今はFJ1200というオートバイのエンジンを弄っとるダス。
今月の中頃から取り掛かってて
カーボンとか汚れが蓄積しとるエンジンをシッカリと洗浄せんといかんダス。
ダウエルピンが錆びで固着しとったダスが気合いと根性で抜くダス!
手作業でコリコリと表面のカーボンを落とし、残った分は薬剤で落とすダス。
エンジン腰上が外れた状態で、クランクとコンロッドの簡易チェック。
チェックロッドを1番コンロッド小端部~4番小端部までスッと通せたら一応簡易チェックはOK。
NGな場合は全部を通せんダス。
そういう場合はコンロッドに曲りがあるかクランクが曲がっとるダス。
このヤマハエンジンではそういうのに当たったことは無いダスがカワサキのGPZ系エンジン、
いわゆるニンジャ系エンジンでは見事な曲りコンロッドとご対面したことがあるダス。
ヘッドの大まかなお掃除ができましたダス。
ポートも軽く研磨したダス☆
インシュレータとの段付き修正も忘れんダス。
ポート研磨を頑張るのも良いダスが、それよりもバルブまわりの気密するとこをキチンとメンテすることの方が大事ダス!
いくら見事な芸術的なポート研磨されとったとしてもバルブ周りの気密が全然ダメだったら意味が無いのダス。
当然バルブシートなんかはシートカッター使ってキチンと仕上げとるダス。
エキパイが装着されとるダスが、コレはバルブを摺り合わせしとるときの音をエキパイをホーンとして細かく聞きとれるようにしとるのダス。
クランクケースも分割。
そして部品の洗浄。
オイルラインの中も全て洗うのダス!
部品の洗浄を終えたあとは各部チェック。
メタルの選定なんかもシッカリやるダス!
クランクとクランクケース。クランクとコンロッド、それぞれにマーキングが施してありそれを見れば計測とかすっ飛ばしてメタルの選定はできるのダスが、ワシは一応これまで装着されとったメタルの状況や計測して仮設定したメタル組んだときのクリアランスとかチェックしてメタル選定しとるダス。
せっかくクランクケース開けとるのだからケース開けたときにしかできん部品の交換なんかはシッカリとやっとくダス!
コンロッドボルトやナットなんかは再使用不可とはなっとらんようダスが、ワシはエンジンOHの際はあえて交換するようにしとるダス。
こういう仕事を長いことやっててちょっとレースとかも齧ったりもしとったので、こういうところで痛い目見とるお方を結構見てきとるのダス。
外したこういう再使用したくない部品はもしもの混同を避けるため自分で分かるようマーキングしとくダス。
クランクシャフトに最後の洗浄を施してコンロッドを組み付けたダス!
現在ココまで進んどるダス☆
あとはプライマリーチェーンを付けてスタータクラッチも仮付けして腰下組み立ての予行練習。
FJのエンジンに取り掛かってから今日の状態まで一気に書いたダス~♪