自分がキックボクシング・ジムでお世話になった会長が勇退されるので
今週一緒に飲んでたときになんで自分がキックボクシングをやることになったのかなぁ、
と思っていたらこんなことがあったからだ、と急に思い出した。

三十才だった自分、会社の女子社員から「ヤバイヨ」と自分のお腹を指さされながら言われた。
「そうかなぁ」と言いながらもアンコ型力士の土俵前みたいによく腹を叩いてた気がする、当時。

ある日、仕事先から会社に戻ってきたとき、
後輩から「破れてますっexclamation ×2」と言われ、お尻を見たらなんとスーツが見事に破れていた。

戻る電車の中でなんかやたらと周りの視線を感じ、「今日の自分、イケてるのかな」なんて思ったのも勘違いだった、やっぱり・・・

事件はその翌日にも起きた。

車の下から猫猫の鳴き声がしたので、覗きこもうとかがんだ瞬間・・・
このときは自分にもその衝撃がはっきりと分かった。

開いた穴から流入してくる新鮮なエアー感をダイレクトにお尻に感じながら、しばらくヤンキー座りで茫然自失となりながら、猫の鳴き声を聞いていた。


数日後、自分はキックボクシング・ジムの門を叩いた。