気づけば8月も終わり、そして玄武が完結してた衝撃/(^o^)\いつ連載再開してたんだ

漫画読んで久々に泣きましたよ・°・(ノД`)・°・
連載が始まる前から多喜子が死ぬのはわかってたので、どういう最期を迎えるのかを予測しながら読んでいたわけだけど。

最初の巫女の物語りは悲恋だけどハッピーエンドでした(ノ_・。)
では最終巻の感想を。さらっと書けるかなぁ。。。←書けなかったw





召喚すれば多喜子が死ぬことをわかっていながらも、王として、民のために決断せざるを得なかった女宿の葛藤、そして多喜子の執念というべき召喚の壮絶さに息を飲みました。
ふしぎ遊戯のシリーズで一番じゃないか?というくらい壮絶です。吐血しながらですよ?本当に凄まじかった…。


玄武に北甲国の春を願ったあとの、敵味方関係なく、命あるものすべての回復を望んだのには心打たれました。
命の重さを知っている多喜子だからこその願いだったし、多喜子らしい願いだったなと。だからこそ巫女の死に、民だけでなく、敵までもが頭を垂れたシーンはぐっときました。
勝ち負けだけが戦いじゃない。命の重さはみんな同じ。玻慧が我々は巫女に負けたといっているが、その通りでしたね。


読んでいて、途中から涙腺崩壊してたけど、もうね。
喰われていく多喜子の苦しみを解放すべく、父親は親子の証の「血の繋がり」を使い、自らの心臓に刃を刺し、多喜子もそれに連動して倒れます。
どんなに憎しみ合っていても、想いがすれ違っていても、血の繋がった親子なんだな…としみじみしてしまった場面でした。


死に行く中で、女宿に「よくやった、よくやり遂げた」と言われたと言われた時の、多喜子の嬉しそうな、誇らしそうな顔が…・°・(ノД`)・°・
女宿の腕の中で息を引き取った多喜子。しかも最後の最後にゴンドラの唄が…ッ(ノ◇≦。)
「命短し恋せよ乙女」
本気で多喜子のための歌に聴こえてきたよ…!
多喜子だけを愛し、100年生き抜いたリムドもよかった(ノω・、)純愛すぎる
そして3つ目の願いもね。


多喜子は2つしか願いを叶えず死んでしまったから、最後の願いはどうなるんだろうと思っていたらですよ!3つ目の願いは、巫女ではなく、民からの祈りでした。
『生命の水よ。風を孕み、再び二ふたりを大地に。何処の時代でも世界でもいい。ふたりが再び巡り逢い、二度と離れないように』
そして生まれ変わり、再び出会う2人の姿。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


悲恋だけども幸せを感じました。こういう結末も素敵!
少女漫画は基本的に読まないけど、これは久々によかったと思える漫画です!おすすめ!