押し目か?転換点か?
以前、swing-trade
さんから、押し目と転換期の見分け方
について、質問のコメントをいただきました。
私は基本的に逆張りで買いを入れますので、買う場合は押し目で買う事が多いです。
しかし、買った時が押し目だったのか、下降トレンド入りしていたのかは、しばらく経ってからでないと分かりません。(当たり前ですが。)
私は、それを見分ける方法として、この本に書いてある事を実践しています。
- 著者: 林 輝太郎
- タイトル: 定本 酒田罫線法
初版が1991年12月24日ということで、当時と今とでは、相場の環境がずいぶん違います。 - しかし、基本的な考え方は、今のネット証券全盛期でも通用するものだと思っています。
誤解が生ずるといけませんので、詳しくは書きません。
(出し惜しみするわけではありませんのであしからず。本全体の流れの中の一部の文章だけを紹介しても、おそらく意味不明なものになってしまいますので。)
この本で、上昇相場での押し目で、陰線新安値が何本出現したあと、反転したのかの統計が取られていました。
結果は、陰線新値3本までが、およそ85%でした。
裏を返せば、陰線新値が4本以上出て、そこから反転する確率は、およそ15%という事になります。
あくまで、過去の統計ということですが、かなり参考になると思います。
ということで、私は陰線新値3本目までが買い、5本をつけたら損切り、というルールを作りました。
(作っただけで、なかなか守られませんが・・・。)
この本を読んだあと、私は最近の相場での統計を取ってみよう、と思いチャレンジしかかったのですが、すぐに断念してしまいました。(根性なしです。)
どなたか根性のある方、チャレンジしてみてください。
今日書いた文章で、私の買い手法が分かる方は、おそらくいない(だったら書くなとお叱りを受けそうですが)と思いますので、また今度、実際私が買いを入れたときの状況を再現してみたいと思います。
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