「いっ・・・!?」
(まだキツいな・・・)
ほころんできてはいたものの、上手く入っていかない。
「浄華・・・痛い・・・っ!」
「ちょっと我慢して」
「そんなこと言ったって・・・うあっ!?」
腰を掴んで自分の方へ引き寄せると、入りきらなかった部分も全て何とか収まった。
よほどきついようで、望は荒々しい呼吸を繰り返し、身体を震わせている。
「・・・大丈夫か?」
答えは分かりきっているが、望の頭をそっと撫でながら聞いた。
「大丈夫なわけねえだろ・・・っ、早く抜けよ・・・!」
睨まれても目には涙が浮かんでいるので迫力がなく、むしろ可愛いとさえ感じてしまう。
望の中は今までの相手が比べ物にならない程気持ちいい。
具合がいいのもあるだろうけれど、やはり好きでたまらない相手だからだろう。
抜けるギリギリまで身体を離すと望はホッとしたような表情を浮かべたが、浄華は勢いよく引き戻して更に奥を突いた。
「あっ・・・あ!?何すん・・・ひっ!?」
「・・・ここがいいのか?」
大きく反応した場所を強く突くと甘い嬌声が上がる。
何度も繰り返してついているうちに、身体の震えが強くなった。
「浄華ぁ・・・っ、も・・・無理・・・っ!」
限界が近いのか、望は訴えるように声を上げる。
浄華は更に動きを激しくして望を攻める。
「やだあ・・・やめてぇ・・・っ!」
「お前もイけよ・・・あ・・・」
浄華の方が先に耐えられなくなり、望の中に熱を放出させる。
その直後、望も身体を震わせ、絶頂を迎えた。
しばらく余韻に浸っていると、望が動かなくなったのに気づいた。
「望・・・?」
望は眠っているように目を閉じて、浅い呼吸を繰り返している。
(気ぃ失っちまったのか・・・)
攻める側は何度経験しているのか定かではないが、受け入れる側は初めてだったに決まっている。
疲れて気絶してしまったのだろう。
「ごめんな・・・望」
取り返しのつかないことをしたのは分かっている。望は明日から、もう自分を親友として扱ってはくれないだろう。
触れられるのも最後だと覚悟して、浄華はそっと、望の唇に自分のそれを重ね合わせた。