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The Magellan

Poetry Magazine Magellan 発行人のブログ


だめだとわかっていても

何回でも

問いかけた

あの日の空に

きみはどこにいるのかと


そして雪

すべてが透きとおり

哀しみの波形模様が

きみのいない街で

揺れている


いよいよ雪

そしてまるで私の心象風景のような空

美しいとか
悲しいとかを超えて

今年は得たものよりも失ったものが多かったかもしれない

それでも一番輝いていたときを忘れないように

きみのいないまちを見上げる






影のない冬の時間が

急に透きとおっていく

きみは誰をずっと待っているの

街路樹の隙間から抜けていく

不自然に美しい記憶だけを

今はたよりにして





フランスから帰国。

年間を通じ、ほとんどが晴天の港町。

さて、ここはどこでしょう?