TVCMでマーケティングを学ぼう!

TVCMでマーケティングを学ぼう!

Magictool的テレビCMの楽しみ方

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今回のCMは、雲海酒造株式会社
そば焼酎雲海「課長に乾杯」編です。

動画が埋め込みできなかったので、ジャンプしてご覧ください。

こちら

15秒という限られた時間内に、シンプルにテンポよく情報と提案がまとめられた素晴らしい完成度だと思いました。

出演しているのは、いま大人気の女優、吉田 羊さん。

現在のヘアスタイルにされてから、ググッと露出が増えて、CMもいくつも出演されています。

爽やか、快活、明晰なイメージの彼女は、
社会で活躍するキャリアウーマンの理想とマッチしますね。

そんな吉田 羊さんがまさしく出世街道邁進中の元気なビジネスウーマンをこのCMで演じています。
そして、このCMのテーマは2つ。

「女性の皆さん、そば焼酎はオススメですよ!」



「男性のみなさん、女性がそば焼酎飲んでもいいでしょ?」
だと思われます。
その根拠はこちら。




冒頭、まずは最初に上司へお酒を作って渡す吉田さん。
部長と呼ばれるこの方の好みの飲み方を知っています。

このあたり、男性管理職の視聴者への配慮が感じ取れます。
男性管理職が理想とするキャリアウーマン像へ寄せていくイメージです。



そして部下と思われる男性社員から作ってもらった焼酎を渡されるのですが・・・



課長になった彼女を部下は「主任」と呼んでしまいます。
これはただの呼び間違えではなく、
「主任時代からちょいちょい飲みに行ってる仲間」
という、これまた理想のチーム像、会社像の演出が入っています。



で、呼び間違えた部下を叱るのではなく、はにかみながら訂正させる吉田課長(笑)
「あ~こんな上司だったらいいなあ」
なんて思うビジネスマンも少なくないのでは?



で、みんな幸せな気持ちのまま、昇進祝いの宴が開かれる!



その席には「そば焼酎 雲海」がありましたとさ!という構成です!
気持ちいいほどストレートで爽やかなCMですね!



この商品のイメージと吉田羊さんの持つ
「すっきり かろやか」
なイメージも絶妙に重なって、効果的な宣伝だと思いました。

CMに芸能人や有名人を起用するとき、
・ターゲットの性別や年代に寄せたキャラクター
・商品のイメージ(見た目、味、特徴など)に寄せたキャラクター
どちらかを採用することが多いのですが、今回は後者の方でした。

つまり、

そば焼酎 雲海=吉田 羊さん

となり、
吉田 羊に好感=そば焼酎 雲海に好感
となるわけです。
そして、
「今度この焼酎のんでみようかな」
と購買意欲につながるわけですね。

読者の皆様も、自分の扱っている商品が、
芸能人や有名人に例えたら、誰になるのかを一度考えてみると面白いかもしれませんね!
今年の3月にクライマックスを迎えた、
ご存じ大塚家具問題。

代表取締役会長であり創業者の大塚勝久氏と社長の大塚久美子氏が対立。
経緯やお互いの理念などはお詳しい方にお任せするとして、
結果的に久美子氏が実権を獲得する形となりました。

で、ここからの展開がすごかった。
久美子氏をアイコンにした刷新経営は功を奏し、非常に好調だと聞きます。
バラエティなどへの露出も増え、新規客の呼び込みも精力的。

「トラブルをチャンスに変える」とはよく言ったものだと感心しておりましが・・・


今回、発表されたCMをみて、そんな思いも吹っ飛ぶ衝撃!
もしかしたら、この親子騒動は、
大塚家具が仕掛けた壮大なプロモーションだったのではないかと思える内容でした。





