「ひとしずく」
吉岡亜依珈
雨は若葉の色を濃くする 涙も愛を深く染めゆく
出会える前に戻れてもまた今ある孤独迷わず選ぶ
永遠も追い越すほどの一秒のきらめきを重ねた二人
寄り添うより深い海へと溶け合った
貴女と生きた幸せをひとしずくでも注いだら
雲の彼方の哀しみも薄め散らして消し去れる
なんなら・・・散らない花も
たとえばと時が戻り今をやり直せても
私 貴女の待つこの運命(みち)選ぶ
どんなに悲しくてもどんな雨に打たれても
別れより出会えたきせきが愛しい
「さよなら」なんて言葉は
この世にないと教えてくれますね
まぶしいまぶしい思い出は胸の奥
あの日初めて散らない花になれ
馨しい馨しい遥かなぬくもり
触れなくてもわたしをまぶしく・・・