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The Magellan

Poetry Magazine Magellan 発行人のブログ

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こころとは

なんと欲張りなのだろう

距離が縮まれば縮まるほど

淋しさがつのってくる

まして、きみの固い表情を目にすると

ぼくは再び圏外のひとになったように

電波も念波も届かない領空を仰いでいる
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空がざわめき

何億光年もの

ひかりの旅は終わる

あざやかな真夏の夜の寓話

あるいは

ふるえる指先の邂逅

きみの頭上には

まあたらしい満天の星が

やわらかな韻を踏んで立ち上がる
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耳を澄ますと

8月の風が

古寺の庭の

ひとひらの花片を響かせる

あでやかに

焚かれた香は

新しいひかりを連れてきて

きみの記憶の鉱石を

軽やかに盗みだしていく

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数日前に携帯電話の液晶画面が突然見えなくなり、久しぶりのブログアップとなります。

相変わらず仕事が忙しく、なかなかお休みがとれません。

しかしながら、最近、少しずつですが睡眠時間を確保でき、擬似不眠症?の状態から脱却しつつあります。

いくつもの体内時間をくぐりぬけて、季節はもう秋なのでしょうか?

しかし、実態は本物の秋ではなく、梅雨のような嫌なお天気が続き、とりわけ被災地での豪雨が気になります。

不調な時こそ、想像力を豊かにしたい。現実に狼狽せず、夢や希望を諦めないで、とにかく前に進む。

結果として進行距離がマイナスであったとしても大いなる一歩を人生の海図に刻んでいく。それが生きている証なのだから。
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なつがうたう
なつがうたう

そこにいるだれかがおもいだすから

たとえば花
たとえば花火

いっときみたされて

こころによろこびがみちて

なつがおわる
なつがおわる

そこにいるだれかがかえるというから