物騒なタイトルですみません(^^;;



ですが
ここからお話するテクニックは
決して悪用しないでください。
簡単に人を誘導できます。
人を好きにさせるコトも可能です。
逆に嫌われて別れることもできます。

商談をうまく運ばせるコトも可能でしょう。

信頼関係を気付くコミュニケーションにかなり重宝します。

ですが、
実際に詐欺師が使うテクニックでもあります。
入念に計画すれば、人1人騙すのは容易いのです。





今日はその一部をご紹介したいと思います。





心を上手に操作する方法という本を読みました。

photo:01




前著
『心を上手に透視する方法』トルステン・ハーフェナー
ベストセラー本の続編です。

電車によく広告が貼ってあったので、
知ってる方も多いでしょう。


この手の本のなかでは大変分かり安くてとても面白いです(^^)


この中の心理テクニックの話なのですが、





とその前に。

先ずはマジックのお話から


マジックの世界にも他者を誘導するテクニックがいくつもあります。




その一つが、





『マジシャンズチョイス』




と言う技法です。


 「マジシャンズチョイス」とは、マジシャンが相手に選択権を与え、あたかも相手自身が意志を持って選択したと錯覚させるトリックのひとつです。




例えば
赤いトランプと青いトランプがあるとします。

相手に選択して欲しいのですが、赤いトランプに仕掛けがあるので、赤いトランプを使いたい場合

トランプの色はどちらが好きですか? と質問した時

1、赤と答えたら ではそちらを使いますと言い そのまま使う

2、青と答えたら では青いトランプを持っていて下さい と言い 残った赤を演者が使う

このように どのように答えようが演者が使いたいものを あたかも観客が選んだ
と言うように思わせる話術です。




今のは少し大雑把な例でしたが、

マジシャンはこの技法を何重にも重ね
たり、三者択一、四者択一、
はたまたトランプ54枚の中から選ばせたりしています。
実際この話を聴いてからマジシャンズチョイスを目の当たりにしても
わからないでしょう。





ここからが本題です。

人の心を意図的に操作する技術を
マジックではなく普段から使えたらどうでしょうか?

心理の世界にも
似たようなテクニックがあります。
相手に選ばせたように見せて
実はこちらの意図した方向に誘導する方法。



『ダブルバインド』
と言う心理テクニックです。



有名な物なので聞いたことある方も多いでしょう。



正確にはもっと奥深いものですが、
ここでは簡略化の為、省かせていただきます。




有名な例でこのような物があります。



男性が女性を始めてデートに誘う時、
男性『ドライブと映画どっちが好き?』

女性『映画かな。』

男性『○○って映画が面白いんだって!今度の休みに観に行こうよ』




もうお分かりでしょうか?





そうです。




映画とかドライブが目的ではなく、
デートに誘うのが目的なのです。

どちらを選んでも意図した方向に誘導できるのです。




他にも

食事に誘う時、
『中華とイタリアンだったらどっちが好き?』

商品を選ばせる時、
『AとBならどちらがお好みですか?』

など

恋愛やプライベートだけでなく
ビジネスにも応用が効きます。




一度選んでいる手前、
心理的に断りずらくなります。




ただデートに誘うよりも数倍、成功率があがるでしょう。

営業をやっている方でしたら、普段から使っているテクニックかもしれませんね。


分かりやすい例でしたが、
もっと巧妙なバインドをかけることも可能です。






さて、昨日のコトになりますが、


Facebookにて占いの被験者を募らせていただきました。

たくさんのメッセージありがとうございました。

感謝いたします。




いろんな反響をいただきました。



とても当たっていると答えていただいた方が多数です。





実験は成功と言ったところでしょうか。



、、、そう実験だったのです。




先の投稿で
メンタリズムを使って占う。

と言いました。




実は当たって当然のカラクリがあるのです。




『パーナム効果』

または

『フォーラー効果』

と言う言葉をご存知でしょうか?




心理学の先生だったパートラムフォーラーは生徒に対し、性格診断のテストをしました。

後日、診断結果をレポートにして生徒全員に渡しました。

実は診断結果はダミーで
すべての人に同じ文面が配られていたのです。


以下を自分に当てはめて読んでみてください。

『あなたは他人から好かれたい、賞賛してほしいと思っており、それにもかかわらず自己を批判する傾向にあります。
弱みを持っているときでも、普段はそれを克服することができます。
あなたは使われず活かしきれていない才能を持っています。その才能を伸ばしていけば、いい人生を歩むでしょう。
外見的には規律正しく自制的ですが、内心ではくよくよしたり不安になる傾向があります。
あまり楽観的というよりは正しい判断や正しい行動をしたのかどうか真剣に疑問を持つときがあります。
ある程度の変化や多様性を好み、制約や限界に直面したときにはよく不満を抱きます。
そのうえ、あなたは独自の考えを持っていることを誇りに思い、十分な根拠もない他人の意見を聞き入れることはありません。
そして、他人に自分のことをさらけ出しすぎるのも賢明でないことにも気付いています。
外向的・社交的で愛想がよいときもありますが、その一方で内向的で用心深く遠慮がちなときもあります。あなたの願望にはやや非現実的な傾向のものもあります。』



これは昨日メッセージをいただいたすべての方に
まったく同じメッセージを送信しました。




よく読むとお分かりのように

ほとんどの人に当てはまる文面になっているのがおわかりでしょうか?

