あけましておめでとうございます。


年末年始どどどーっと記事アップする予定が忙しくて無理でした。


さて、前回の続き。


診察室へ入ると、プレイコーナーに一直線の息子さんですが、先生は元気だねーとニコニコ。


親は滝汗こんな顔ですがね、そりゃあねぇ。


親の声掛けにも反応せず、周囲を見渡しキラキラした瞳の息子さん。


同席している保健師さんらしき女性に愛想ふりまく。


そして先生のデスクをぺたぺた触りイタズラ。


先生は止めることはなく、様子をうかがっている感じ。

まず、初診の問診票を見ながらお話。


親として心配しているのは、これまでの行動や症状から自閉症、多動症など何かしらの発達障害ではないか。もしくは、チックではないかどうか。



チックだとなぜ思うか→ざっくり言えばビートたけしさんの様な動きを呈している。証拠動画も合わせて見せる。


ほか心配行動は?→手をヒラヒラ、足をくいくい、頭ブンブンとヘッドバンギング、親から目を合わせにいくと逸らされる、変な形の指差しをする、発語がない(”ばぁ”のみ)、人見知りしないand誰にでも寄っていく、親から離れても平気で公園では振り返らずどっかに消えていく、模倣はほぼしない、壁や床に頭を打ち付ける、手をヒラヒラしながら喃語を演説のように話だし止まらない、等‥


先生は息子に話しかける、こんにちは!


もちろん発語ないので、息子はスルー。


すっと先生の前から立ち去り、プレイコーナーを漁り、また戻ってきて、今度は先生のデスクにある社印などの印鑑各種を奪い取る、机の角に頭ぶつけ泣く、先生の胸ポケットにあるペンを取ろうとする、ネームタグをむしり取ろうとする。


ゲロー滝汗笑い泣きチーンチーンチーンチーン


こっちきて、ほら、先生お話あるって!と声掛けても振り向きもせず、、


今度は椅子の上に乗って、例の手をヒラヒラしながら喃語の演説をスタート。


先生は、ああこれねー。常同っぽいねーと。


やっぱりかータラーそんな気がしてたよ。常同行動って、あれだもんね、自閉症に多いやつ。


一気に心拍数が上がる母。


じゃあ、足のくねくねした動きもですかね?


動画を再確認すると、あーこれはワザとやってるね。随意運動だね。と先生。


ほお?何か違いでも?よく分からないけどこっちに関しては病的ではなさそう??


ちょっと診察しようか。お子さん見せて。


ちょっと来て!と息子を呼ぶと、遊びのつもりでダダダーっと歩み寄ってきたので、逃げられる前にガチっと掴み抱っこして膝上に載せる。


先生はバネがついたようなトンカチみたいな器具を息子の耳元で動かしてみる、息子は顔を背ける。


今度はその器具で足裏などをマッサージしてみる、息子は微動だにせず。


そして一言。


うん、多動ではないね。


え?ポーンポーンポーン


ふつうね、多動の子は過敏な子が多いのよ、それでこの器具で診察するとくすぐったくてじっとしてられないの。


それに本当の多動は膝上でじっと診察なんてできないからね。


じゃあ、この子は、、、?


文字オーバーになったので、続きはまたパー