチョコでくるんでいます。


田辺っ子は、バタークリームのブッセ。

2つともコーヒーとよく合ってとても美味しかったです。


写真にありませんが、田辺の早世ミカンは無茶苦茶甘くておいしかったです。


秋津野のフルーツ


手のようなフルーツは勧賞を楽しんだり、ジャムにして食べるんだそうです。

仏手柑(ぶっしゅかん)とよみます。


現在秋津野という地名はなく、
古代奈良の吉野離宮周辺の野、和歌山県田辺市の北の野とされています。


秋津野は年中みかんが実るとの事でした。


俺ん家ジュース


秋津野の里で10月から11月にかけてとれた温州みかん12個をそのまんま搾ったジュース。

もちろん完全無添加、無調整のみかんジュースです。


梅に恋した橙

左は、ポン酢の原料となる、橙と梅を使ったジュース。

写真の左奥から、うつぼのポリポリ揚げ、なんば焼き、ごぼう巻き、さばの味噌漬


紀州田辺の生しらす丼

イワシの稚魚であるシラス。


田辺で機船船曳網漁業(ばっち網漁業)と引き寄せ網漁業があり、

引き寄せ網漁業は、水中に網を入れて引き寄せるため、

魚体を痛めず新鮮な状態で水揚げされます。


生しらすは、捕れたてでしか味わえない新鮮な状態。

漁獲量が少ないため、「高級食材」とされているとの事。


紀州のいさぎの活造り


釣った事はないけど、釣れたいさぎをもらった事があります。

造りで食べるのは初めてでしたが、まるで鯛。とても美味しかったです。


紀州ひろめのしゃぶしゃぶ


紀伊半島南部で2月~4月にかけて収穫される早春限定の海藻です。


食物繊維(フコダイン)が豊富に含まれているとか。

食べるとシャキシャキ感のあるワカメとは一味違った風味。磯の香りが強いです。


ひろめは味噌汁やサラダ、酢の物、天ぷらなどにして食べるのも美味しいです。

田辺名物を並べてみました。


鯖の味噌漬け は、潮の流れの速い紀伊水道で捕れたゴマサバのみを使用。

油ののりがとてもよくてうまみがたっぷりで美味しかったです。


なんば焼き は小さくカットされているから分かりにくいですが、真四角のかまぼこで、

日の丸のような焼き目が入り、なんばきび色をしているから、

また製法が南蛮渡来であることからなんば焼きと呼ばれています。

原料になるエソ・グチの余った皮は、ごぼう巻きに使用。


ごぼう巻き は、柔らかく煮た牛蒡を魚のすり身でつないで魚の皮で巻き、

焼きあげてたれに漬け込んだ珍味です。


うつぼのポリポリ揚げ は、酒のあてに最適。

うつぼはコラーゲンたたっぷりで、精もつくとの事。

ぽりぽり揚げが美味しかったので、うつぼのまた違った料理を食べてみたくなりました。


私が大好きな目張り寿司


少し前までは、食べる時に口を大きくあけてしまうので、

本当に目を張るような目張りずしでしたが、最近はサイズが小さいです。


ご飯を高菜で巻いたお寿司の中には、おかかや高菜などが入っていたりします。


しらす丼


醤油とわさびで頂きます。


しらす丼って、今まで何度も食べてきましたが、

こんなに美味しいふわふわのしらすは初めてです。


「美味しい~」と声をあげてしまいました。ペロッと完食。

しらすだけでお代わりしたい気分でした。


茶がゆ(おかいさん)


田辺で収穫したお米を熊野本宮の「音無茶」で炊きあげています。


和歌山では、おかゆにはあまり味をつけないそうです。

なので、好みで梅を入れていただきます。


龍神柚子シャーベット


龍神温泉に行ったらかならず食べる柚子シャーベット


これ、すっぱいバージョンもありますが、“すっぱい”を選ぶとかなりすっぱいです。


発表会には、旅行代理店、報道関係者など約100名が参加していましたが、

各テーブルを、市長や田辺市の方があいさつに廻られていました。


真砂充敏(まなご)田辺市長、宮本正信田辺市会議員が

私如き(←w)なんかにあいさつに来ていただき、お名刺を頂戴しました。


私はこんな会とは知らず、名刺も持たずに来てしまいました。(渡したかったのに~)


私は田辺には毎年行くことをアピール。

キャンプもよく行くし、今年も熊野に行った直後にあの台風が来たこと、

今後は魚釣りにチャレンジしたいなど機関銃のようにしゃべってしまいました。(笑)


田辺市本宮町 奥熊野太鼓による和太鼓披露


テーブルにあったビールを飲み干した所で(爆)


紀州の梅酒10種に挑戦。


動鳴気ワイン(赤ワイン)、里芋焼酎(HOIMO)などもありました。


私が飲んだのは、梅酒の古酒 紀の国の和み


ロックだからか濃く甘く感じますが、深い味わいでした。


最近好きなシソ梅酒


この赤い色がいいですよね。飲みやすくてくっと(笑)

もういちいちテーブルに戻らずw立ち飲み。


紀の雫


紀州産の完熟南高梅を主原料に、焼酎もろみと共に梅を発酵させて蒸留した米焼酎。


今回の発表会が行われた、大阪中之島にある ANA クラウンプラザホテル大阪


報道関係、旅行業界でもないのに、今回お招き頂いて、

とても貴重な体験をさせていただきました。


お土産に頂いた熊野のガイドブック。

殆ど行った所ばかりだわ~。と思っていたら、行ってない所が結構ありました。

ガイドブックを参考に、さっそくお出かけ&旅行を計画したいと思いました。