日時:2026年2月21日

会場:サントリーホール

指揮:高関健

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(コンマス:戸澤哲夫)

B席12,000円(3/31とのセット価格) 2F LA-20番台

 

 <木管トップ>
フルート:多久和怜子
オーボエ:本多啓佑
クラリネット:山口真由
ファゴット:坪井隆明(新日本フィル)

<金管トップ>
ホルン:谷あかね
トランペット:松木亜希
トロンボーン:佐藤洋樹

 

50周年記念特別演奏会 マーラー交響曲第6番「悲劇的」

 

マーラー 交響曲第6番・イ短調「悲劇的」

 

なんと、今日が今年の初プロオケとなります。

しかも、ノット=東響の11/23以来なので2ヶ月半ぶりです。でもそんなに間隔開いたかなという感じです。

 

今日のシティフィルは何と16型(対向)。高関さんによると112名のメンバーがステージに上がっていたそうです。これは期待が高まります。

 

出だしはプロオケが久しぶりなこともあってか、ベースがズンズンと響いていい感じでした。

ただ、そこからなかなか曲に入り込むことができませんでした。なんだろう、何か譜面を追っているように聴こえるというのか熱量を感じることができず。時折、谷さんのホルンのソロがいいなぁとかは思うのですが、私の心のスイッチが入りません。マーラーの6番は好きな曲ですし、演奏自体は上手だったんですが。曲が始まる前の期待感と裏腹に第3楽章まではこんな感じでモヤモヤしながら曲が進行していきました。

そして、終楽章の冒頭でハープの音が素敵にボロボロリーンっと鳴って、ようやく私の心のスイッチが入りました。谷さんのホルンのソロにますます磨きがかかってうっとりし、ホルン8+1本の強奏がインパクトを与え、他の金管も爆裂感はないものの安定感のある音を響かせてくれました。

木管は誰がすごいというのはないのですが手堅い演奏。

弦はうまくまとまっていましたが、シティフィルならもう少しエネルギッシュに演奏してくれてもよかったかなと感じました。

そして、マーラーの6番といえばハンマー。これはなかなかの迫力でした。台座が浮き上がるほどの激しさで見ていて爽快でした。振り下ろしはスタンダードな2回バージョン。

全体的にすごくまとまりのある演奏だったと思うのですが、もう少し弾けた感じが欲しかったかな。それでもフィナーレ直前の盛り上がりは凄まじいものがありました。あの音が聴ければ満足ですね。

ラストはしっとりと余韻に浸りたかったのですが、どこかのアホが拍手を始めてがっかり。クラシック初心者が来るような曲目ではないと思うんですけどね。

それにしても、谷さんのホルンは見事でした。カーテンコールの時もダントツで大きな拍手をもらっていました。何で首席に上げないんですかね。いつもシティフィルを聴くと思うのですが、今日は一層その気持ちを強く持ちました。とこかのオケに引き抜かれたらどうするんだろう。

 

今日のお客さんの入りは8割ほどだったでしょうか。Pブロックや2Fセンターの後ろ半分はスカスカ。満席になってもいいのにと思ったのですが、ちょっと意外でした。久しぶりの寒い雨で足が向かなかったのか。シティフィルにしてはお値段が高かったためか。1回券は3月の「復活」と同じ金額設定のようなので、それに比べると割高感は確かに否めないか。