自分の感情を殺し人に良い顔ばかりしていた。
何を言っても怒らないし
文句も言わない。
【自分だけが我慢すれば・・・】
そう思っていたんですね。
すると周りからは「いじられる」「からかわれる」対象となります。
女性からは「男性」として見てもらえなくなるんです。
「上杉さんは【良い人】なんだけど・・・」
「上杉さんと一晩同じ部屋にいても何も起こらないよね」
これ、男として屈辱だよね(^^;
まさに毒にも薬にもならない男ってこと。
病院でもらう栄養剤みたいなもん。

僕は誰にも嫌われないように余計なことは言わない
争いは起こさない、人に何言われても我慢する。
つまり「良い人」を演じてたわけです。
でも、その結果が
男として見られない【魅力のない人間】になってたんだよ。
恋愛感情の無い女性から見たら優しくて、便利な男。
今から20年以上も前の話しだけど
激しく短気な女性と付き合ったことがあるんだよ。
その女性は僕が怒らないのをいいことに
我がまま言いたい放題。
あれを買ってきて
○○へ連れて行って
洋服や靴、ゴルフバッグを買わされ
僕を自分の財布としてしか見ていなかった感じ。
それでも僕は嫌われたくなかったので
怒れなかった。
今、考えるとなんて間抜けな男なんだろう・・・。
そう思う。
それほど人と深く心を開きコミュニケーションを取ることが
怖かったんだ。
それから僕は「女性不信」になってしまった。
女性を好きになれなかったし好きになろうとする心を
すっかり閉じてしまったんだ。
哀れな末路だよね・・・。(^^;
そんな失意の中、人生最大の危機が訪れてしまった。
弱り目に祟り目とはこのことだと思う。
そんな大げさなこと言っても
大したことないんでしょ?
と、あなたは思うかもしれないね。
次回の僕の話しを聞いて
あまりの悲しさに泣いてしまうかもしれないよ?(笑)
今でこそ僕は笑い話にしているけど
まるでドラマのような展開がそこにはあったんだ。
上杉拓33歳の最大の危機。
次回、お話しましょう。