皆さんはバーゲンは好きですか?
一般に女性はバーゲンが好きですが、男性はやはり見栄っ張りな人が多い
せいか、あまりバーゲンの会場で必死になって商品を漁っている姿はみか
けません。

バーゲンは、英語ではbargainとつづり、格安物や見
切物などの意味で使われていますが、本来の意味は
「契約」ということでした。「契約」という意味から
「約束ずみのもの」、つまり「買物」という意味になり、
goodbargainで「安い買物」という意味になりました。

中世の英語ではbargaynで、ゲルマン語系のものともいわれていますが,はっきり
した語源はわからないようです。 「安い」といえばcheapという語がありますが、
この語は古くはchepとかcheep(買物)といって名詞で使われており、ドイツ語の
Kaufと同語源のものです。

本来、 good cheapで「良い買物」ということから「安い」という意味に使われ
ましたが、後にいつの間にかgoodが落ちてcheapだけで「安い」という意味にな
ってしまったらしいです。フランス語では今日でも「安い」という意味を表す形
容詞がなく, bon marche (良い買物)を「安い」という意味に使っています。
実際のところ、バーゲンといっても、本当のgood cheapをしたいものですね。

バーゲンと言えば、ブランドでしょうか?女性の中にはブランドのカバンや洋服
が好きな人もいると思いますが、もともとの意味はちょっと違いました。

brand (ブランド)の語源は、焼印を押す意味の「Burned」で、自分の家畜と
他人の家畜を間違えないよう、焼き印を押して区別していたことから、商標や銘
柄などの意味を持つ「brand(ブランド)」という言葉が生まれました。また、
家畜に押す焼印の「Burned」は、罪人の地肌に刑罰として焼印を押していた「烙
印」に由来します。


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「ハンカチ王子」こと、斎藤佑樹選手は甲子園で活躍し、早稲田大学に進学した現在も人気は衰えませんね。本当にさわやかですよね~。

ハンカチと言えば、多くのアメリカ人は手を拭いたり乾かしたりする時はペーパータオルやハンドドライヤーを使い、ほとんどハンカチを使いません。リサイクル王国であると同時に大量消費王国であることを物語っているといえます。

ハンカチは、英語「handkerchief(ハンカチーフ)」の略ですが、その語源はなんでしょう。「handkerchief」の「hand」は「手」、「kerchief」は女性が髪おさえに被る布のことで、手を拭く・手に持つ「kerchief(カーチフ)」なので「ハンカチーフ(ハンカチ)」となりました。

首に巻くものは「neck(ネック)」が冠され、「neckerchief(ネッカチーフ)」と言います。ハンカチの語源となる「kerchief」は、古期フランス語で「couvre・cover(覆う)」+「chef(頭)」が語源で、15世紀頃にフランスの船乗りが、日除けのために被っていた麻布を持ち帰ったことがはじまりといわれています。

「布」つながりで、apron (エプロン)の語源も紹介しましょう。中期英語のエプロンは「napron」であったが、不定冠詞「a」の付いた「a napron」が「an apron」と誤解されて「apron」になりました。

「napron」の「nap」は、古期フランス語で「テーブルクロス」を意味する「nappe」、ラテン語で「ナプキン」を意味する「mappa」に由来します。


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今号の英文記事は、福田新首相を取り上げた New York Times の記事、"Veteran Lawmaker Chosen as Japan’s Prime Minister,"September 24, 2007(国会の重鎮が新しい日本の首相に)です。

TOEFLやTOEICの文法問題2問分程度=適切な読解時間は合計1分程度ですが、ここでは慌てる必要はありません。しっかり読むことを心がけてください。
特に、暗唱を取り入れるのはお勧め。具体的には(1)本文を読む→(2)語彙+読解の躓きの石+和訳で理解を深める→(3)本文を読む→(4)音読→(5)暗唱の要領でタックル(tackle)してみてください。本パッセージは短いですから、暗唱は全文行きましょう!

Mr. Fukuda, sometimes described as a foreign policy dove who has long
emphasized the importance of building strong ties with China and the rest of Asia, represents a break from the nationalist Mr. Abe and his predecessor, Junichiro Koizumi. At home, analysts say, Mr. Fukuda will be pressed to slow down the political and economic reforms undertaken by Mr. Koizumi that had angered the party’s base.(66 words)

<語彙>
describe:~と評されている, a foreign policy dove:外交政策におけるハト派,
emphasize:強調する, represent:象徴する/代表する, nationalist:民族主義者, predecessor:前任者, at home:国内の, be pressed to ~:~することを強いられる(ビジネス英語でも、If ( I were ) pressed to say, I prefer Ai Otsuka to Ayaka.「強いて言えば、絢香さんより大塚愛さんが好きだ」という具合によく使われます), reform:改革, undertake:着手する/引き受ける, anger:~を怒らせる, the party’s base:政党の支持母体/政党の地盤

<読解の躓きの石>
"sometimes described as a foreign policy dove・・・・with China and the rest of
Asia"は「カンマ」で囲まれていることでもわかる通り、全体でMr. Fukudaを修飾する挿入句
と言えます。

ただし、例えば、この箇所が "Mr. Fukuda, a foreign policy dove who has long
emphasized the importance of building strong ties with China and the rest of Asia"となっていれば、この挿入句は単純に、Mr. Fukudaを別の言葉で言い換えている「同格の名詞句」なのですが、本文では"sometimes described as a foreign
policy dove・・・・"という動詞が絡んだ形になっている。これを文法的にはどう理解すればよいでしょうか。

そうです。一番無難な理解は分詞構文と考えることです。つまり、"being sometimes described as a foreign policy dove・・・・"という受動態の分詞構文と考えること。

動詞の過去分詞をVppで表せば、受動態の分詞構文(Being +Vpp~)では、主節と分詞構文の意味上の主語が「同一」の場合にはbeingは省略でき、よって、

"(being) sometimes described as a foreign policy dove・・・・"になっている。そう考えればよい。そして、分詞構文の意味は多岐にわたるのですが、本文の分詞構文の意味は、(1)並行して生起している事実の叙述、(2)主節で述べられている内容の理由の説明と考えればよいと思います。同格の名詞句と分詞構文との形式的と意味的な違いを次の例文で確認してみてください。

(同格の名詞句の挿入)Mr. Fukuda, a son of an ex-prime minister, represents a break from Mr. Abe.【福田氏、元首相の子息である福田氏は安倍氏との断絶の象徴である】

(分詞構文の挿入)Mr. Fukuda, (being) well known as a son of an ex-prime minister, has a great influence on the ruling party. 【福田氏は、元首相の子息としてとても有名なので、福田氏は与党内部で隠然たる影響力を持っている】

<和訳>
Mr. Fukuda, sometimes described as a foreign policy dove who has long
emphasized the importance of building strong ties with China and the rest of Asia, represents a break from the nationalist Mr. Abe and his predecessor, Junichiro Koizumi. At home, analysts say, Mr. Fukuda will be pressed to slow down the political and economic reforms undertaken by Mr. Koizumi that had angered the party’s base.

福田氏は、外交政策としては中国その他のアジア諸国との間で強い連携を構築することこそ重要だと主張するハト派として有名であり、そういうこともあって、彼は(福田氏が首相になることは)安倍氏やその前任者の小泉純一郎氏という民族主義者との断絶を象徴している。日本国内では、福田氏は、小泉氏が着手し、また、それにより自民党の支持基盤を激怒させてきた政治および経済の改革を抑制せざるをえなくなるだろうと専門家は予想している。



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