大好きな人。
キイロの恋。
私が好きになったとき、
もう彼は結婚していたから、
私の完全な片想いなんだけど。
それでも続けてきた
10年越しの
小さな片想い。
4年前の夏、初めて彼を目の前にしたとき、
彼の脚は本当に綺麗で、私、びっくりして。
だから私、ついこの間にも友人に、
「彼ね、すね毛が一本もないんだよ!」
って自慢をしたんだよ。
本当に好きだった。
見た目はかっこ悪いけど、声が一等素敵な彼。
考え方が男らしくて、それも好きだったんだよ。
一方の私は気がつくけれど、気が利かない性格。
その性格、恥じてるんだ。
だから、気がつく上に、気の利く人間になろうと思ってた。
でも私は今、気付くことの意味を見失った。
確かに気付かないことは愚かだけど、
世の中には気付かないほうが良いってこともあるって思っちゃったから。
どうせ気が利かないんだから、いちいち気がつかない方が、
いろいろ楽な気がしてしまったから……
結局何が言いたいかと言うと、
今日、部屋の掃除してて、4年前の雑誌を見つけたんだよ。
その雑誌には、写真が載ることがめったにない
大好きなあの人の写真も載ってて、
「懐かしいなぁ」とか思いながらよくよく見たら
あったんだよ。
すね毛。
彼の足にしっかり。
あったって良いよ!
なくたって良い!
その存在自体は問題じゃないんだよ!
問題は、
何故雑誌の彼(2002年6月発売)はすね毛があるのに、
私が間近で見たとき(同年8月)にはすね毛ゼロだったかと言うことだよ!
剃ったのかよ!
抜いたのかよ!
手入れしてんのかよ!
0か100かよ!
ALL or NOTHINGかよ!
やめてくれよ!
女々しいじゃんかよ!
妻になんて言い訳したんだよ!
あぁ!もう!