今回はハリーの住んでいるダーズリー家です!
ホグワーツからの手紙を破られたり燃やされたりしたあとのあのシーンですね!
インテリアはスタッフさんがセンスの悪いものをあえて集めたそうです
ハリーの部屋は階段下の狭い物置 ひどすぎ
ダーズリー家はなぜあんなにいじわるなんでしょう…
元々の性格というのもあるかもですが…気になったので調べてみました
母ペチュニアはリリー・ポッター(ハリーの母)と姉妹で
昔は仲が良い姉妹だったがリリーのみが魔法を使える力を授かり
両親が魔女であるリリーを可愛がっていたこともありコンプレックスによる嫉妬からもあるようです。
ダーズリー家はマグル(魔力を持たない人間)であり、魔法族を敵視してます
ハリーを預ける時にマクゴナガル先生は「私が思うに この一家は最低のマグルですよ」
という発言があるようにハリーにひどい扱い精神的虐待をしていました。
ペチュニアのコンプレックスを思うと比べられたり否定されてきた過去に
同情はしますが、自分や息子も同じことをしていますよね
ハリーの幸せを妨害し、自分よりいいことがあったらそれを横取りしようとする息子も叱らず
我が子だけを甘やかし意地悪やわがままし放題、36個誕生日プレゼントをもらったら
去年37個だったのに!と不満を言うような感謝のない子に育っています。
だからこそ不満も言わず我慢をしているハリーを誰もが応援したくなるような心を掴まれるシーンです。
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JKローリングさんはこのような人達を
「視野が狭い人間、魔法を認められなかったり世間体ばかり気にして自分の子供だけを甘やかし贔屓する人達」と言っているそうです。確かに世間体ばかり気にして「自分たちはまともだ!」というまともじゃない人は結構います。
知人たちの噂や情報を執念深く探って悪いとこ探しをしたり
人が自分より幸せそうだと許せないという人は、コンプレックスから自分を良く見せないといけないという呪縛にとらわれているのかもしれません。
人に執着している間はずっと不幸でいることを望んでいるにすぎません。
ドラコ・マルフォイもそう、すごく魅力があるのに父親は常に理想の息子じゃないと認めてくれない
その悲しみからなんとしてもハリーの足を引っ張ろうと執着していたり、もったいないですよね。
マルフォイもダーズリー家も本当は優しさや愛があると思います
ただ、そのままの自分を愛されたかった
それが手に入らないから(そう感じてしまったから)意地悪になってしまう
だけど、理想の何かじゃないと愛されないと感じた悲しみや憎しみを誰かに向けても人生が良くなるわけではない
人と比べること自体 全くいいことなんかないです
誰かの魅力とあなたの魅力は全く違うんですから
誰かの真似をする必要もないし、誰かみたいに頑張る必要もない
誰かが手に入れているものを気にすること自体が自分を不幸に落としているんです。
自分らしく自分が好きな物を伸ばすにはどうしたらいいかというのを大事に努力していったらいい
ハリーがあの環境でもやさぐれずまっすぐいられたのは
ホグワーツの温かい仲間や先生たちのおかげかもしれません
愛情をくれるのは別に親じゃなくてもいい
求めてもも手に入らないものを追いかけても自分をすり減らすだけなので
自分の居場所をみつけるには何かに執着するのをやめるのが一番近道ですよ