スーサイド・スクワッド
 
 
 
2016年 123分
監督 デヴィッド・エアー
世界崩壊の危機が到来。政府は、最強のスナイパーであるデッドショット(ウィル・スミス)や、ジョーカー(ジャレッド・レトー)に夢中のハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)ら、服役中の悪党たちによる特殊部隊“スーサイド・スクワッド”を結成する。命令に背いた者、任務に失敗した者には、自爆装置が作動するという状況で、寄せ集めの悪党たちが戦いに挑む。
 
・私の評価
☆2.5/10

Yahoo映画の評価 ☆ 6.4/10.0
IMDBの評価 ☆ 6.2/10.0
 
大ヒット映画とのことですが、私は全然楽しめませんでした。。。。
「フューリー」に続いてのデヴィッド・エアー監督作品だけに、ちょっと期待が高すぎたというのもあるかもしれません。さらに言うとDCコミックスに疎いのも原因かもしれません。前作も見ていませんし。。。にしても、なんだかなぁ・・・という1本。

・視聴前にこの映画に感じたこと
 
DCエクステンデッド・ユニバースの3作目という位置づけの本作ですけれど、実は私はこのシリーズ見てないんです。マーベルの方はHuluで特集していた間に全部見ることが出来まして、最高に面白かったです!なので興味はあったんですけれど、人づての評判がイマイチなのもあって、今後見ていこうかどうしようかってところです。
ちなみにクリストファー・ノーランのバッドマン3作は見てます(*'▽')
 
なのに何故、いきなり「スーサイド・スクワッド」にいったかと言いますと、前回視聴した「フューリー」、その前に見ていた「エンド・オブ・ウォッチ」がとても良かったので、本作の悪い評価は何かの間違いではないのかな、なんて思ったからなんです。
 
そんなわけで、期待と不安が入り混じる作品視聴となりました。
 

・視聴中に思っていたこと
 
・ハーレイ・クイーンちゃんはキュート…ではあるんですけど、とても強そうに思えないので、無理して牢獄から出す必要があったのかとずーーーっと気になってしまいました(笑)。
 
・話がわかりにくい…今何を争っているのか、途中でちょくちょく分からなくなっちゃいました。
 
・デッド・ショットを始め、悪人っていう設定なんですけど、いい人にしか見えない…(苦笑)。
 
 
 

・見終わった直後、フワっとした感想
 
直後の感想は『とにかくガッカリした』ということです。
これはダメですね。ハッキリとダメな映画だと思います。
デヴィッド・エアー監督は、私の感想としてはもっとちゃんとした映画を撮れる人だと思うので、これに懲りずまた実力犯罪モノや戦争モノで巻き返して欲しいな、なんて思います。
次回作に期待です(#^^#)
 

・で、印象に残ったあのシーンについて
 
終盤、最後の敵の腰フリダンスみたいなので噴き出してしまいました。
ハムナムトラ的というか、最後の戦い付近は本当に一時代前の何かを見ているようでテンションが下がります。
 
 
 
 
 
 
 
 

・ネタバレ付き感想
 
何がここまで私のテンションを下げたのか、少し考えてみました。
 
やっぱりお話そのものの問題もあると思います。脚本がガタガタで、キャラの力だけでその場を持たせようとし続けるんですけど、そもそもこのキャラたちになんの思い入れもないので(アベンジャーズとかはそれぞれ単体作品があって、出てくるだけでテンションが上がったものです)、部外者お断り感が強いのかもしれないです。
 
最初の方で私のような部外者向けにキャラ紹介ムービーを見せてはくれるんですが、どこがどう強いのか、どれくらい悪いのかが全くわからないので、盛り上がりようがないといいましょうか。わかったのはバッドマンにやられたんですね、とかそのくらい。
 
後はスーサイド・スクワッドの人たちがあまり強く見えなかったので、これなら普通にネイビーシールズを大量投入してはどうでしょう、と想っちゃいました。彼らじゃなきゃ倒せない、という必然性みたいなものが感じられなかったのです。
 
それに合わせて、チームとしてのバトルが全然ないのも残念でした。この手の映画で言うと、例えば「アベンジャーズ」とかは、キャラクター同士の長所を生かし合うようなシーンがあったりして、そこがとても面白いポイントだと思うんですよね。
 
最後の戦いもどうかと思います。命をかけて爆弾を起動したのは結局のところ兵士ですし。ハーレイ・クイーンは木製のバットをもって何がしたかったの? ブーメランの人に至っては…(苦笑)
ラスボスの心臓のくだりも意味不明でした。途中で人質となっている心臓をザクザク刺されてましたけど、どういう理論でか分かりませんが助かったりして、結局何をどうするのがゴールなのかわからないんです。弟?の化け物も爆弾で普通に消えちゃったし…。
 
後、スーサイド・スクワッドを動かす指揮官的な女性がいるのですけど、あの人が劇中でFBIを全員打ち殺すみたいなことをしていたのに何のおとがめもないといのもしらけちゃいました。
 
サッと思い出せるだけで書き連ねてしまいましたが、細かいところで色々とん?ってなったシーンはありました。
 
とても残念な出来だったと思います。