さぁ、みなさん。


ついに、ついに、例の時間がやってまいりましたよ。


よく聞く、


ちらしの裏


って言うんでしょうか。


情熱ピグ陸の時間ですよ。


参考 情熱大陸


先日、ある広場ですごい顔の方にお会いして・・・


なんとなく気になったので、取材してあげました


では、今日も元気良くスタートです!!


誰のでも作ってあげるわけじゃありません。


取材甲斐のある方、私とフィーリングが合う方、


地雷が無い方に限ります。


だってマホさん、そんなにボキャブラリー無いので


すぐネタが尽きますもの・・・。(本音)


基本的にツッコミはありません。


情熱大陸のパロディなので、深く考えずに楽しんでください。



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チャッチャチャーラチャー音譜


実は前回のこの「動くオープニング」も、ちょっと作り変えています。


前の方が良かったかな~とか思いつつも、気にしないでGOラブラブ


情熱大陸~葉加瀬太郎 SELECTION~
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ナレーション


情熱的な演技でおなじみの女優、よしこ。


華やかな世界で、ひとり勝ち抜いてきた。


台本の無い場所で、彼女の口から一体何が語られるのか・・・。


よしこ初の密着取材を、我々情熱ピグ陸のスタッフが許された意味とは・・・?


我々にとっても、とても緊張感のある現場となった。


(画像;大人気映画「ぎょくせん」撮影中のよしこ)




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某月某日


よしこの都内某所の自宅をスタッフが訪問すると、


黄色のカンフースーツに身を包んだ、よしこが出迎えてくれた。


すでにメイクはしっかり施してある。


女優たるもののプライドか・・・それとも、我々を警戒しているのだろうか。


一瞬の不安がよぎった。


一部の噂では、よしこ側からの要望でお蔵入りになった作品は星の数ほどあると聞いている。


我々に、よしこの心を解すことができるのか?


もちろん、息づいていない作品など撮るつもりはない。



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よしこはしばらくすると、ポツリポツリと話し始めた。


よしこ「趣味は歌やピアノかな・・・。」


仕事でも主演映画の主題歌などを歌い、賞も多数取っている


誰もが認める歌唱力の持ち主のよしこだが、


よしこ「歌手になりたいなんて気持ちはありません。


    あれは女優のお仕事の一部です。」と


謙虚な面を見せた。



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ピアノを奏でながら、ふと口ずさんでくれた歌。


切ない歌詞、美しい旋律。


とてもすばらしい歌だが、スタッフ全員聞き覚えの無い歌だった。


もしかしてと尋ねてみると。


よしこ「はい、オリジナルです。あっ、やだ・・・。


    恥ずかしいから流さないでくださいね。」


映画やドラマでは、大人びた役やしっかりした役が多い彼女だが、


実は照れ屋でピュアな性格のようだ。


ちなみに、オリジナル曲のタイトルは「地獄に堕ちろ」であった。



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その夜は、趣味の一環として、ジャズバーで歌うと聞き


我々も同行させてもらった。


華やかなスポットライトの下、やはり彼女は一際輝いている。



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衣装を変更して次の曲へ。


アップテンポなジャズの名曲


「とりあえず、腕はもぐ」を


力強く歌い上げるよしこ。



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サビの「腕をもぐ!もぐったらもぐ!」の部分では、


場内にどよめきが起こるほどに感情がこもっていた。


さすが女優、どんな場面でも入り込む速さは別格だ。



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しかし、ここで事件が起こった!


我々、情熱ピグ陸のスタッフが、感激のあまり


よしこに近寄りすぎて、スポットライトの中に入り込んでしまったのだ・・・!



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会場内がざわつく。


よしこも一瞬、イラッとした表情を見せた・・・


しかし、スタッフの目に感動の涙を発見すると・・・



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よしこ「右手をもいだら~次は左手よ~」


何事も無かったかのように、歌を続けてくれた。


その瞳にはうっすら、光るものがあったように見えたが・・・


本当のところはどうだったのだろうか。



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某月某日


映画「ぎょくせん」の最後の撮影に同行したピグ陸スタッフ。



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ピアノを弾いていた、あの繊細なよしこはここには居ない。


力強くトレードマークのキネを振り回す、ヤソクミがそこに居るだけだ。


よしこは作品に入ったら、その役になりきるタイプらしい。


休憩中も、キネを振り回して生徒役の俳優達を追い掛け回していた。



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よしこの肩を揉む、マネージャーのアン。


彼女はよしこの古くからの友人だったそうだ。



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出会った当時は、よしことケンカばかりしていたと言う。


しかし、それはいつしか友情に代わり・・・



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よしこ「ねえ・・・私のそばで働いてみない?」



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よしこ「あんたと一緒なら、あたし輝けると思うの!」


アンは一瞬戸惑った。


輝くもなにも、よしこは町を歩けば誰もが振り返る女優の素質をすべて持っていた。


彼女が女優で成功しない要素なんて何も無い。


きちんとしたマネージャーについてもらえば、


よしこはなんの苦労もせずに大女優へ成長するだろう。


そんなよしこに、私がついていていいの?


そう悩むアンに、よしこはこう言い放ったと言う。


アン「にゃーにゃにゃにゃ。」


涙なしには語れない、二人の友情。


この絆を裂けるものなど、どこにもいない。



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次回、情熱ピグ陸 よしこ後編。


よしこの新たなる旅路


ご期待ください。


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