
「ガイコツ書店員本田さん」を読んでいて思ったんですが、本に関係する仕事って結局整理につきるんですねえ。
私、小さいころから本が好きだったので、もちろん書店員もやってみたかった。しかし、書店員は人気のアルバイトという噂だったし、近くで募集もしていなかったし、何より学校の授業やら部活やらがそこそこ大変で、毎日のようにアルバイトするというのが難しかった。
そして、大学で教員免許と司書の免許の授業が重なり、司書免許を取り損ねた。ついでにいうと学芸員もとりそびれた。今から思えば教師になる気はかけらもなかったんだから、司書か学芸員をとっておけばよかった(ちなみに「ミュージアムの女」もお気に入りのマンガだ)。
まあ、そんなわけで卒業後、編集者になったわけなんですが、書店員に対するあこがれは残っていた。
で、ガイコツ書店員本田さんである。
店員であるので、もちろん、接客も仕事のうちである。しかし、書店である。大事な仕事として、本の片付けがあるわけだ。
客に手にとってもらいやすい配置を考え、売れない本を泣く泣くはずし、新しく発行され入荷される大量の本を並べる。その作業に終わりというものはない。
なるほど。
私が唯一経験した本に関係する仕事である編集は、もちろん著者や印刷所とのやりとりもあるわけだが、多くを占めるのは原稿の整理である(注・大手企業は校正と編集はわかれていたりする)。文を直し、体裁を整え、著者が言いたいことを読者が読み取りやすくなるようにする。一冊でたら、また次の整理が待っている。
司書も間違いなく同じだ。もう毎日永遠に本を片付けているはずだ。閲覧者の見た本を片付け、返却された本を片付け、古い本を処分したり置き場所を替えたり、新しく入った本を片付け。そもそも図書館「学」になってるわけで、どう整理すべきかのプロなわけだ。
そう考えると、本に関係する仕事というのは整理につきるんだな~と。
いや、なんか、今は編集の仕事から離れてるんですが、今の仕事の3年の派遣期間が終わったら、次どうするか、と思っていて。
あの、魅力的な賽の河原の石積みをもう一度やりたいような。
うん、そうですね、もう少し時間はあるから、いろいろ考えてみますです。