ブログにお越しいただきまして
ありがとうございます。
日々感じたことを綴っています。
世界中がコロナで大変なことになっていますが
いかがお過ごしでしょうか?
毎日毎日映し出されるテレビの画面をみては
不安と悲しみでいっぱいになります
私はアメリカ留学中にニューヨークに
住んだことがあるのですが、大好きな場所が
大変なことになっている現実は特別に悲しく
心が痛くなります
ニューヨークで過ごした学生時代は
20年近くも前のことなのですが
楽しかった思い出も辛かった思い出も
沢山あって私にとって特別な場所です
当時の私は辛いときや挫けそうな時は
タイムズスクエアに行って
空を見上げて深呼吸して
「よっしゃ!がんばるぞ~」って
心を立て直していました
あの時に見た空は、今でも私の心の支えで
辛いときや挫けそうなときは思い出して
心を奮い立たせています
今思い出してもよく諦めずに頑張ったねって
自分で自分を褒めてあげたいです
アナザースカイ って番組が大好きなのですが
いつか私もニューヨークに行って
\これが私のアナザースカイ/
って大好きな場所から空を見上げたいです
今は、そういう日が来ることを心から祈っています
今日はそんなニューヨークに住んでいた頃の
心温まる思い出について書きます
私はクイーンズのアストリアという所に
住んでいました
ギリシャとかイタリアなどのヨーロッパからの
移民の方々が多い地域で、おいしいケーキ屋さんや
ベーグル屋さん、ピザのマルゲリータがおいしい
イタリアンレストランとかもあって
すごく住みやすい素敵な所でした
毎日地下鉄に乗って、マンハッタンの大学まで
通学していたのですが
その地下鉄でホームレスの人達が乗ってきて
音楽を演奏したり歌を歌ったりして
お金を集めているのをよく見かけていました
私は基本的に怖いのもあって
見て見ぬふりが多かったのですが
ひとりだけ大好きなおじさんがいました
友達には笑われたのですが
私は勝手にそのおじさんのことを
スマイルおじさんってよんでいて
スマイルおじさんを見かけた日は
すごく幸せな気分になっていました
たぶん他の方たちも同じ気持ち
だったのかな~と思います
スマイルおじさんは地下鉄に乗ってきたら必ず
どうか私に食事でもお金でもあなたの
できる範囲で恵んで下さい。もし私に
分ける食事やお金がない方は、どうか私に
/
最高の笑顔を見せて下さい
\
って言いながら地下鉄の中を歩いて行くのですが
他の誰よりもお金をもらっていたような気がするし
分け与える食事やお金がない人も彼に対しては
にっこり微笑んで最高の笑顔を見せるので
知らない人ばかりの空間が自然と明るく
温かい雰囲気になっていました
20年くらい前のことなのですが
今になってもときどき思い出しては
笑顔になるし懐かしくもなります
笑顔ってそれだけ人を幸せにする
パワーがあるんだと思いました
最近では特に外出しているときは
ほとんどの時間がマスク生活なのもあって
表情が見えない分いつも以上に
コミュニケーションにおいて誤解が生じやすい
かな~と思うので、私はいつも以上に
大げさに微笑むようにしています
たぶん笑顔って
"私はあなたに敵意はないですよ"
っていう印象を他者に与えられるもの
なのではないかな~と教えられました
コロナの影響でみんな少なからずストレスで
ギスギスした雰囲気になってしまうと思います
こんな時だからこそスマイルおじさんが
教えてくれた最高の笑顔を忘れないように
したいです
留学していた頃の話はまた書きたいと思います
読んでくださってありがとうございます