なくしていく優しさ

なくしていく優しさ

届かない想い

梅雨明けにしたいことがあって、それは数年前に自作したサブのデスクトップPCの掃除だった。
メインのデスクトップはちょくちょく掃除するもののサブのほうはできていなかった。
というのも、M-ITXのマザーボードで組んだかなり小さめのPCで、
メティスプラスというケースなので、中身がギッチギチでメンテナンス性がとても悪いんだよね。
でも、小さいパソコンというのはとても使い勝手が良いのも事実なんだよね。

 
ケースの横のパネルをはずしてみると中身はこんな感じ
ここからは汚れが酷いので、気分が悪くなる人は見ないでね。

 
掃除に使ったのは、掃除機と歯ブラシとエアダスターです。
最初はパネルを外した状態で、部品をばらすことは考えていなかったんだけれど
中の状態を見てみたら、最低限MSIのグラフィックボードは外さないと駄目だなあと思いました。

ベランダに新聞紙を敷いて、グラフィックボードを外すと、ファンの汚れがはっきりするね。
デスクトップPCを何度か作ったり、掃除したことのある人ならよくある光景だけれど
初めて見る人には衝撃かもしれないね。
でも自作じゃないデスクトップPCも数年掃除していなかったら、中身はもっと酷い状態なのがほとんどだよ。

 
取り外してみたグラフィックボードも埃がびっしりだった。
でもこのくらいなら、ケースを外したり、ファンを取り外して水洗いしなくても
エアと歯ブラシでそこそこには綺麗になります。
どこかの体操選手みたいにタバコも吸って無いしね。
これがタバコを吸う人の家のパソコンだと、埃がヤニと絡みついてベタベタで異常な臭いになる。
エアだけじゃとても無理なので分解して洗ったりすることになるね。

 
歯ブラシとエアでこのくらいまでは埃が取れます。
このあとグラボのケースはアルコールのティッシュで拭きました。
グラボを外したので、端子も接点復活スプレーで清掃したよ。

 
本体の方も、歯ブラシである程度埃を落とし、エアダスターで飛ばした後
掃除機で吸い取りました。

 
組み立てなおして、電源をいれてみたけれど、問題なく動きました。
掃除前のCPUの温度も組み立てた頃と変わらず低かったので、グリスの塗りなおしはしませんでした。
この小ささだと、CPUグリスの塗りなおしは、ほぼほぼ全部の部品をばらさないとやりにくいので
新規にPCを組み立てるよりも手間がかかってしまうんだよね。