炎上マーケティングという言葉が世に出て久しいですが、
このCMは「炎上=不謹慎→怒り」を通り越して何とも言えない感情を湧き起こしてくれます。

みなさんお気づきでしょうが、このCMは最後のシーンがメインです。

(父娘を見て)「喧嘩しない!」
「父がスミマセン」


などとは、よくここまでやったなと思います。
CM最後の3秒間に込められた演出で、あのドロドロとした騒動を逆手に取った、
絶妙な時間と演出に仕上げています。

マスコミが一斉に取り上げたあの泥沼会見も、このCMのおかげで記憶の彼方へ。
一連のイベントに仕上げてしまったから、顧客にネガティブなイメージはもはや皆無。
久美子氏と一緒に写真に収まって、満面の笑みでおしゃれな家具を購入します。

つまり、
広告とは売っている製品(プロダクツ)のPRではなく、会社そのものをPRすることでも、
売上につながる効果を持っているということです。
但し、会社そのものにPRすべき独自性、優位性がないと効果は少ないでしょう。
そういった意味では、大塚家具の戦略は大胆かつ巧妙。
そしてすべてシナリオだったなら、まさに壮大(笑)

いろんな意味で非常に参考になるCMです。
先日、お仕事の関係で関西に行って参りました。
移動で電車を使ったのですが、
地元にはない広告がたくさん見れて勉強になります。

「なぜこのデザインなのか?」
「なぜこのタレントを起用するのか?」
「なぜこんなキャッチコピーなのか?」

同じ日本なのに、県外に出ればたくさんのデザインWHY?が出てきます。
勉強になりました。

なかでも、印象に残ったのが、
専門学校 HAL大阪さんの広告。
ゲーム・CG・映像・アニメ・ミュージック・カーデザイン・ロボット・IT・WEB・インターネット・電子・コンピュータ のプロフェッショナルを育成する専門学校なのですが、

キャッチコピーがニヤリとして印象に残ります。思わず車内で撮影してしまいました。



「量産機になるな。」

将来、上記クリエイターさんを目指す方にはもう間違いなく「心に刺さる」コピーです。
それ以外の方には「???」か「へえ~」程度の印象でしょう。

どうせならジムよりガンダムを目指そうぜ的な・・・
あ、これもわからない人にはわからないネタです。ごめんなさい(笑)

広告のコピーというのは、訴求したいターゲットに対し最大限の効果を期待するものです。
観る人読む人誰にでも好まれようとすると、よほどのスキルがないと効果は薄れてしまいます。

多くの選択肢や趣向があふれる現代。キャッチコピーも槍のように突き刺さる言葉をチョイスするほうが効果が大きいと考えます。

まさしく「量産機になるな。」です。
最近早くも更新を怠っておりましたら、
尊敬する方から「ブログ拝見しています」と言われ、
あわててPCに向かっております(笑)

やはりブログを続けることは、何か「糧」がないと厳しいものなのですね。
勉強になりました。

さて、今回注目するCMは
株式会社アデランスのヘアパーフェクトアクションCM【攻める男 想像しよう編】です。

そもそも、かつらは西洋の身だしなみでした。
音楽室に飾られている作曲家の独特な髪型。あれがそうです。
シラミ対策として自毛を短く刈り込んでいたための対外的な正装だったんですね。

そして時代は変わり、今では加齢などの理由で生じる薄毛対策として定着しています。
増毛の方法も様々で、男女関係なく一定の支持を得ています。

アデランスはその増毛行為を「攻める」と表現しました。
かつらや植毛に対してネガティブなイメージを持つ人の考えを覆す、
前向きで素晴らしい言葉です。

そしてそのCMがこれ。




40代以上と思われる男性にフォーカスした映像で、スローモーションを多用し、
ドラマチックな音楽も相まってサクセス映画のクライマックスシーンのようです。
その映像に載せて、俳優の船越英一郎さんが「『夢』を叶えようぜ!」と力強く訴えます。

『夢』といっても人により様々ですが、その『夢』が何の事を指しているのか、
このCMにはそれがハッキリと描かれています。

30秒のCMの中で、主人公の男性に熱い視線を向ける女性が3名も出てきます。
しかも、男性がアプローチするでもなく、
女性から好意を寄せているような演出がなされています。

