わたし、コースを受けたり
旅行行ったりすると
必ずと言っていいほど
帰り道で

【 現実にもどるー】

って心の中で嘆いてました


その頃は
介護士として働いてたり
子育てだったりと
慌ただしい日々だったから
現実を見たくなかったんですね


その介護士も辞め
好きな仕事をして
今の主人にも出会え
順風満帆風に見えたとしても
やっぱり山口から出て
戻ってくるとき


【 現実にもどるーーーー】


ってまだ嘆いてました


でも、その感覚が変わったんです


あの臨死体験から
そして腸閉塞を味わってから


日常だったことが
非日常に変わったとき


当たり前が
当たり前ではなくなったとき


【 すべては非日常だ】


大きく私の心は変わっていきました


でもね、人間って
ついつい忘れちゃうんですな


って、私が忘れちゃうことがあり


忘れそうになった時
周りから教わります


当たり前だった光景が
全く違うものになった


当たり前にいるもんだと
思っていた人が
急にいなくなっちゃったり


そうゆう時にまた私に
日常は非日常だと


非日常のときってすごく
心が穏やかで
嫌なことは忘れられて
無心でそこにいれる
そして感謝がうまれる


でもこれって
日常でも味わえるんだよね


日常の流れに必死でいるから
気づけていないだけ


日常の流れから少し身を離すと


時はゆっくりと流れているし
とても穏やかで
心はときめき
自分の気持ちは
落ち着いてるし
周りには愛が溢れてて
すべてに感謝ができる



熊本から帰ってくる新幹線で



山口が見えた時
【 現実にもどるーーーー】
ってゆう嘆きの声はなく
境界線もなく
空気感が変わることもなく


【すべては繋がってる】
【時も空間もどこにいても変わらない】
【すべては非日常だ】


あの経験から
【すべては非日常だ】
のフレーズが
1年かけてようやく
細胞から理解できた瞬間だった


すべては非日常だ
当たり前ですべてがあるのではない
一瞬一瞬が宝であり
愛すべき瞬間ばかりなのだ




非日常を見てきたクスの木
どっしり見守ってくれてる

ありがとう