地下頃は、段々と暑くなってきましたね。

一方、雨が降り出すと、豪雨だってり長雨だったりと、梅雨の足音が聞こえて来るようです。

そのジメジメな季節を乗り越えると、今度は(恐らく)ギラギラの夏。

今年も猛暑になるんでしょうか (;^_^A

 

就活や面接は、学生や転職希望者にとって非常に重要なステップです。
面接官に好印象を与えることができれば、内定獲得の可能性が高まります。
そのため、自己PRや履歴書の内容に加えて、面接中の表情が非常に重要大切です。
表情は非言語コミュニケーションの一環として、相手の印象大きく左右します。
今回は、就活や面接における「表情で印象を変える方法」について解説しましょう。

1. 表情の重要性
表情は、言葉以上に多くの情報を伝える手段です。
研究によれば、「コミュニケーションにおいて言葉の内容よりも非言語メッセージが重要であり、その中でも表情が大きな役割を果す。」とあります。
面接では、面接官は応募者の言葉だけでなく、表情や態度からもその人の人柄や真剣さを判断します。
つまり、声だけではなく適切な表情を作ることも、面接成功の鍵となります。

2. 笑顔の効果
笑顔は最も基本的かつ効果的な表情です。
笑顔は相手に親しみやすさや信頼感を与え、リラックスした雰囲気を作り出します。
以下に、笑顔の具体的な効果を3つ挙げます。

a. 親しみやすさの向上
 笑顔は親しみやすさを演出し、面接官に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらいましょう。
b. 緊張の緩和
自然な笑顔は自身の緊張をほぐすだけでなく、面接官の緊張も和らげます。

c. 自信の表れ
笑顔は自信の表れでもあります。
笑顔を見せることで、自分に自信があることを伝えることができます。
笑顔を作る際には、目元も意識しましょう。
本物の笑顔は、目元が自然にしわが寄るのが特徴なので、口角を上げるだけでなく、目も微笑むようにして下さい。

3. アイコンタクトの重要性
アイコンタクト(目を合わせること)は、信頼関係の構築において重要な役割を果たします。
目を合わせることで、相手に対する関心や真剣さを伝えることができます。
面接の際には、以下のポイントを意識してアイコンタクトを行いましょう。

a. 適度な長さのアイコンタクト

あまりに長いアイコンタクトは威圧感を与える可能性があるため、適度な長さで目を合わせましょう。
b. 頻度を意識

話している時だけでなく、相手の話を聞いている時もアイコンタクトを意識しましょう。

これにより、相手の話に関心を持っていることを示せます。
c. 自然なアイコンタクト

無理に目を合わせようとすると不自然に見えるため、自然なタイミングでアイコンタクトを取りましょう。


4. 真剣さを伝える表情
面接では、真剣な態度を示すことも重要です。
真剣な表情は、仕事に対する熱意や責任感を伝える手段となります。
以下のポイントを押さえて、真剣な表情を作りましょう。

a. 集中力を示す目線
面接官の話に対して真剣に耳を傾けていることを示すために、集中した目線を保ちましょう。
これは、相手の目を見ながら少し前傾姿勢を取ることで実現できます。

ただし、やり過ぎるとわざとらしく見え、逆効果になりかねないのでご注意を。
b. 微妙な表情の変化
話の内容に応じて微妙な表情の変化を見せることが大切です。
相手の話に共感したり、自分の意見を述べる時には、感情が表れるような表情を心がけましょう。
c. 適度な緊張感

適度な緊張感は、真剣さを示す一方で、自信を持って話すことも重要ですから、肩の力を抜いてリラックスしつつ、真剣な態度を保ちましょう。
 

5. 緊張をほぐすためのテクニック
面接の場では、緊張して表情が硬くなってしまうことがあります。
緊張をほぐし、自然な表情を作るためのテクニックを3つ紹介します。

a. 深呼吸

深呼吸をすることで、リラックス効果を得られます。

面接前や面接中に緊張を感じた時には、深呼吸を意識しましょう。
b. 筋肉のリラックス

顔の筋肉をリラックスさせるために、軽い顔のストレッチを行うことも効果的です。特に口角や目元の筋肉をほぐすようにしましょう。
ポジティブなイメージトレーニング
成功シーンをイメージすることで、ポジティブな気持ちを保つことができます。
ポジティブな感情は自然な笑顔やリラックスした表情に繋がります。
 

6. 自己分析と表情の一致
面接において、自分の話す内容と表情が一致していることが重要です。
自己分析を徹底的に行い、自分の強みや経験を明確に把握することで、表情と話す内容に一貫性を持たせることができます。
一貫性のある表情は、面接官に対して信頼感を与えます。

7. ミラーリングの活用
ミラーリングとは、相手の仕草や表情を鏡のように真似ることで、親近感や共感を示すテクニックです。
ミラーリングを意識することで、面接官とのコミュニケーションを円滑に進めることができます。

a. 表情のミラーリング

面接官が笑顔を見せたら自分も笑顔を返す、相手が真剣な表情をしている時には自分も同様に真剣な表情をするなど、相手の表情に合わせることが大切です。
b. 仕草のミラーリング: 相手が身振り手振りを交えて話している場合には、自分も適度に身振りを取り入れることで、相手との一体感を高めましょう。
 

8. 模擬面接後のフィードバック
友人や家族に面接の練習を手伝ってもらいましょう。
模擬面接を行い、自分の表情についてフィードバックを受けることも重要です。
自分の表情について意見を聞くことで、改善点を見つけることができます。
また、面接官から直接フィードバックをもらえる機会がある場合には、積極的に活用しましょう。

まとめ
就活や面接において、表情は非常に重要な役割を果たします。
笑顔やアイコンタクト、真剣さを伝える表情など、適切な表情を意識することで、面接官に好印象を与えることができます。
緊張をほぐすテクニックや自己分析を通じて、一貫性のある自然な表情を心がけましょう。
ミラーリングやフィードバックの活用も効果的です。これらのポイントを押さえて、面接に臨めば、成功への道が開けることでしょう。
面接は自己PRの場であると同時に、相手とのコミュニケーションの場でもあります。
適切な表情を通じて、自分の魅力を最大限に伝え、内定獲得を目指しましょう。

次回は、「声を使ってストレスを解消する方法」についてお話しします。

 

追伸

先日、所謂新人さんの方にお会いする機会がありました。

その方曰く「面接の時も緊張しましたが、配属になると更に緊張します。」と。

でも、仕事は数をこなせば慣れてくる方が多いと思います。

しかし、面接はどうでしょう?面接に慣れる為に数をこなしますか?

面接の数をこなす=不採用通知の数、と考えると…ゾッとしますよね?

だから、面接のプロを目指さないで下さい。

面接の“コツ”を教えるプロなら、ココに居ますから (^▽^)/