祖父の病院の付き添いから始まり、祖母の病院の付き添い。

回数的にはどちらも月1回の通院でしたので、ほとんど楽勝でした。

祖母もデイサービスを利用したり、ケアマネージャーさんともやりとりしたりと、この時はこれから長い付き合いになるとは思ってもいなかったです。

 

そんな生活を1年くらい続けたのかな?

だいたい病院の先生や受付の人、デイサービスの人などに「孫が世話をしてくれている」というあまり例のない事から、顔も名前も覚えてもらえるようになりました。

 

ある日、祖父がいつものように病院に行くとギリギリと言われていた腎臓の数値が透析スタートの数値に。

どうやら本人に自覚症状なし。

原因は、ちゃんと配薬された薬を飲まなかったから。

 

一緒に住んでいれば管理できた事が、一緒に住んでいないので薬までは管理できなかった・・・

 

とりあえずこのままだと透析になると言われ県立病院への紹介状を渡されました。

 

それから数日後、祖父の顔がパンパンに浮腫んでいると祖母から電話。

 

すぐ駆けつけると、顔はパンパン、足元はふらつき・・・

 

え?数日前と全然違う・・・

 

とりあえずすぐかかりつけに電話し病院連れていくことに。

 

ついたら顔なじみの看護婦さんが「あら~大変」と迎えてくれ

 

すぐさま検査。

 

やはりこれは即透析だ!と。

 

しかし今から紹介状を出した病院に行くのも時間外だし、とりあえず今回はそのまま帰宅し週明けアポをとり診てもらう事になりました。

 

病院からは、「もしかしたら今日の夜急変するかも。そうしたら救急車呼んで」と言われアタフタ。

 

とりあえず、同居している長男に仕事中に電話し状況を報告。

 

その後、22時頃同居中の長男から電話。

 

「やっぱ爺さんの調子がおかしいから救急車呼ぼうかな?」

 

即答で

 

「そうして!」

 

とりあえず私もかけつけました。

 

駆けつけた頃には救急隊が到着しており、祖父が担ぎ込まれる所。

「どなたが乗車されますか?」

の問いかけに

長男私の顔見るなり、お願い!と。

 

結局、長男と私が救急車に同乗しました。

保険証の場所や、ペースメーカー手帳、お薬手帳など最近の様子など色々聞かれ、黙る長男にべらべらしゃべる私((笑))

 

きっと関係性について疑問だったことでしょう。その後すぐ関係聞かれましたが。

 

その日の当番の病院が〇〇病院なのでここに連絡していいですか?と聞かれたので

 

とっさに

今日かかりつけから〇〇総合病院の紹介状を貰っています!できればその病院でお願いしたい!

 

とりあぜず聞いてみるが当番ではないので断られる可能性が高いと言われました。

 

案の定無理と。

 

その後素直に当番の病院に電話しましたが、ここでも今いっぱいで受け入れ拒否

 

2件目もなんと受け入れ拒否!

 

機転をきかせてくれた救急隊員が、一番最初にかけた総合病院へ連絡。

 

「今日の当番受け入れ拒否なので何とかお願いします!」

 

しばらく保留の末お、受け入れOK

 

そのまま搬送されました。

 

病院ついて本人はフラフラ、意識朦朧。

 

私たちは外で待機。

 

1時間くらいかな?検査などが終わり先生に呼ばれました。

 

「簡潔に言うと、インフルエンザです。」

 

「え?」

 

全然眼中になかった。

 

インフルで熱があり朦朧としており、おまけに腎臓機能も低下。

 

今日は腎臓の担当の医師も不在、また病床もいっぱいなので今日の所は一旦帰宅してまた月曜日紹介状持参で外来受けて下さい。と。。

 

 

正直この状態で帰すのかよ?と思いましたが病床いっぱいと言われればしょうがない。

 

この時は連れて帰るにも、帰ってから週が明けるまで大変すぎて記憶がありません(笑)

 

つづく