自作&ジャンクPCやガジェットの話など…

自作&ジャンクPCやガジェットの話など…

主にガジェット系の話のブログです。
ジャンクなPCやガジェットを弄るのが好きな方、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

 

今回の記事はYouTube動画でも詳しく紹介しています!

 

ブログの最後にリンクを貼っています。

 

 

 

 

 

 

現在私がメインで使っているパソコンは、3年前に自作したデスクトップPCです。

 

とは言うものの、たまにですがノートPCも使うことがあるんですよ!

 

 

そのたまに使うノートPCは、過去に何度もブログ記事にしていたHaswell世代のNEC VersaProです。

 

CPUをCore-i7 4700MQに交換して、液晶パネルもフルHD化したりと改造しまくったノートPCです。

 

 

ちなみにそのVersaProはWindows11非対応のPCなのですが、

裏技を使ってWindows11を無理やりインストールして使っていました。

 

しかし非対応PCにWindows11を無理やりインストールして使うのはどうにも気分が悪くて...

 

 

そこで最近モッコリ

めっきり安くなったWindows11に正式対応している intel 8世代CPU搭載のノートPCを購入しましたよ~!

 

 

 

今回購入したのは、NEC VersaPro VKT16X-5というintel 8世代CPU搭載15.6インチのモデルです。

 

もちろんジャンクPCを購入しました!

 

 

* 主なスペックは

 

・CPU     Core-i5 8265U

・メモリ  8GB(DDR4-2666 4GBx2)

・ストレージ  2.5インチHDD (500GB)

・ディスプレイ  15.6インチHD  (1366x768)

・付属品  ACアダプターのみ

 

 

 

* ジャンク理由は

 

・キーボードのテカリ・摩耗あり

・筐体に大きめの傷、画面にも傷あり

・BIOSのみ確認済み、その他の動作確認は一切なし

・OSは無し

 

 

 

こんな感じのジャンクPCです。

 

BIOS起動確認済みとの事ですので、正確にはジャンク品ではないですがね...(^_^;)

 

 

気になる購入価格ですが、本体価格¥4,500に送料¥1,100、合計金額¥5,600でした。

 

このPCのジャンク品相場としては平均価格ではないかな?と思います。

 

 

 

それではまずは外観から紹介しましょうかね~。

 

 

 

 

 

傷が多いという天板部分 ↓↓↓

 

 

確かにヒンジ横の部分に酷い傷が多数あります。

 

しかし動作に問題がなければそこまで気にはなりません。

 

 

 

 

そしてテカリがあるというキーボード部分です。 ↓↓↓

 

 

 

 

思っていた程のテカリではありませんでした。

 

タッチパッドやパームレスト部分に殆どテカリがないのは良かったです。

 

 

 

 

 

インターフェイスはこんな感じです。

 

 

 

電源端子、LAN端子、D-sub端子、HDMI、USB-TypeC、USB3.2Gen1x2、SDカードスロットがあります。

 

D-sub端子があるのがいかにも法人向けモデルPCって感じですね。

(今でもプロジェクターなどに繋ぐ場合があるとか無いとか...?)

 

 

 

 

逆側はこんな感じ↓↓↓

 

 

 

 

今ではあまり見掛けなくなったDVDドライブが付いていて、ここにもUSB3.2Gen1x1、ケンジントンロックです。

 

画像はありませんが背面にもUSB3.2Gen1端子がついています。

 

インターフェイスについてはHaswell世代のVersaProとあまり変わっていませんでしたね。

 

 

ちなみに画面に傷ありとの事でしたが、傷などはありませんでした。

(拭いたら取れた汚れがあったけど、もしかするとそれを傷だと思ってたのかな?) ラッキー!!

 

 

 

次に背面パネルを外して内部もチェックしてみました。

 

 

 

2.5インチHDDは東芝の500GBで、メモリはSamsungのDDR4-2666 4GBx2の構成でした。

 

無線LANカードはintelのAC9560でしたので、Wi-Fiは11acまでの対応ですね。

 

 

 

外観チェックが終わったので起動確認をしてみましょう!

 

まずはBIOS起動の確認から。

 

 

 

BIOS画面はこんな感じです。

 

 

 

 

何の問題もなくBIOSが起動して一安心です。

 

BIOSが古いままなので(画像のバージョンは古い)、OSインストール後にアップデートしておきました!

(脆弱性対処されているBIOSが発表されているので、古い場合はアップデート推奨です)

 

 

ちなみにこのノートPCにはSATAだけではなく、M.2 NVMe SSDが搭載できます!

 

 

 

Gen.3規格まで対応していますので、今回私はKIOXIA Exceria G2の500GBをOS用として搭載しました。

 

(付いていたHDDは一旦取り外しましたが、後日データドライブにしてデュアルストレージ化します)

 

 

 

 

 

それではWindows11 Proをクリーンインストールしましょう~!

 

その後NECのドライバサポートページにアクセスして、Windowsアップデート経由で当たらないドライバをインストールします。

 

 

今回はチップセットドライバだけが当たらなかったので、それをインストールしました。

(Windows11用のドライバが無かったので10用のドライバを当てました)

 

他にもバッテリー充電を80%で止める為に必要な、NEC PC設定ツールもインストールしましたよ!

