クラスメートが「涼宮ハルヒの消失見たよ」と言っていた。
涼宮ハルヒが生まれてから何年立つだろう。
自分がラノベに引き込まれたのはきっと「涼宮ハルヒの憂鬱」の購入が大きかっただろう。
なぜなら初めて「涼宮ハルヒの憂鬱」を手に取ったときのことを、どのラノベよりもはっきりと覚えているからだ。
アニメ化する前の話だ、何か惹かれるものがあったのだろう。
結果、自分の人生を少し変えてしまったに違いない───。
今の生活は楽しくないわけじゃない。
でもラノベを読み始めたあのときは、人生がとても幸せなものに感じていた。
きっと、今の何倍も。
別にアンニュイになるわけじゃない。
でも思い出すと、とても懐かしい気持ちになる。
「涼宮ハルヒシリーズ」以外にも「キノの旅」もそうだ。
「灼眼のシャナ」だってそうだ。
「ムシウタ」もそうだ。
当時初めて見る輝く物語たちは自分をとても幸せな気持ちにした。
ずっとその気持ちを忘れていた。
今の自分はちょっと余裕が無さすぎるかもしれない。
最近自分の中にあるモヤモヤしたこの気持ちは、それが原因なのかもしれない。
ずっと部屋に飾ってあるだけのラノベ。
久々に読み返してみようかな。
───「涼宮ハルヒの憂鬱」のカラーページにある懐かしい絵は、やっぱり自分を幸せな気持ちにした。