microSDスロットは、当店で起動確認する際に、基本的に、カーネルを読み込んで起動確認をしてから出荷しているので、お客様のハードを介しないmicroSD部分の破損は内状況で出荷しています。輸送中の破損の可能性もありますが、過去microSDスロットの読み込み不良という返品を受け付けた場合、こちらで不良と認められたケースでは、お客様側でスロットに異物を混入しその上カードを強引に押し込んだことによる破損のケースのみでした。
 それでも、microSDのスロットが不良だ、と言われるケースがあります。
 しかし、それは俗に言う相性問題です。
 相性というのは、Aの機種とB社のカードがいいとかわるいとかではなく、例えばAのマジコンでも、チェック中たまたま100台中1台だけB社のカードが認識せず、同じくB社の同一ロットの別カードを入れたら動く、というケースも確認できています。
つまり同一商品同士でも発生するのです。
 それは何故か。
まず、DS本体はmicroSDを読み込めるようにはできていませんし、microSDもDSで動かすようにはできていません。
 バッテリーで動かす携帯機で、なおかつ本来メモリカードなど接続すべきでない、カートリッジスロットから電力を供給するため、ハンダの盛りつけ量など、マジコン側での抵抗値の差による消費電力とmicroSD側の消費電力問題がものにより変動します。
 microSD側の誤差はかなり多く、それは生産誤差もありますが、設計上の理由もあります。
 例えば4GBのmicroSDでは、4.4G程度の容量で生産し、不良の部分を最終チェックでつぶして出荷するような構造になっています。また使っている最中も不良が発生すると、その余りの部分と置換していきます。余りの部分に置換されたデータは、必然的にアクセスが遅くなります。アクセスが遅いと、その分電気も食いますので、そのおかげでマジコンやDS本体が停止、もしくは書き込み発生(ゲームセーブ)時に顕著に発生し、最悪メモリのデータが全損するようなことになってしまうのです。このようなトラブルは東芝のメモリでも確認されており、すべてが安心とは言えません。
 だから、同じハードだから同じmicroSDでもいい、ということも必ずしも正しいわけではなく、使い回しで断片化が発生している(microSDでは、破損部分をフォーマット作業で代替えしていくので、初期化しても断片かされる可能性はあります)こともあります。
 それでも動作がおかしい場合には、まず、SDカードをPanasonicが提供しているSDフォーマッタ(http://panasonic.jp/support/sd_w/download/sd_formatter.html)を利用して初期化後、「Kernel」を展開してください。

ずは安いモノですから問題がある場合は新品にすることをお勧めします。
電力の問題ですから、DSの電源バッテリーがへたっていることが原因で、アダプタを接続しているときは安定して動く場合もあります。その場合はDS本体の問題ですから「ACアダプタを必ず使う」か「本体を買い換える」ことで解決するケースもあります。
 でも、どちらかというとそんな問題よりカーネル自体の導入失敗の可能性が大半です。microSDを、同一機種のマジコンと共用していると、他のマジコンの設定ファイルを自動的に読み出してしまうなどして、不具合が発生することが確実にあります。

ダウンロードしたファイルを展開し、microSDカードのルートに展開してください。似たような名前のハードが多数あるマジコンでは、別の所からカーネルを拾ってきていることが「多々」あります。特に日本語のページからダウンロードされている場合は、違う機種のケースが多いので、必ずカートリッジなどに記載されているURLからダウンロードするか、当店のHPからリンクされているオフィシャルサイトよりダウンロードしたものをご利用下さい。それでも動かない場合は、メーカーが日本語版を動作確認していない可能性があるので、古いバージョンを入れてみる、英語版を入れてみる、などで解決することもあります。
 商品の交換で返送された商品は、こちらで交換品到着後テストをし、完全に動作したとしても、交換品は中古となってしまうため、再販売はできず、またメーカー側も動くモノは正常品であるため返品できないことから、交換した分は全て損失となってしまいます。どうせ返品したところで、メーカーでも、適当にケースを入れ替えて別の所へ再出荷してしまったりするので、当店でも、正常だったら、だまって新品に混ぜてしまえばせばいいわけですが、それは買った人に悪い気がするし不誠実ですので行っていません。
 現状先送りは、非常にコスト高で、かつ商品が返送されないというリスクもあります。それらリスクがすべて価格に反映してしまうと、送料などのコストもかかりますからアキハバラの価格(約2倍)にしてやっと利益が出るような状態です。
 仕入れコストは変わらず、むしろ円高後の反発や価格競争による低価格化、サポートコストもかさむことから、他店と競争力がなくなることなどを鑑み、先送り交換によるサポートを、完全に不具合と認められるもののみ、かつ1回までと制限させて頂きました。これにより単にカーネル導入ミスで何度も不良として返送の往復を繰り返すケースなどが回避できるため、サポートコストは大幅に縮小できます。
 カードを1回交換した場合、交換後のものが動かないケースは確率的にも、現実にも、まずありませんので、ほとんどのお客様にとっては、他店よりはまだまともなサポートが保たれていると思います。長々と書いてあるため、厳しそうなイメージがあるかもしれませんが、それは、後で「聞いてない」と言われないために、購入前からすべてをオープンにする、サービスの一環です。ご理解下さいませ。
初期不良と言われるモノのほとどが接点不良による「認識しない」というものです。
 お客様の中には、はなから当店を信用して頂いていないようで、チェックを本当はしていないのではないか、と言われる方がいます。
 しかし、考えても見てください。
 サポートのコストは人件費ですから非常に高く、1つ交換をするのに、封筒の宛名を書く時間はもちろんのこと、メールによってサポートすることを考えると、安い商品の場合、きちんとメールを送って、交換していたら、お支払い頂いた額を超えてしまうことも多々あるんです。
 だからこそ、リスクを回避するため、最近は複数台で全品チェックを行って発送していますし、一部商品に至っては、その前にアップグレードも行っています。認識によるトラブルはこちらで無いことをきちんと確認して出荷しています。
 チェックする方が、コストダウンできるのです。
 それなのに接点不良が発生してしまいます。これは、輸送時の衝撃によるものも希にありますが、だいたいは不良品とされていたものが返送されてきた際、こちらの本体ではまず動くので、どちらかというと本体側の誤差も関係しているでしょう。
 マジコンは、どうしても製造のバラツキは多く、そもそも基板の厚さが違う、カートリッジ構造が違うため、接点不良が発生する可能性は少なからずあるため、実はどんな本体でもうごくようなものは、たぶん全体入荷量の半分もないようなハードが多くあります。
 ファームウェアが上がると動かなくなるのと同じように、確実に全てのDS本体で動くと保証できるものはDSの非公式商品である以上存在しないので、確実に動くという保証はできません。
 DS本体側ももまた、スロット劣化や製造誤差があるので、DS本体を新品のもので試すと認識することがあります。複数台の本体で確認したが認識しない、と言われるケースもありますが、そういうモノに限って、返送後の商品を確認しますと、複数台でチェックしたところで、きちんと動きます。
 結局お客様のDS本体で接点不良が発生しないことを確認するには、お客様のDS本体そのものがないと確認できません。しかしながら、それを行う機会は私共には与えられていませんから、とりあえず交換することしかできないわけです。