こんにちは。

 

 

アンコールワットと云う世界遺産を知っている?

カンボジアのシュムリアップと云うところにある、800年ほど前の遺跡群。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%83%E3%83%88

 

中に入ると子供達がいた。でも、内戦で両親を失った子供達がほとんど。

ガイドをしたりパンフレットを売ったりして稼いでいる。

10歳の男の子は、巧みな英語でガイドをしてくれた。そうやって稼いで暮らしている。

 

カンボジアでは1972年から92年の内戦で多くの人が命を落とした。

そう、ほんの20年前まで弾丸が飛び交っていたということ。

 

遺跡の入口にあたる王宮の周りは、きれいに生え揃った芝生が陽の光を浴びてまばゆい緑色に輝いていた。

道の向かい側にテント屋台があってそこでご飯を食べた。

3人姉妹が寄ってきて、話しかけられた。洗濯された服をきているわけではないし、髪もバサバサだよ。

赤に黒い水玉のワンピースだったけれど、あちこちにシミがついて、ところどころ穴が空いていて、サイズもだぶだぶで、痩せた体が余計痩せて見えた。

 

よく聞くと、残り物を食べていいか?と言っている。

僕は、三人のご飯を追加注文して一緒に食べたよ。本当に美味しそうに食べていた。

 

 

15年前の体験だけれど、今でも自分のお腹が空くと、このことをよく思い出す。

あの姉妹は、もうひもじい思いをしていないだろうか、って思う。

あの時、もっとたくさんの子供達にご馳走できたらもっとよかったのに、とも思う。

 

こんな体験の積み重ねが魔法農業学園につながっているんだ。

 

 

ブログを読んでくれてありがとう! コメントいただけるとありがたいです。

こんばんは。 

 

魔法農場学園、知ってますか?

 

1000人の命の箱舟となる、農場と学校が1つになった、明るく楽しく、美味しく健康に暮らすことのできる場所を創ってゆきます。

 

初めて海外に出かけたのが、25歳の時。2番目に訪れたのがfヒリピンのマニラ。きらびやかなホテルが立ち並ぶネオン街から100メートルほどゆくと、道で寝ている人がたくさんいるのです。

大人だけでなく、ちっちゃな子供も。

 

あれ?道を間違えたな、と引き返そうとすると、僕の右手を握る小さな手を感じました。

3歳くらいかな、目が大きくて痩せたパンツ一枚の男の子が、親指と人差し指で輪を創って、お金をください、という仕草をしたのです。

 

とっさに小銭を渡したけれど、お金ではお腹がいっぱいにならないし親の懐に入ってしまうだけなんじゃないか、と思い、コンビニを見つけてパンを買って戻ったのだけれど、見当たらない。あたりを探しているとお父さんの膝の上で寝ている彼を見つけました。

お父さんにパンを渡しました。

 

お父さんは、真っ先に彼を起こして、パンを食べさせてくれました。

 

僕はこの光景が、30年経った今でも、はっきりと覚えています。

 

お腹を空かせて道端で眠る生活をしている子供達を減らしたい、そのための魔法農場学園です。