自分のトリック(先人達の考えを組み合わせただけで、オリジナルとは考えられないが)を進化させる。
一つにダブルクライマックスがある。
私のバリエーションの1つとしては、
『どこにでもあって、どこにでもないカード』のバリエーションだ。
それを私は
『どこにでもあって、どこにでもなくて、どこにでもあるカード』
としている。
現象を簡単に説明する。
演者が一枚カードを裏向きで脇に出して置く。
観客に一枚カードを選んでもらい、演者は選ばれたカード以外の3枚で観客のカードを当てるという。
3枚を見ると、3枚すべてが観客のカードである。観客のカードと合わせると4枚同じカードが存在することになる。
しかし、演者がマジカルジェスチャーをすると、4Aに変わる。
デックを表向きで広げて見ても、観客のカードは存在しない。
気になるのは、一番最初に脇に出して置いた一枚のカード。
そのカードを見てみると、先ほどの4枚のAである。
4枚のAであるはずのカードを見てみると、
観客が選んだ1枚のカードである。
畳み掛けるように、驚く現象が1つの作品に存在している。
ここでは、観客は演者よりも先に現象を予想するということを利用している。
これが、観客によるミスディレクションである。
えへへ。