今月は、ハワイ でお世話になった知人を迎えて、
あっちこっちと案内したり、
忙しくも楽しい経験をしました。
狭い我が家には、まずは アリス が1週間、
続いて リチャード が4日間泊まって
東京を観光していきました。
彼女からのお土産の数々！
懐かしいハワイ の香りがいっぱいでした。
イタリア の アーティスト、 シモネレグノ が レスポ社 と コラボ して創った
「トキドキ(tokidoki for LeSportsac)」 ブランド の Tシャツ。
tokidoki の Tシャツ は、アメリカ で秘かな ブーム だとか。
ご存じ、レスポ の ポーチ。
ハンドメイド の ブックマーク と、待ちに待った、オウ・オーガニック の メイプル・シロップ。
日系3世の アリス は、
うちの主人が ロス の出張でいない間に来てくれました。
70歳を超えて足腰に自信がないと言っていた アリス ですが、
東京に来たら一切世話をするから大丈夫！
と、日本旅行を強く勧めた私でした。
方向音痴な私 の案内で過ごした2人の珍道中。
まずは、久しぶりの再会に感激！
といったはずでしたが…
成田空港から リムジンバス で渋谷に着いた彼女は 真っ青な顔。
聞けば、
日本円で ５０万円 も入れた ポーチ を空港で落としたとのこと！
えええぇぇぇーーーーー！！！
と、私は思わず大声で叫んでしまいました。
彼女の記憶では、
リムジンバス の チケット 売り場の カウンター まではあったとのこと…。
とにかく、成田空港の サービスへ電話をして、
その旨を伝えると、
「バス・チケット の半券に購入された カウンター の番号が記されていますので教えてください」
とのこと。
ところが、動転している彼女は、
チケット は全部 バス の ドライバー に渡したから？半券は無いという。
広い空港、カウンターナンバー が解らないと、探しようがなく、
時間が掛ると言われ、困ってしまった私たち…。
それでも、受け付けてくれた係りの人は、
「とにかく探して、折り返しお電話いたします」
と、とても親切に対応してくれました。
私たちはとりあえず、荷物を持って私の自宅で待機することに。
自宅に戻り、荷物の整理をしていたら、バス の半券が見つかり、
再び サービス に電話をして、カウンターナンバー を伝えました。
その後 １５分程 して、係りの人から
「ポーチ が見つかりましたよ！」
と電話がありました。
私は思わず、
「ほんとーですか！？やったー！ありがとうございます！」
と自分のことのように大声で叫びました！
「大金が入っているのでまず出て来ない」
「ラスベガス ですったと思うしかない…。」
と殆どあきらめていた彼女も ビックリ！
「アメリカ ならまず １００パーセント 出てこない。やっぱり日本はすごい！」
と言って、何度も感激していました。
私も本当に、
「日本もまだまだ捨てたもんじゃないな」
と嬉しくなりました。
そ んなわけで、翌日は、まず彼女と二人で成田空港まで取りに行きました。
彼女は
「拾って届けてくれたくれた方にぜひ御礼がしたい」
と言って、お礼を用意していたのですが、
空港側は
「規則でそれはうけつけられません」
とガンとして拒否。
せめて状況を聞くと、
通路に落ちていた ポーチ を拾って届けてくれたのは、
空港宅配業務の方 だったとのことでした。
まじめで優しい日本人！
やはりこういう国でなくちゃなりません。
こうして、アリス と私の 珍道中 が始まったのでしたぁ。