おやつを食べてほっとしたのか、ついつい睡魔に襲われた(らしい)次女。

目が覚めたときは、友達と遊ぶ約束の時間。

(あ、私は次女おやつ開始時に「ちょっと寝るね」宣言し寝てました)

当然宿題は終わってません。

慌てて机に向かう次女。

マンションインターホンで、お友だちから一度、二度、と「まだ~?」の呼び出しコール。

我が家では「宿題を済ませてから遊びにいく」がルールですから、直ぐ行くと言えないのです。

机に向かうものの、気持ちが焦って段々と涙が出る。後から後から涙が出る。

私は、待ちます。

抱きついてきて、うなだれて泣く次女から言葉が出るのを。

私はこうしたい

を引き出したい。

泣いていたら、誰かが手を差し伸べてくれる、解決策を提案してくれる、そんな人生を歩ませたくないから。この小さな出来事を、彼女が「自分で決める」経験にしたい。

とは言え、どんどん過ぎていく時間に、しゃっくりあげながら時計を眺めて、また新しい涙が湧き出てくる次女からすんなり言葉が出るわけもなくー。

ちょっとだけ、助け船を出し。

「遊びに行って、帰ってきてから宿題したい」

そう、彼女の口から出たのは、約束の時間から40分が過ぎていました。

大人から提案してしまえば1分で済む話です。

子どもはわんわん泣くこともないし、汗でぐっしょりぬれた体で抱きつかれることもないでしょう。

でも。

私はここを待ちたい。

ハプニングが起きたとき、自分の思いを押し通すだけでもなく、誰かからの指示を受け入れるだけでもない、私はこうしたい、から始まるお互いの意見の擦り合わせ。

時間はかかったけど、よかったと思う。

涙と鼻水まみれのぐじゃぐじゃの次女って、そういえば久しぶりで、可愛くて途中笑ってしまった。

…ごめん~。


「ただいま!」って帰宅して、さささーっと宿題済ませました。日課も揃えて、天才テレビくんの生放送をお楽しみ中です♪