むむ・・このオトコ、めっちゃモテてるやん・・・・

やがてその男性はその女性たちと一度も目を合わせることもなく、
愛犬をサイドカーに乗せ独り海を見て微笑む・・・・。

さらに、愛犬がすでに席を占領していることから、
最後のシーンは女性との待ち合わせなどでないことも暗に表現しています。

「モテて当然、関係ないね。俺は俺の好きなようにやるだけさ」的な男性像は大きなインパクトがありますね。

このCMによって、アデランスは、様々な理由による薄毛のコンプレックスから脱却し、
自信をもって好きなことに打ち込みませんか?。つまり、

「アデランスに来れば女性にモテるゼ!」

というメッセージをドラマチックに嫌味なく、しかしダイレクトに訴求しているCMと言えます。

「めっちゃモテたいから買う!」

という男性の購買動機。女性からすれば

「なにそれ?ばっかじゃないの?」

と言われかねない動機かもしれません。
しかしなぜか男性にとって、これは人生においてかなり優先順位の高い動機である場合が多いのです(笑)

そもそも男性は競争脳。
「あ~それわかるわ~」という共感よりは、
「よ~しおれだって!」という競争心が購買意欲は強まります。

一般的に高級かつらは数十万程度の商品が多く、
増毛に関する商品も安価なものはあまり聞きません。

しかし、それによって『夢』が叶うなら、十分価値はあるんじゃないのか?
という意味を込めて、船越英一郎さんは英語でこうおっしゃっているのではないでしょうか?

「Dreams come true!!」
女性の共感脳に直撃! 花王 フレアフレグランス 突然の壁ドン CM

2014年のタレント別テレビCM量(関東地区、ビデオリサーチ)で石原さとみさんは13位。
もちろんCM女王と言われる上戸彩さんや武井咲さんは不動のベスト5以内に鎮座しているわけですが、
石原さとみさんは2013年の24位から大躍進。

毎年露出が多いタレントさんを起用し安定感重視、リスクを回避することよりも、
リアルタイムな知名度を優先し、フレッシュさと強いインパクトを与える戦略をとろうと判断した企業が多いのだと思います。

急に露出が増えたのはドラマの主演がきっかけだと思いますが、
その影響で役柄とシンクロした「小悪魔キャラ」でのCM出演が多いですね。

そのため、石原さんの出演しているCMは若年男性向けの商品が多いように思います。
しかしながら、小悪魔キャラでも女性からの悪印象が少ないのは、
石原さん特有の親近感(友人にいそう、自己投影しやすい等)が
功を奏しているのだと思います。

そこで、ここでは主に女性向けに制作されたであろうCM、
花王フレアフレグランスを紹介します。



有名な話で、男性は「競争脳」女性は「共感脳」などと言われていますが、
このCMはあらゆる面で女性の共感脳に訴えかけるシチュエーションが設定されています。

・仕事を頑張ってるキャリアウーマン像
・頼りないけど頑張ってるかわいい後輩の男の子
・移動は混雑する公共交通機関(画的に映えるリムジンや自家用ジェットなどではない)
・電車が揺れて不意の「壁ドン」
・男性の「好きです」というセリフ

これらが高い次元でバランスよく配置され、
仕事に奮闘するキャリアウーマンの共感脳に強く訴求する土台を作っています。

そしてそこに、石原さとみさんと林遣都さんという旬のタレントさんを当てはめることで、
非常に効果的な化学反応が発生。

フレグランス系洗剤CMの中でも記憶に残る仕上がりになっています。

さらに、このCMには石原さんが商品名を言うシーンが入っています。
これは「クチコミ戦略」とリンクする部分で重要な仕掛けです。
やはり共感を生みたいCMは、出演タレントさんが直接その商品名を言うシーン
または音声のみでも挿入しておくと効果的だと思います。

「その人に共感を持つ=その人を肯定する」

ということですから、肯定した人が進める商品は良い商品に違いない
という意識が潜在的に生まれるのではないかと分析しています。

やはりCMはマーケティングにおいて最高の教科書ですね。
短時間に様々な要素がちりばめています!