ですが多数の方は
自分のコトだと共感をもったわけです。




ある意味有名なテクニックなので約2割知ってた方や暴いた方もいらっしゃいました。



中には
マジックバーに行ってたら同じメンタルマジックをヤられてる最中だったという方までいました笑
ある意味奇跡ですw




実験は占いではなく

どれくらいの方が
自分のコトのように納得してくれて、
どれくらいの方が、この方法を知っていて、
さらにどんな反応が得られるのか、
占いにどれくらいの興味があるのか、

試させていただいたのです。




占いに参加していただいた方は
騙された思いもあるでしょう。
でもコレは先にお伝えしたとおり、メンタリズムです。



エンターテイメントとしてマジックと同じように騙されたコトを楽しんでいただけたら幸いです(^^)



話は戻りますが、
このパーナム効果にも多数の
ダブルバインドが隠されています。



二つの曲面から相手を診断しているのがおわかりでしょうか?



人はほとんど2面性を持ち合わせています。
また片方が外れていても
もう片方が当たっているため外れたとは思われにくい。



このように
性格診断が当たるという
こちらの意図した結果に
被験者を誘導することができるのです。



文章に羅列してタネを明かされるとなんのコトはない文章かもしれませんが、



実際に
相手の手相でも見ながら


真剣に


ゆっくりと


自分の言葉で


上の文を相手に伝えてみて下さい。

マジック以上の反応を得られるかもしれませんよ♪( ´▽`)


また上の文は有名なので自分でアレンジするのもいいかもしれません。



人は自分のコトを分かってくれる人間を好きになりやすいです。
逆のコト(疑ってかかったり)をすればワザと嫌われるコトができます。



このブログが皆様の
コミュニケーションの役に立って頂けるコトを願っております。

そして

心ない人、悪意のある方から騙されないよう、
予防策にもなればと思います。


占いの好きな方。
本当に力のある占い師に巡りあえるコトを祈っております。


今日はこの辺で、、、
長々とお付き合いありがとうございました。




参考文献
なぜ占い師は信用されるのか? 石井裕之
コールドリーディング イアン・ローランド
心を上手に透視する方法 トルステン・ハーフェナー
心を上手に操作する方法 トルステン・ハーフェナー
催眠恋愛術 林貞年



昨日はとあるイベントのオーディションでした!



なんと

オーディション会場には



ハマックさんとRYOTAさんが!


一緒に写真撮らせていただきました!


photo:01




帰りに仲間で記念撮影!


photo:02




緊張感もあったけど、
何故かとってもなごやかで楽しいオーディションでした笑



皆様にもジンクスってあるでしょうか?



例えば、小さい頃に入っていたサッカー部の大事な試合の前には必ず、靴を左足から履く


とか


歩き始める時は右足からだと
幸運が来ると信じている


とか


部屋に帰ってきたら
服を着替えないと落ち着かない。
(着替えるとリラックスできる)


とか


人それぞれ
今でもジンクスを
お持ちの方も少なくないはず。




今日はこれを心理的に分析してみたのでお話します。



『パブロフの犬』

という言葉を聞いたコトある方はいますでしょうか?


ソ連の生理学者イワン・パブロフ有名な条件反射の実験です。

毎日、必ずベルを鳴らしてから、犬にエサを与えるコトを繰り返すと、
『エサをもらう』という行動と
『ベルの音』が結び付き、
犬はベルの音を聞くだけで
ヨダレを垂らすようになった。
というものです。



これを心理の用語で
『アンカー』
と呼びます。


同じコトがサッカー部の青年にも言えます。

靴を左から履くことにより、
いつもより集中することができて、
いい結果を残すことができた。

毎回これを繰り返すコトにより
より強固なものになっていき、
さらに集中できるようになって行く。


何回も繰り返し同じアンカーを打つことを
『スタッキングアンカー』
と言います。




スポーツ選手など有名な人は必ずこのジンクスがあるらしいです。

かのイチロー選手は奥さんの作ったカレーを毎日食べたり、
球場への入り時間など、
ジンクスが無数にあるらしいです。
浅田真央選手は
必ずリングに左足から乗るのだそう。

いろんなげん担ぎがありますが、
心理的に紐解いてみるととてもおもしろいですね。


こうすると
こうなる、、、

っていうのは用は自己暗示なわけです。


催眠でもこの自己暗示を誘発することによって相手を催眠状態にします。
随所随所に条件付けを利用します。

催眠は魔術ではありません。
決してこちらの不可思議なパワーで眠らせたりしている訳ではないんです。

人の可能性を追求する
とても面白い分野ですね。


話は逸れましたが、
普段から条件付けはできます。

例えば、楽しい話をしている時は必ず耳たぶを触る。

繰り返していると耳たぶを触るだけで楽しい気持ちになります。



相手にも影響を与えるコトもできるので大変便利です。

真剣な話をする前に
必ずテーブルを軽く叩く。

こんなことを繰り返していると、
テーブルを叩いた時、真剣に聞いてくれるようになったりします。

こう考えると
ジンクスはタダのおまじないで終わらないコトがわかりますよね。


あなたも新しいジンクスを作ってみては?