(バッテリーは7%ほどの劣化率でした)

 

 

 

これでPCとして使える状態になりましたが、動作不具合などはないのでしょうか?

 

キーボードやSDカード、DVD動作や画面表示などチェックしましたが、不具合箇所は一切ありませんでした。

 

今回は当たりのジャンクPCだったみたいですね~♪\(^o^)/

 

 

 

 

ここでCinebench R15とR23でベンチマークスコアを計ってみました。

 

今まで使っていたHaswell世代 Core-i7 4700MQ搭載VersaProとの比較です。

 

どちらも同じ4コア 8スレッドでターボブースト機能有りのCPUですが違いは如何に???

 

 

 

まずはCinebench R15の結果から。

 

 

 

 

Core-i7 4700MQ 

 

 

 

Core-i5 8265U

 

 

 

 

CPUスコアはほぼ同じでしたが、OpenGLに関してはCore-i5 8265Uの方が高い結果になりました。

 

8世代CPUの方がグラフィック性能が向上している事が分かりますね!

 

 

 

次はCinebench R23の結果です。

 

 

 

 

Core-i7 4700MQ 

 

 

 

Core-i5 8265U

 

 

 

こちらは少し性能差がありました。

 

同じ4コア8スレッドでも、やはり世代が新しいCore-i5 8265Uの方がスコアが高くなりました!

 

特にシングルスコアの違いが大きかったですね。

 

 

そして消費電力はCore-i5 8265Uの方が圧倒的に低いです。

(ベンチ時の消費電力が60wと27wでした)

 

低消費電力なのにスコアが高い、つまりワットパフォーマンスが良くなっているという事です!

 

 

 

ちなみに動作感ですが、今まで使っていたHaswell世代のCore-i7 4700MQ搭載VersaProと大差ありませんでした。

 

ベンチマークスコアもほぼ同じなので当然の結果かもしれませんが...

 

 

 

ただし決定的な違いが1つあります!!

 

それはグラフィック性能の向上です。

 

 

intel 8世代シリーズのCPUには、YouTubeなどで使われている動画コーデック

【VP9】の動画再生支援機能が搭載されています!

 

 

これのお陰でYouTube視聴において低負荷で再生出来ます。

 

CPU使用率が低くファン音も静かなので動画視聴がとても快適になりましたよ。

 

 

しかもCore-i7 4700MQよりも低消費電力なCPUなので、消費電力も少なくバッテリー持ちも良いです。

 

たとえベンチマークスコアが同じでも、世代が新しいだけあって圧倒的に軽く安心して使えますね。

 

 

 

ちなみに不満点としては、液晶パネルがHD画質(1366x768)のTN液晶なので視野角が狭く色味が悪いです...

 

今後は手持ちのIPS フルHD液晶パネルに交換しようと思っています。

(実は既に交換済みだったりします)

 

最初からフルHD液晶搭載モデルを買う手もあるのですが、法人向けモデルのフルHD液晶は低画質ですからね。

(NTSC 45%のパネルがほとんどです)

 

ここはやはり手持ちのNTSC 72%の高解像度パネルを使いたいところです!

(液晶交換をす事を前提の上でHD液晶搭載モデルを買いました)

 

 

また機会があったら液晶交換のやり方も紹介したいと思っています。

 

 

 

 

 

------今回のまとめ------

 

 

 

Windows10のサポート終了が迫ってきましたが、Windows11対応の新品ノートPCは高くて買えないとお悩みのあなた!

 

Windows11に正式対応している世代のPCが、今ではOS無しだけのジャンク出品で¥5,000程度で買えるようになっています。

(リース落ちPCは一般向けモデルの中古よりも格安で購入出来ます)
 

今回紹介したリース落ちNEC VersaProのジャンク出品を買ってみてはいかがですか?

 

 

ちなみにAmazonやYahooショッピングなどで売られている整備品PCとは、

今回私が購入したような企業からのリース落ちPCにOSを再インストールして売っているだけです。

 

今現在は256GBのSSD搭載モデルで¥19,800~¥29,800程で売られています。

 

業者の場合はPC自体の原価がほぼタダみたいな物ですので、いかにぼったくり価格で売っているかが分かるかと思います!

 

 

 

OSのクリーンインストールなど難しいと思われるかもしれませんが、

ネットやYouTube上にOSのクリーンインストール方法はいくらでも紹介されています。

 

ネット通販などからで高額なぼったくり価格で売っているPCは買わないで、

適正価格で購入後に自分でOSを再インストールして使ってみてはいかがでしょうか?

 

物価高騰の中での節約術の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

ブログでは分かりづらかった部分は、下記のYouTubeでご覧下さいませませ(=^・^=)

 

少し難しくなった分解方法も紹介していますよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

**開封&動作確認の動画**

 

 

 

 

 

 

 

 

 

**CPUグリス塗り替え&分解方法紹介の動画**