そうそう、男性の「競争脳」を利用したCMもあります。
それは次回にでも。
突然ですがあなたはスバル(SUBARU)が好きですか?
・「はい」と答えた方はおそらく男性がほとんどでしょう。
・「いいえ」と答えた方もおそらくほとんどが男性でしょう。
・「知らない」と答えた方はおそらくほとんどが女性でしょう(笑)
偏見でしょうか?しかし傾向としてはいい線いってないでしょうか?

スバル(SUBARU)は、
富士重工業が展開する自動車製造部門のブランド名で、
2014年登録者合計では国内ランキング5位。
シェアでいえば3.8%という会社です。(軽自動車除く数値)

個人的にスバルは大好きなブランドです。
青春時代の私はインプレッサという車に大変憧れておりました。
そんな話を始めると脱線して帰ってこられなくなるので、ぐっと我慢します。

さて、そんな「女性に媚びない(笑)」希少ブランド「スバル」のCMをご紹介。



車両メーカーのCMなのに車を中心にうつさないのは、企業そのもののイメージをPRするためのブランディングCMだからです。

地上波では15秒や30秒のダイジェストを放映し、ウェブでフルバージョンを公開する。最近では多くの企業が取り組んでいる仕組みです。

とはいえ、ここまでクルマを脇役にしてしまい、その周りの人物に焦点を当て、その人物もアイドルや有名芸人さんではないので親近感を呼ぶ。

リアルな日常を映し出す演出は、
国内ランキング5位のスバルだからこそ挑めるCMではないでしょうか?

クルマに詳しくない視聴者には、物語に共感をもってもらい、
企業のイメージアップを狙うことで購買につなげられます。

そして・・・ここからは裏テーマなんですが、車に詳しい視聴者にとって、
スバルがすでに大好きな視聴者にとっても、
おもわず唸る演出がちりばめられているのがこのCMの面白いところ。
(小物、エンジン音、懐かしの名車などなど)


同じCMを観ているのに、観る人によって共感ポイントや感情を突き動かされる場面が違う。
それなのに最終的には購買意欲を高めるCMなんて、実はそんなに存在しないですよね。

是非、彼氏や彼女、旦那さんや奥さんと、このショートフィルムシリーズをご覧になってみてください。
いわゆる「ツボ」がまったく違うので面白いと思いますよ!

世界最大のコンピューターソフトウェア会社といえばマイクロソフト社。

特にビジネス分野において圧倒的なシェアを誇り、それが原因で
「マーケットを独り占めするな!違法だ!」としばしば訴えられているほど。

そんなマイクロソフト社は、ソフトウェアだけでなく、
自社でハードウェア、つまりパソコン本体の開発と販売も行っています。

余談ですけど、光学式のマウスはマイクロソフトの発明です。
昔はマウスのお腹にはトラックボールというものが内蔵されていました(笑)

さて、今回はそのマイクロソフトが気合入れてPRしている
タブレット端末「Microsoft Surface」のCMをチェック。



こういったプロダクトをPRするCMは、余計な背景を映さず、製品をクローズアップして品質の精度や質感をアピールする物が多いですよね。

魅力的な音楽、躍動感のあるトランジション(映像の切り替え)などでさらにインパクトアップ。

しかしながらこのMicrosoft SurfaceのCMは、あのアップル社のCMをあまりにも意識した内容になっていると思いませんか?



違う会社とは思えない寄せ方!(笑)
話題のapple watchのCを例に出したので時系列が逆ですが、
アップル社のプロダクトCMは一貫した演出なので他のCMも同じ演出です。

極端な話をすれば、両社のCMをパソコンに興味のない方が観れば、
違いに気づかず同じメーカーのCMと思っているかもしれません。

しかし、それでもいいと思います。CMは長くても30秒。ひとつのCMで、
・新規購入者
・既存ユーザーの買い替え
・タブレットPCのすばらしさ
・コンピューターは便利ですよという啓発
これらを同時に発信することはほぼ不可能だと思いますし、意味もあまりないです。

※(後述しますが、両方のCMにはある決定的な違いが表れています。)

今回のMicrosoft SurfaceのCMは、まさにライバル意識。

「あなたが持っている(買おうとしている)アップル社のipadより
Microsoft Surfaceの方が素晴らしいですよ!」

と伝えたいがために、敢えて寄せたCMになっているのではないかと考えます。

はっきりとしたライバルが存在している場合、この手法は効率が良く有用だと思います。
ただし、真っ向勝負を挑むことで、相手への敵対心が露わになるので注意も必要です(笑)

(後述)最後に。
個人的には、両方のCMともスタイリッシュで素晴らしいですが、
マイクロソフトのCMにはコピー(文字)による説明が入っているんですよね。

アップルのCMは映像と音楽のみ。意識して観てみてください。

ここが両社の理念の違いが最も大きく反映されている部分なのかなと思いました。
携帯電話と言えば、もはや世界中でなくてはならない生活必需品となりましたが、
今回は携帯電話メーカーではなくて、電話会社のCMについて書きます。

電話会社は電話回線を利用した通信サービスを提供する企業ですよね。

「サービス」とは本来目に見えないものなので売ることが難しいと言われています。
なので、電話会社は昔から様々な手法で自社イメージを伝えるために、
とても良く考えられたCMを世に送り出してきました。

私が今、大手電話会社の中で熱いなあと思っているCMがこちら。



そう。au(KDDI)が仕掛けた新しいブランディングCMが大変素晴らしいと感じています。

今回、自社の「au」と「英雄」の韻を重ね、日本で最も有名な3人の英雄を起用。

桃太郎、浦島太郎、金太郎の名前を知らない日本人の携帯電話ユーザーって
ほぼいないのではないでしょうか?これほどの知名度、盲点的な着眼点です。

男女問わず幅広い年齢層からの好感度アップを狙っています。

さらに、演者さん達もマーケティングが活かされた起用です。

松田翔太さん、桐谷健太さん、濱田岳さんは、
男女関係なく携帯ヘビーユーザー層からの支持が高い俳優さん達でしょう。

「老若男女関わらずたくさんの方に観てもらいたいけど、
携帯をたくさん利用する方にはしっかりと記憶にとどめてほしい!」

日常生活に密接な商品はそれだけ幅広いターゲット設定が不可欠ですが、
そのなかでも「コア」な層に対してさらに注力する。この手法は是非見習うべきです。

このCMは現代と過去、創作と現実がミックスされた不思議な世界観で
観る人をくぎ付けにします。

セリフの内容や衣装なども原作(?)に忠実なものがありニヤリとします。

今後のこのCMのシリーズに目が離せません。
皆さんが毎日観ているであろうテレビ。
地上波でもケーブルでもオンデマンドでも、
その番組に必ず付いてくるのがコマーシャルですよね。

このコマーシャル映像は、企業や団体などが番組の視聴者に向けて伝えたいことがあるときに、
番組の放映時間中、一定の時間を買うことによって放映する権利を得ています。

基本的にテレビ番組はこの一定の時間を売ることにより収入を得て番組の制作費とします。

番組の性質によりこの時間の価格は大きく変わります。
たくさんの方がテレビを見ている時間帯といわれる「ゴールデンタイム」は、
そのぶん時間の価値が高く、それに比例してコマーシャルの放送権料も高くなります。
そして放映する権利を買った側は、それに見合うだけの効果的なコマーシャル映像を全力で制作するのです。

つまり、映像、音楽、コピー、キャスティング、
すべての要素が凝縮され、十数秒に詰め込まれています。

このブログでは気になったテレビコマーシャルを中心に、
マーケティングやその手法のヒントを紐解いていきます。

テレビコマーシャルの見方が変わればマーケティングのヒントが見えてきます。
コマーシャルの間にお手洗いに行っている暇はなくなるかもしれませんが、
いままでとは少し違った視点でテレビコマーシャルをご覧ください。